ボロブドゥール遺跡周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ジョグジャカルタへ<br />昼食が終わると、再びバスに乗ってデンパサ−ルの空港へ。今度は国内線でジョグジャカルタへ飛行する。午後1時発の飛行便は1時間10分の空の旅で、退屈する間もなくあっという間に到着。ここはバリ島との時差が1時間あり、時計の針を1時間遅らせる。だから、ここでは出発時間とあまり変わらないことになる。日本時間だとマイナス2時間の時差になる。空港には現地ガイドさんが出迎え、バスに乗ってそのままボロブド−ル遺跡観光へと向かう。 <br /> <br />ジョグジャの町<br />ここジョグジャカルタは細長いジャワ島の中部ジャワ州に位置し、人口約65万の日本で言えば京都に当たるインドネシアの古都である。独立戦争(1945年〜1949年)の時、インドネシア共和国の首都となり、現在はインドネシア州と同等の位置を有する特別州になっている。ジョグジャカルタの名は、ンガヨクヨカルト・ハディニンクラットを略したもので、その名は第二次世界大戦前、自治イスラム君主国として知られていた。ボロブド−ル観光の拠点の町でもあり、バティック(ジャワ更紗)の本場でもある。また、影絵芝居、ジャワ舞踊、アンティ−クなどがあり、古い文化と新しい文化が融合したこの街は、ジャワの文化・伝統の中心となっている。<br /> <br /><br />高床式のバス<br />こぢんまりとしたジョグジャ(ジョグジャカルタの省略語)の空港を後にするとバスは、市内の混雑した道路を上手に泳ぎながら走って行く。とにかく車が多く、それに無数のバイクが入り乱れて走るのだから大変。ここを走るのにはかなりのドライブテクニックが必要のようだ。この地では、レンタカ−は借りないほうが無難。これでは事故を起こさない方が不思議なほどである。<br /> <br /><br />道路はすごい混雑<br /><br />それに当地のバスは床が高く、そのためステップも高くて乗降が困難である。乗る時は取っ手をしっかり握り、大きく股を開いてステップに足をかけ“よいこらしょっ”と勢いをつけて上りあがる。降りる時は、細いステップに足を乗せ、踏み外さないように慎重に降りる。こんな風だから、ご婦人方は大変だろう。また、車内も注意が必要だ。というのは、平面のはずの床に窪みの段差がついている。だから、それに気づかず歩いていると、思わずドスンと足を取られることになる。<br /> <br /><br />そして今度は、天井が問題だ。床は高いのに天井は普通の高さのままなのだ。だから、注意しないと座る時にいやというほど上棚に頭をぶっつけてしまう。なにせ、日本のバスの感覚でいるものだから、当地のバスの車内感覚に合わないのである。注意はしているのに、何度頭を棚にぶっつけたかしれない。なぜこんなに床が高いのかを尋ねてみると、当地では水害が多いらしく、その際に水没しないようにするためだという。<br /> <br /><br />ボロブドール到着<br />こうしてバスは大混雑の大通りを押し合いへし合いしながら走り続ける。やっと市中を抜け、郊外へ出ると車は少なくなり、快適な走行を続ける。1時間半ほど走ったのだろうか? やがて広大な公園地域に入って行く。ガイドさんの案内で右側の窓越しに遠くを眺めると、森の木陰の間に一瞬ちらりと石積みの黒っぽい塊が見える。これが目指すボロブド−ルなのだ! <br /><br /><br />ビデオで事前学習<br />バスは公園を回り込んでその一角に停車する。下車すると、公園内に設けられた瀟洒なレストハウスに案内される。そこで一休みすると、今度はこの一角にあるビデオの上映室に案内され、そこで20分ほどビデオによるボロブド−ル遺跡の日本語ガイド説明を視聴する。これはなかなかよく作成されており、回廊の壁面に彫り込まれた釈迦誕生から生涯を閉じるまでのレリ−フ物語を実物画像の上に着色したりして分かりやすく解説している。また、戒めを示す譬え話のレリ−フについても同様の方法で解説している。これは遺跡見物の事前予備知識としてなかなか有効なビデオである。<br /> <br /><br />こうして若干の予備知識を仕入れると、いざ出発である。よく整備された公園の広々としたガ−デンを歩き始めると、遠く向こうの木陰の間に階段状の黒ずんだ遺跡が少しずつ姿を現わし始める。初めてのご対面である。感動がじわ〜っと身体の奥底からわいてくる。世界3大仏教遺跡の一つであるボロブド−ルが目の前にある。アンコ−ルワットやミャンマ−のバガン遺跡はまだ見たことないが、とにかくこれらと肩を並べる世界的仏教遺跡なのだ。不信心ながら一介の仏教徒としては、心動かされるものがある。その姿は、ちょっとしたミニ・ピラミッドの感じである。<br /> <br /><br />遺跡の発見<br />この世界最古といわれる遺跡が発見されたのは1814年、その後20年をかけて発掘され、その全貌が現れたのは1835年であったとされる。この遺跡の正面遠くに見えるメラピ−火山の泥流によってジャングルの中に埋没していたのが、その一部を一農民が発見した。この噂をもとに英国の植民地行政官ト−マス・スタンフォ−ド・ラッフルズが、オランダ人技師コルネリウスに調査を命じ、その結果ボロブドゥ−ルであることが確認されたのである。こうして、千年の長い眠りからやっと覚めたのである。<br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )

インドネシア:ボロブドゥール観光

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2004/09/30 - 2004/09/30

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yasyas

yasyasさん

ジョグジャカルタへ
昼食が終わると、再びバスに乗ってデンパサ−ルの空港へ。今度は国内線でジョグジャカルタへ飛行する。午後1時発の飛行便は1時間10分の空の旅で、退屈する間もなくあっという間に到着。ここはバリ島との時差が1時間あり、時計の針を1時間遅らせる。だから、ここでは出発時間とあまり変わらないことになる。日本時間だとマイナス2時間の時差になる。空港には現地ガイドさんが出迎え、バスに乗ってそのままボロブド−ル遺跡観光へと向かう。 
 
ジョグジャの町
ここジョグジャカルタは細長いジャワ島の中部ジャワ州に位置し、人口約65万の日本で言えば京都に当たるインドネシアの古都である。独立戦争(1945年〜1949年)の時、インドネシア共和国の首都となり、現在はインドネシア州と同等の位置を有する特別州になっている。ジョグジャカルタの名は、ンガヨクヨカルト・ハディニンクラットを略したもので、その名は第二次世界大戦前、自治イスラム君主国として知られていた。ボロブド−ル観光の拠点の町でもあり、バティック(ジャワ更紗)の本場でもある。また、影絵芝居、ジャワ舞踊、アンティ−クなどがあり、古い文化と新しい文化が融合したこの街は、ジャワの文化・伝統の中心となっている。
 

高床式のバス
こぢんまりとしたジョグジャ(ジョグジャカルタの省略語)の空港を後にするとバスは、市内の混雑した道路を上手に泳ぎながら走って行く。とにかく車が多く、それに無数のバイクが入り乱れて走るのだから大変。ここを走るのにはかなりのドライブテクニックが必要のようだ。この地では、レンタカ−は借りないほうが無難。これでは事故を起こさない方が不思議なほどである。
 

道路はすごい混雑

それに当地のバスは床が高く、そのためステップも高くて乗降が困難である。乗る時は取っ手をしっかり握り、大きく股を開いてステップに足をかけ“よいこらしょっ”と勢いをつけて上りあがる。降りる時は、細いステップに足を乗せ、踏み外さないように慎重に降りる。こんな風だから、ご婦人方は大変だろう。また、車内も注意が必要だ。というのは、平面のはずの床に窪みの段差がついている。だから、それに気づかず歩いていると、思わずドスンと足を取られることになる。
 

そして今度は、天井が問題だ。床は高いのに天井は普通の高さのままなのだ。だから、注意しないと座る時にいやというほど上棚に頭をぶっつけてしまう。なにせ、日本のバスの感覚でいるものだから、当地のバスの車内感覚に合わないのである。注意はしているのに、何度頭を棚にぶっつけたかしれない。なぜこんなに床が高いのかを尋ねてみると、当地では水害が多いらしく、その際に水没しないようにするためだという。
 

ボロブドール到着
こうしてバスは大混雑の大通りを押し合いへし合いしながら走り続ける。やっと市中を抜け、郊外へ出ると車は少なくなり、快適な走行を続ける。1時間半ほど走ったのだろうか? やがて広大な公園地域に入って行く。ガイドさんの案内で右側の窓越しに遠くを眺めると、森の木陰の間に一瞬ちらりと石積みの黒っぽい塊が見える。これが目指すボロブド−ルなのだ! 


ビデオで事前学習
バスは公園を回り込んでその一角に停車する。下車すると、公園内に設けられた瀟洒なレストハウスに案内される。そこで一休みすると、今度はこの一角にあるビデオの上映室に案内され、そこで20分ほどビデオによるボロブド−ル遺跡の日本語ガイド説明を視聴する。これはなかなかよく作成されており、回廊の壁面に彫り込まれた釈迦誕生から生涯を閉じるまでのレリ−フ物語を実物画像の上に着色したりして分かりやすく解説している。また、戒めを示す譬え話のレリ−フについても同様の方法で解説している。これは遺跡見物の事前予備知識としてなかなか有効なビデオである。
 

こうして若干の予備知識を仕入れると、いざ出発である。よく整備された公園の広々としたガ−デンを歩き始めると、遠く向こうの木陰の間に階段状の黒ずんだ遺跡が少しずつ姿を現わし始める。初めてのご対面である。感動がじわ〜っと身体の奥底からわいてくる。世界3大仏教遺跡の一つであるボロブド−ルが目の前にある。アンコ−ルワットやミャンマ−のバガン遺跡はまだ見たことないが、とにかくこれらと肩を並べる世界的仏教遺跡なのだ。不信心ながら一介の仏教徒としては、心動かされるものがある。その姿は、ちょっとしたミニ・ピラミッドの感じである。
 

遺跡の発見
この世界最古といわれる遺跡が発見されたのは1814年、その後20年をかけて発掘され、その全貌が現れたのは1835年であったとされる。この遺跡の正面遠くに見えるメラピ−火山の泥流によってジャングルの中に埋没していたのが、その一部を一農民が発見した。この噂をもとに英国の植民地行政官ト−マス・スタンフォ−ド・ラッフルズが、オランダ人技師コルネリウスに調査を命じ、その結果ボロブドゥ−ルであることが確認されたのである。こうして、千年の長い眠りからやっと覚めたのである。

(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
社員・団体旅行
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 逆光に映えるボロブドールの全景

    逆光に映えるボロブドールの全景

  • ビーチラインが美しい広々としたクタビーチ(右側)<br />

    ビーチラインが美しい広々としたクタビーチ(右側)

  • 朝の静かなひととき(左側)<br /><br />

    朝の静かなひととき(左側)

  • こぢんまりとしたジョグジャカルタの空港<br />

    こぢんまりとしたジョグジャカルタの空港

  • 道路はすごい混雑<br />

    道路はすごい混雑

  • 公園側から見たボロブドールの遠景<br />

    公園側から見たボロブドールの遠景

  • 長い階段を上っていく<br />

    長い階段を上っていく

  • ボロブドールの上空写真<br />

    ボロブドールの上空写真

  • オリジナル基壇の一部が露出させてある<br /><br />

    オリジナル基壇の一部が露出させてある

  • オリジナル基壇を覆っていた石材<br />

    オリジナル基壇を覆っていた石材

  • 釈迦の生涯を描いたレリーフの数々。<br />いちいち説明を受けたのだが、残念ながらどれがどれなのか失念してしまった。<br /><br />以下同様。<br />

    釈迦の生涯を描いたレリーフの数々。
    いちいち説明を受けたのだが、残念ながらどれがどれなのか失念してしまった。

    以下同様。

  • 第一回廊の壁面レリーフ。上段は釈迦の生涯、下段は喩え話が描かれている。<br /><br />

    第一回廊の壁面レリーフ。上段は釈迦の生涯、下段は喩え話が描かれている。

  • 過去の災いを飲み込むというカーラ<br />

    過去の災いを飲み込むというカーラ

  • 釣鐘型のストゥーパが並ぶ円形基壇。3段目ストーゥパの切り窓が四角になっているのが見える。その最上段の中心には窓のない大ストゥーパが立つ。<br />

    釣鐘型のストゥーパが並ぶ円形基壇。3段目ストーゥパの切り窓が四角になっているのが見える。その最上段の中心には窓のない大ストゥーパが立つ。

  • 円形基壇の回廊

    円形基壇の回廊

  • 涅槃像に似た山並み。左側が顔の部分で、その右側に胸が続く。

    涅槃像に似た山並み。左側が顔の部分で、その右側に胸が続く。

  • 最上段より眺めた周囲のパノラマ景観。右手前方にはメラピー火山あるのだが霞んで見えない。

    最上段より眺めた周囲のパノラマ景観。右手前方にはメラピー火山あるのだが霞んで見えない。

  • 幸福の仏像の横顔<br />

    幸福の仏像の横顔

  • 同上、正面の顔。<br />

    同上、正面の顔。

  • 広い境内に鎮座するムンドゥッ寺院<br />

    広い境内に鎮座するムンドゥッ寺院

  • 最高傑作とされる三尊像の一つ、如来像。<br /> 高さ3メートル<br /><br />

    最高傑作とされる三尊像の一つ、如来像。
     高さ3メートル

  • 境内に茂る菩提樹の大木<br /><br />

    境内に茂る菩提樹の大木

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