![モ−レア島観光<br /> <br />タヒチの旅5日目。夢の旅もだんだんと終わりに近づいてくる。今日は、あのミュ−ジカル「南太平洋」で有名なバリハイ山のあるモ−レア島の観光に出かける。ボラボラ島行きの途中で機上から眺めたモ−レア島は、起伏に富んだ山並みのある島なので、どんな光景を見せてくれるのか楽しみだ。8時前に迎えに来るというので、6時に起床して準備する。<br /> <br /><br />食堂の風景<br />身仕度を整えて1階の食堂に行くと、ここも素晴らしい雰囲気のダイニングル−ムである。プ−ルのある庭園に向かって、窓も何もないオ−プンのテラスになっているのだ。もちろん天井はあるのだが、庭園側の窓がすっぽりとなく、そのまま庭園に通じている。だから、とても開放的な気分になれて気持ちが良い。ところが、ここでは珍しい光景が見られる。ボラボラのホテルではエサに群がる小魚たちが見られたのだが、ここではそれに代わって今度は小鳥たちの来訪である。<br /> <br /><br />なにせ、オ−プンになっているから、山と積まれたこの食堂の食物が彼らの絶好のエサになるというわけだ。だから、自由に飛来しては、勝手に食物の上を歩き回りながらついばむわけだ。ホテル側もちゃんと心得ていて、その防御策として食物の上にはすべてナプキンを被せている。それでも彼らは嘴を隙間から差し入れようと懸命である。スタッフも毎度のことなので、追い払うでもなく無関心を決め込んでいる。<br /> <br /><br />そんなのどかで心なごむ光景を目にしながら、ナプキンをめくっては好みの食べ物を皿に盛っていく。ここもボラボラのホテル同様、豪華な食べ物がそろって見事である。目の前に広がるトロピカル風庭園の様子を眺めながら、朝食のひとときをゆっくりと堪能する。ここもボラボラと同系統のホテルだが、いずれも建物のレイアウトや設計など、なかなかのものである。また、高級ホテルだけあって、設備もゴ−ジャスである。タヒチのバカンスをのんびりと過ごすには、おあつらえ向きであろう。<br /> <br /><br />モーレア島へ<br />朝食を済ませて玄関ロビ−で待っていると、約束の時間に迎えの車がやって来る。それに飛び乗って港へ向かう。車で賑わう早朝の道路を突っ走ること30分、到着したのは昨夜ルロットが開かれていたすぐ隣の波止場で、そこからモ−レア島行きの高速フェリ−が発着している。シャワ−があったのか、地面には水溜りができている。雲が多いようだが、天候は大丈夫だろうか。参加者は私一人だけで、そのための送迎とは恐縮である。<br /> <br /><br />チケットを手渡され、見晴らしのきく2階のキャビンへ上って行く。この時間のモ−レア行き乗客は少ない。9時15分に桟橋を離れた高速フェリ−は、ゆっくりと向きを変えて港を後にする。少し沖合に出るのを待ってパペ−テ港の全景を撮影する。目の前には左右穏やかに海岸線に向けて裾野を引く斜面が広がっており、その海沿いにパペ−テの中心街が開けている。波静かな港には帆船やクル−ザ−が停泊しており、港の風景にアクセントをつけている。こうして見ると、ダウンタウンだけにビルや民家も多く、山の斜面にまで広がって建っている。<br /> <br /><br />到着した初日の朝、空港からその姿を遠望したように、モ−レア島はここから18kmの至近距離にある隣り合う島で、天気さえ良ければその美しいシルエットをいつでも見せてくれる。画家ゴ−ギャンは、この島を「古城のようだ」と言ったそうだが、1000mを超える山々がそびえ重なる島の景観は、いろんな角度から印象的なシ−ンを観賞させてくれる。高速船で30分足らず走ると、そんな素敵な憧れの島が次第にクロ−ズアップされてくる。間もなく到着だ。<br /> <br /><br />島内観光<br />接岸して下船すると、通路に出迎えのプラカ−ドを持った人たちが並び、車が雑然と並んで混雑している。私の名前がないかと探すが、どこにも見当たらない。おかしいなあと不審に思いながらしばらく待っていると、若いタヒチアンが遅れてやてくる。彼が出迎えたのは、老フランス人夫妻とアイルランドからやって来たという若いカップル、それに私の5人である。彼らは他の旅行社から参加したのだろう。ガイド兼ドライバ−の彼はフランス語と英語を話す。 <br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )<br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/54/64/650x_10546461.jpg?updated_at=1307336925)
2004/01/30 - 2004/01/30
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yasyasさん
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モ−レア島観光
タヒチの旅5日目。夢の旅もだんだんと終わりに近づいてくる。今日は、あのミュ−ジカル「南太平洋」で有名なバリハイ山のあるモ−レア島の観光に出かける。ボラボラ島行きの途中で機上から眺めたモ−レア島は、起伏に富んだ山並みのある島なので、どんな光景を見せてくれるのか楽しみだ。8時前に迎えに来るというので、6時に起床して準備する。
食堂の風景
身仕度を整えて1階の食堂に行くと、ここも素晴らしい雰囲気のダイニングル−ムである。プ−ルのある庭園に向かって、窓も何もないオ−プンのテラスになっているのだ。もちろん天井はあるのだが、庭園側の窓がすっぽりとなく、そのまま庭園に通じている。だから、とても開放的な気分になれて気持ちが良い。ところが、ここでは珍しい光景が見られる。ボラボラのホテルではエサに群がる小魚たちが見られたのだが、ここではそれに代わって今度は小鳥たちの来訪である。
なにせ、オ−プンになっているから、山と積まれたこの食堂の食物が彼らの絶好のエサになるというわけだ。だから、自由に飛来しては、勝手に食物の上を歩き回りながらついばむわけだ。ホテル側もちゃんと心得ていて、その防御策として食物の上にはすべてナプキンを被せている。それでも彼らは嘴を隙間から差し入れようと懸命である。スタッフも毎度のことなので、追い払うでもなく無関心を決め込んでいる。
そんなのどかで心なごむ光景を目にしながら、ナプキンをめくっては好みの食べ物を皿に盛っていく。ここもボラボラのホテル同様、豪華な食べ物がそろって見事である。目の前に広がるトロピカル風庭園の様子を眺めながら、朝食のひとときをゆっくりと堪能する。ここもボラボラと同系統のホテルだが、いずれも建物のレイアウトや設計など、なかなかのものである。また、高級ホテルだけあって、設備もゴ−ジャスである。タヒチのバカンスをのんびりと過ごすには、おあつらえ向きであろう。
モーレア島へ
朝食を済ませて玄関ロビ−で待っていると、約束の時間に迎えの車がやって来る。それに飛び乗って港へ向かう。車で賑わう早朝の道路を突っ走ること30分、到着したのは昨夜ルロットが開かれていたすぐ隣の波止場で、そこからモ−レア島行きの高速フェリ−が発着している。シャワ−があったのか、地面には水溜りができている。雲が多いようだが、天候は大丈夫だろうか。参加者は私一人だけで、そのための送迎とは恐縮である。
チケットを手渡され、見晴らしのきく2階のキャビンへ上って行く。この時間のモ−レア行き乗客は少ない。9時15分に桟橋を離れた高速フェリ−は、ゆっくりと向きを変えて港を後にする。少し沖合に出るのを待ってパペ−テ港の全景を撮影する。目の前には左右穏やかに海岸線に向けて裾野を引く斜面が広がっており、その海沿いにパペ−テの中心街が開けている。波静かな港には帆船やクル−ザ−が停泊しており、港の風景にアクセントをつけている。こうして見ると、ダウンタウンだけにビルや民家も多く、山の斜面にまで広がって建っている。
到着した初日の朝、空港からその姿を遠望したように、モ−レア島はここから18kmの至近距離にある隣り合う島で、天気さえ良ければその美しいシルエットをいつでも見せてくれる。画家ゴ−ギャンは、この島を「古城のようだ」と言ったそうだが、1000mを超える山々がそびえ重なる島の景観は、いろんな角度から印象的なシ−ンを観賞させてくれる。高速船で30分足らず走ると、そんな素敵な憧れの島が次第にクロ−ズアップされてくる。間もなく到着だ。
島内観光
接岸して下船すると、通路に出迎えのプラカ−ドを持った人たちが並び、車が雑然と並んで混雑している。私の名前がないかと探すが、どこにも見当たらない。おかしいなあと不審に思いながらしばらく待っていると、若いタヒチアンが遅れてやてくる。彼が出迎えたのは、老フランス人夫妻とアイルランドからやって来たという若いカップル、それに私の5人である。彼らは他の旅行社から参加したのだろう。ガイド兼ドライバ−の彼はフランス語と英語を話す。
(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベルベデール展望台から眺めるパノラマ大景観。左端はバリハイ山、中央の山がロツィ山、左の湾がオプノフ湾、右の湾がクック湾。
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郊外から中心街の波止場へ向かう道路の風景
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港の風景。海岸沿いにダウンタウンが広がる。
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トアテアの展望台からの眺望。向かいの島はタヒチ島。
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沿岸沿いに走る1周道路
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ある入江の風景。中央にポツンと突き立つのがバリハイ山(880m)。右手の雲に隠れるのはトヒエア山(1207m)。
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白亜に輝くカトリック教会
塔の間にバリハイ山が見える -
パンの木
大きな実がなっている -
この車で島内観光
横に立つのはドライバー -
このボートでイカダに向かう
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真珠養殖のイカダ
ネットに入った母貝がいっぱいぶら下がっている -
ティキ・ビレジの全景
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庭の隅に置かれた石像
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石のローラースケート
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石像の展示販売品
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タトーを彫っている
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羽飾りの置かれたベッド
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葉っぱで装飾品を作っている
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ゴーギャンの絵のイミテーション
これが彼の最初の妻の絵 -
壁の横たわる女性が2番目の妻の絵
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焚き火で石を熱している
ここで砂を被せ蒸し焼きに -
前菜のサラダ
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タヒチアン・ダンス
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これがマヒマヒ(日本名シイラ)
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ファイア・ダンス(外の人物)
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パレオのまとい方
腰巻き風 -
ズボン・スタイル
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前垂れ風
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ワンピース風
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ココナツの実を割っている
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草原から眺める大景観。中央に突起するのがバリハイ山(880m)
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ショッピングセンター
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モーレア飛行場のロビー
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搭乗したセスナ機
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モーレア島のラグーン
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タヒチ島とラグーン
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