2010/05/28 - 2010/06/04
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空飛ぶドクターさん
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【想い出のサンフランシスコ】
2010年5月末から約1週間サンフランシスコへ行って来ました。いつものAUA(米国泌尿器科学会)です。もう何度も参加しています。初めての時のような新鮮な驚きはありません。最近は自分の発表はないので、気楽に聞きに行くだけです。最近、私にとってアメリカはマンネリ気味で、第二の故郷のようで余り外国へ行った感じはありません。それでも毎回なにがしらの新しい発見があるので、やはり年に一度くらいは訪れたくなります。広い、多様性のある国ですから。しかも、日本と違い変化の早い国です。
アメリカには合計3年住みました。最初は1971年、AFS奨学生としての高校の一年間。場所はニューヨーク州でも、西の果てのど田舎です。ニューヨーク市からは何と車で8時間もかかります(つまり約800km)。ブドウ畑しかない田舎ですが、安全で典型的な古き良きアメリカの田舎町です。黒人は皆無でアングロ・サクソン中心にヨーロッパ系の白人ばかりの町です。NY州らしく、数件のプエルトリコ人の家族がいましたが。まさに、私の好きな英語表現、「in the middle of nowhere」です。名も無き田舎です。次に、医者になってから研究のため留学した1986年南西部の砂漠の町、ニューメキシコ州のアルバカーキです。はるかに都会ですが、名前どおりメキシコ系の多い、しかもインディアン(今ではネーティブ(原住)・アメリカンと呼ぶ)も多いユニークな町です。そして、1987年にはオハイオ州のシンシナティへ。ここは中西部の中堅都市です。でも、たぶん日本人にはあまり馴染みのない町です。堅実なドイツ系の町で、世界的企業の P&G(Proctor & Gamble)の本社があります。
でも、住んだことはなくても、ここサンフランシスコは私にとってアメリカの中でも特別な所です。最初の留学地はニューヨーク州でも、最初の訪問地はサンフランシスコでした。当時最新式のボーイング747(ジャンボ機)、JAL 002便でした。たぶん、この路線は最初の日米定期路線ですから、往復001便と002便です。当時、出発は羽田空港で、直行便はなくハワイのホノルル経由でした。初めて乗った飛行機がジャンボ機でした。嬉しくてたまりませんでした。当時、故郷、大分から東京までは当然の如く夜行列車でした。たぶん、これが今でも10時間以上のフライトが全然苦にならない私のルーツです。当時の日本航空のスチュワーデスはみな若く、美人で、優しいおねえさんたちでした。16〜18歳の我々AFS留学生は、3〜4日間のオリエンテーションのため、郊外の著名なスタンフォード大学の寮(夏休みで空いている)で過ごしました。カリフォルニアの青空の下、緑鮮やかなキャンパスはまさに夢に見たアメリカそのものでした。
アメリカの学会に行く時は、いつも欲張って相対的に近くの友達に会いにもう一カ所くらい訪れます。でも、今回は珍しくサンフランシスコだけなので、結構時間があり、学会の合間にゆっくりサンフランシスコ観光できました。何と言っても、サンフランシスコは観光地として有名です。もちろん、アメリカ人にとっても同じことで、ここで学会があると参加者は増えるそうです。一方、テキサス州のダラスなどでやると参加者は減るそうです。みな考えることは同じです。
【初日】
5月28日(金)出発ですが、今回は成田出発が17時10分なので、ゆっくりです。以前は早朝の1便のみで大変でしたが、やっと一日3増に増便された福岡から成田の昼間の便があります。今回は時差対策として、出発の時から到着地の現地時間を強く意識します。現地時間では、出発は真夜中の1時10分になります。到着は午前10時30分です。ですから、なるべく映画も見ずに寝ていました。
到着すると、いつものようにバジェットでレンタカーを借ります。今回はいつものリンカーンでも、MK S とか言う最新型でむしろコンパクトで、デザインは余り好きではありません。やはり、リンカーンは少しでかすぎるくらいがいいです。しかも、キーレスエントリーでエンジンのかけ方もわかりません。仕方なく、駐車場にいる社員を見つけ使い方を習いました。カーナビもアメリカでは初めて付けました。でも、Travelodge Airport South と North を間違えたのでモーテルにたどり着くのに時間がかかりました。
荷物を置くとすぐに、南の郊外のパロ・アルトにあるスタンフォード大学へ向かいました。ミクシィで知り合った日本人女性と会うことになっているからです。彼女の旦那さんは大学で研究をしている精神科の日本人医師のようです。キャンパス内の美術館(Cantor Center for Visual Art)で待ち合わせました。私にとっては、数十年ぶりのスタンフォード大学のキャンパスで、以前の記憶とはずいぶん違います。
夜はモーテル近くのステーキ店へ行こうとしましたが、またしてもカーナビに騙されました。情報が古いようで、目的地にレストランはなく、回りを見渡して代わりにタイレストランへ行きました。珍しくデザートまで頼みましたが、22ドル程度でした。
以前は海外旅行の時はパソコンを持ってこなかったのですが、より小さい「ネットブック」を買ったので、持って来ました。微妙だと思いましたが、変圧器を使いました。そのせいか、パソコンが不安定でした。後で詳しい友だちに聞いたら、やはりアメリカは使わなくてもよさそうです。実際、8月に再度渡米した時は使わずむしろ調子もよかったです。
【土曜日】
翌朝は時差ボケのせいか、目が覚めたらもう11時でした。今回は、今日、明日は週末で学会前にたっぷり観光する時間があります。考えてみると、何回か来ているけど、少しずつしか観光していない気がします。
昼食を兼ねて、いつもの Fisherman's Wharf の看板のある辺りの立ち食いの店へ行きます。まずは軽く立ち食いで、カニ身、生牡蛎、くり抜いたパンに入ったクラム・チャウダーを食べました。夕方の約束まで時間があるのでぶらぶらしました。
スターバックスを見つけました。以前は、食べはしないものの日本との値段(物価)の違いを見るためによくマクドナルドへ行っていました。でも、今は実際にドリップ・コーヒーを飲むスターバックスがその代わりです。今回確認できたのは、ある翻訳本で読んだアメリカにもショートサイズがあることです。アメリカではメニューに一切ショートとは書いていないので、さすがにアメリカではトール、グランデ、ベンティのより大きなサイズだけと思っていました。でも、その本にはメニューには書いてないけどショートもあると書いていました。そこで、いい機会だと思い注文してみました。正解! 本当にありました。但し、「本当にそんな小さいのが欲しいの?」という感じで店員に聞かれました。肝心の値段は1ドル40セントで、トールサイズの1ドル50セントより10セント安いだけです。いずれにせよ、ショートが290円、トールが340円の日本に比べるとはるかに安いです。スターバックスの値段から逆算すると、1ドルは200円以上になります。
夕方は約束の6時までにサンフランシスコ南部、 Mountain View に着くようにしました。調べてみたら、何と16年ぶりのステーシーの家の訪問です。ご主人のジョージと一緒に外食ということになり、選ばせてくれました。私は迷ったけど、この日はステーキを食べたいと言いました。ステーキハウス、ブラック・アンガスへ行く途中に、この町で有名なグーグルの本社の建物を見せてくれました。私は遠慮なく23ドル程度のNYストリップ・サーロインステーキを頼みました。アメリカの本格的なステーキは結構おいしいです。もちろん、付け合わせはあっさりしたベークド・ポテト(ふかしたじゃがいも)です。
ちょうど、ジョージから大事なことを聞けました。ある人が、アメリカでは救急車を呼ぶと高いので、ケガの時は警察を呼んだ方がいいと言っていた事の真偽です。答えはそんなことはないそうです。以前、働いていたジョージによると、911を呼べば警察も救急車も消防も一体だそうです。後は、内容によって彼らがどの車を出すかを決めるのだそうです。いずれにせよ、今は値段が高騰して一回千ドル近くもするそうです。タクシー代わりの日本と違って、うかつには呼べません。個人的には、中間の一回1〜2万円が最適だと思いますが・・・
アメリカでは、以前は百ドル程度だったそうですが。
夜遅くまで、楽しく主にステーシーとお喋りします。途中で高校生の娘、リンゼィが帰って来て、顔を見せてくれました。以前来た時は赤ちゃんでした。昨年、日本で空騒ぎした「新型」インフルエンザについて尋ねると、「novel」とか「new」とかの「新型」という単語はやはり使わなかったようです。私も日本語がおかしいと最近は思っています。1年経つと、なおさら名前がおかしいということに気が付きます。ある意味では毎年少しずつ「新型」が流行るわけですから。「swine」という「豚型」が以前は使われていたそうですが、これは日本と同じで、食肉業界が食べても感染すると誤解されると圧力をかけたようです。結局、専門用語に近い「H1N1」インフルエンザと呼ぶそうです。
ステーシーと最初に会ったのは日本で、当時20代で東大卒のエリート日本人と結婚していました。アメリカ人にしては小柄できれいな金髪です。AFS交換留学生として下関で1年間過ごしたそうです。日本語もかなり上手です。私には、おとなしそうな、まぁ問題の少ない留学生だっただろうと思えていました。それでも、今回本人から聞いたのは下関のホストファーザーが書いた自費出版の本を読んで、数十年前の誤解で、自分が失礼なことをし、迷惑をかけていたことを知ったと教えてくれました。
【日曜日】
今朝はモーテルの無料朝食を軽く食べ出発です。Goleden Gate Bridge(そのままの訳で、日本語で金門橋)の写真を撮りに行きました。まずダウンタウン側から、写真の撮れそうな所へ行きます。そして、橋を渡って Sausalito へ行き、休憩所からたくさんの写真を撮りました。こういう時は一眼レフのいいカメラが欲しいと思います。でも、世界中でいつでも気軽に写真を撮り、ウェブサイト等にアップして使おうと思うと、今のまま軽いデジカメのほうが常に持ち歩くのには便利です。
昼は、サンフランシスコで有名なチャイナタウンへ行きます。迷わず hot and sour soup(酸辛スープ)を頼みます。1986年に留学した時に、アルバカーキへ行く前にここへ寄り、昨夜会ったステーシーと日本人の旦那さんとに教えてもらったのがこの料理で、かみさんと私は大好物になりました。それと、chow mein を食べました。これも当たり前のことなのにあまりはっきり認識していませんでした。つまり、mein で「麺」ですが、要するに「焼きそば」です。何となく、「中華の麺類」と大雑把にとらえていました。
今日は5時頃、もう一人の友だちに会いに行く予定です。ですから、しばらくダウンタウンをぶらぶらしていました。ところが、駐車場に戻るとレンタカーがありません。少しわかりにくい駐車場でしたが、それにしても車が見当たりません。盗まれたのか? パニックになります。今まで何度もアメリカで車を借りたけどまさか盗まれるとは!
でも、どうも変な駐車場です。一部シャッターが降りていて、繋がっていないのです。警察に届けようか、レンタカー会社へ連絡しようかと考えながら、駐車場内をさまよっていました。
すると、若いカップルが車が見つからないと、割と呑気に探しています。妙に安心しました。やはり、見つからないだけかと。でも、どこに? 何気なく彼らについて行くと、地下道になっていて隣の一角へ繋がっています。やった! 似たような駐車場です。ここの2階でようやく、自分の車を見つけました。B27と同じ番号が先ほどの反対側の駐車場にもありました。道理でだまされたのです。とにかく、ほっとしました。
前回と同じで、郊外にあたるBART(Bay Area rapid transportation)の Orinda 駅で待ち合わせです。24時間対応のダウンタウンにある駐車場へ車を移動します。駐車場での勘違いで少し遅くなり、6時前にオリンダ駅に着き電話して車で迎えに来てもらいました。もう彼のこの郊外の家を訪れるのはたぶん3回目です。奥さんのゲールとも「久しぶり」という感じです。感じのいい普通のアメリカ人女性です。ニューヨーク州出身のクリスがここに住んでいるのは奥さんのゲールがここサンフランシスコ郊外、オリンダ出身だからのようです。二人ともインテリで、弁護士です。
クリスは私の高校留学時代の同級生で、彼の家には何度も遊びに行きました。お父さんは田舎町の新聞社の編集長でオーナーでした。珍しい日本からの留学生の私はしょっちゅう記事になりました。それに、レスリングや陸上をやったので、話題のない田舎ではスポーツ記事は大事なコンテンツでした。笑い話があって、日本人からは信じられないのですが、私の名前、Yasuki Sakamoto の綴りがむつかしいということで社内に大きく書いて張り出してあったそうです。
いつものように、クリスがバーベキューで焼いてくれます。今回は日本人の私から見ても新鮮なサーモンです。温度計付きの立派なバーベキュー装置です。奥さんのゲール好みに、ややレアーで焼きます。ソースはゲールが前もって作っていたようで、柑橘類の入ったマスタードで、色々なハーブもふんだんに使っているようで絶品でした。肥満大国のアメリカですが、このような知識人はヘルシーなおいしい物を食べています。ですから、彼らはアメリカ人にしては珍しく太っていません。場所柄、寿司も豊富にありますし、今回 “bento“ 、つまり「弁当」という単語まで彼らは使っていました。ビックリしました。そんな彼も実家にいた頃は、家の巨大な冷凍庫に牛半頭ごと買って、肉と言えば常に牛肉だけ食べていたと以前に教えてくれました。今では、体にいい鶏も食べます。魚まで食べます。両親と私と一緒に食事をしたのは双子の一人クーパーだけでした。もう一人の兄弟はラクロスの試合で遠征中でした。途中でお姉さんが少しだけ顔を見せましたが、女子大生らしく忙しい日曜日のようでした。
クリスとは話がはずみます。高校時代の同級生の話や、彼の兄弟、妹も私はよく知っているので、話題は尽きません。夜遅く、電車の終電までお喋りを楽しみました。
【月曜日】
今日は月曜日で平日のはずでしたが、途中で気が付きました。Memorial Day の週末で3連休でした。学会には関係ないので、今日から米国泌尿器科学会へ行きます。学会場はいつもの Moscone Center です。ここはダウンタウンで珍しく専用駐車場がありません。しかも場所柄、5時間も置いておくと30ドル近くします。今の私にとっては、午前中の全体集会にしかほとんど興味がありません。以前は何度も発表したことがあります。でも、今は泌尿器科医を半分引退したような私ですから、刺激を受けるために人の話を聞くだけです。
昼食は学会場から少し歩いたところに Mocca という地中海料理店を見つけました。本場のイタリアと同じです。ズッキーニやなすのオリーブ炒め、オリーブの実などの料理と S.Pellegrino の炭酸入りミネラルウォーターまであります。歩道でジャズの演奏もあります。さすがに32ドルほどしましたが。アメリカもこうして、いい店を選べばおいしいのです。
夕食は、フィシャーマンズ・ワーフの一角においしそうなレストランを見つけました。 Fisherman's Cioppino という名前で、どうも魚介類の煮込み料理を cioppino とアメリカ・イタリア語で呼ぶようです。伊語の辞典にはありません。エビの串焼き(skewered) と一緒で29.74ドルでしたが、大満足でした。ついでに、以前から気になっていた Alfredo を調べると、これもアメリカ・イタリア語でクリームソース味付けを指すようです。個人的には、アメリカのクリームソース味はあまり好きではありません。
【平日、火曜日】
この日は朝早くから起きて張り切って学会場へ行きました。友人になった間質性膀胱炎で著名な Dr. Parsons の司会による講演が7時半からあるからです。いつものように、無料の高速道路をダウンタウンまでぶっ飛ばします。途中で、右手の海岸に面してキャンドルスティック・パークが見えます。以前は野球場もあったのですが、今はフットボール場のみです。
今日の昼食は、会議場の中にあるビストロでローストビーフとペンネ、ミネストローネ(野菜スープ)を食べますが、これは昨日と違って、それなりのアメリカの味です。
この日は、午後から別料金で45ドルかかる間質性膀胱炎のIC(Instructual Course) を受講しました。演者も知り合いの著名な医者です。受講者の中には、京都の国際シンポジウムで知り合ったオランダ人の著名な女医さんもいました。
この日の夕食には、初めてPier 39へ行きました。我ながら意外です。もう何回もフィシャーマンズ・ワーフには行っているし、パンフレットの宣伝では「Pier 39」を何度も見ました。しかも実際に行ってみると、いつも行っているあのフィシャーマンズ・ワーフの看板から歩いて行ける程度の距離です。雰囲気からして楽しそうな遊技場、レストランの集まりの遊歩桟橋です。何で、今まで知らなかったのだろう!
いつものことですが、こんな所に来ると嬉しい「迷い」が生じます。どのレストランもおいしそうで、迷うのです。何度もうろうろします。私の嗅覚が騒ぎます。メニューを見ながら、否、読みながらおいしそうかどうか、吟味します。迷いに迷ったあげく、レストランを決めました。iron-skillet roasted、つまり鉄板焼きのシュリンプ(小エビ)とムール貝を選びます。正解!おいしいです。笑ったのが、crab chowder です。初めて見ました。アメリカでは、ニューイングランド clam chowder が有名です。アルフレードと同じで、クリームソース味です。後から知ったのが、少し知名度の落ちるニューヨーク、またはマンハッタン・クラムチャウダーです。こちらは私の好きなトマトソース味です。いずれにせよ、だじゃれでしょうか?有名な「クラム・チャウダー」に対して、「クラブ・チャウダー」です。
このお店の支払いの時に面白いことに気が付きました。クレジット・カードで払う場合は、料理の値段に自分でチップの金額を書き加え、合計額を書くようになっています。でないと、せっかくカード払いなのにチップだけ現金が必要になります。ここまでは他の店と同じなのですが、このレストランの伝票にはご丁寧に請求書の金額に対して、15% ならいくら、18% ならいくら、20% ならいくらと暗算しなくていいように計算してくれているのです。つまり、チップの計算をしてくれているのです。私はアメリカ人の知人から、15 から 20% がチップの相場だとは聞いていたのですが、もう少し安くてもいいのではと勝手に(けちな気持ちもあって)10 から15% でもいいのではと思っていました。でも、このお店のおかげで、確かにアメリカのチップの相場は 15 から 20% だと確信できました。
以前にもらう立場であるラスベガス在住のウエイターをしているアフガニスタンの知人から、日本人は扱いやすい客だけど、チップは少ないと聞いたことを思い出しました。以前は払い過ぎた反動のせいか、日本人添乗員も10% 程度でいいと説明しているのかもしれません。でも、みんな横並びの同じ物を注文するので、オーダーを取るのは簡単でいいそうです。
夜はミュージカルと勘違いして、海岸に面した専用テント小屋でピーター・パンの劇を見に行きましたが、あまり面白くありませんでした。期待はずれでした。
【水曜日】
この日は、朝方ゆっくりメールをチェックしたりしてのんびり過ごし、昼食に出かけました。目を付けていたフィッシャーマンズ・ワーフ近くのイタリアン・レストラン、North Point Caesar's へ行きます。そこで、ミネストローネ(スープ)とトリッパ(牛の第3または4胃袋の煮込み料理)を頼みました。トリッパはイタリアのどこかの名物料理と知り、一度食べたいと思っていました。思いがけず、アメリカのイタリア料理店で見つけたのです。でも、目の前に来た途端、失敗したと思いました。たぶん、かなり本物の味に近いとは思うのですが、私はこの手のぶよぶよしたホルモンのたぐいは、あまり食感が好きではないのです。ベネズエラでの失敗を思い出しました。「カラマリ」という単語が聞いたことあるのに思い出せず、でも注文したら、ちょうど日本のイカめしのような料理が出てきました。イカのこのような煮込み料理はあまり好きではないのです。
ケーブルカーも何度も見ているけど、最初の留学の時に乗って以来です。しかも、その時は重量オーバーらしく坂を上りきれずみんな降ろされ、そのせいかドライバーが怒りまくっていて、怖くて、与えられたクォーター(25セント玉)を払いそびれました。つまり、いきなり無賃乗車でした。ですから、今回初めてお金を払って乗るのです。39年ぶりで、やはり物価上昇があり一回5ドルでした。坂の多いサンフランシスコの名物です。
スーパーでぶらぶら見ていると、油を売っています。日本では先進国で唯一トランス脂肪酸の規制がありませんが、もちろんアメリカでは表示が義務づけられていて、やはり trans fat 0%! と表記されていました。
夜は、インターネットで調べていた大リーグの野球に行きました。以前のキャンドルスティック野球場と同じく海に面しています。San Francisco Giants 対 Colorado Rockies の試合です。3塁側内野席で37ドルの安い席で十分でした。しかも、ここは自由に動けるので、外野へ回り、目立つコカコーラ瓶のところへ行くと、子供用に滑り台になっています。
最近は日本で大リーグの試合をあまり見ていないので、選手の名前は知りませんが、久しぶりにスピード感のある試合を楽しみました。地元のジャイアンツが 4-1 で勝ちました。途中、アナウンスがあり Ken Griffey, Jr.が引退表明をしたとのニュースが流れました。この選手はイチローが尊敬している選手で、シアトル・マリナーズで一緒にプレーしましたが、長い間出身地のシンシナティで活躍した選手で、シンシナティに住んだことのある私にとっても特別な存在です。シンシナティ在住の友人である医師が以前にケン・グリフィ・ジュニアを診察したことがあると言っていました。
後ほど、レストランで食事をするつもりでしたが、場内の軽食屋さんを見ていたら我慢できなくなり、Reuben sandwich(ロイベン・サンド)と言う私の好きな、たぶんドイツのサンドイッチを食べ、ニューメキシコでよく食べた Nachos with jalapenos(ハラペニョ付きのナチョス)も食べました。
後日談ですが、たまたま訪問地で見たサンフランシスコ・ジャイアンツがこの後、ワールドシリーズで優勝するとは夢にも思いませんでした。きっと、地元ジャイアンツファンのクリスは大喜びのはずです。
【最終日】
今日は帰国の日で、朝7時半頃起きて、ジョギングしてから帰るつもりでしたが、目覚めて時計を見ると寝過ごしたらしく、もう9時半でした。あわてて、チェックアウトし、空港の近くのバジェットへレンタカーを返しに行き、あわただしく日航001便に乗り、帰国の途についたのでした。
空飛ぶドクター(登録商標)
http://www.kanoya-travelmedica.com
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンフランシスコの空港で見つけた「旅行医学」
トラベル・クリニック -
スタンフォード大学のキャンパス
フーバータワー -
スタンフォード大学キャンパス
40何前初めて見た時感動した芝生 -
坂の町、サンフランシスコ
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くねくねした急激な坂道
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立って乗る乗り物
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フィッシャーマンズ・ワーフの看板
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H1N1 Flu(日本語では、新型インフルエンザ)
ワクチンの宣伝看板 -
日本ではまだ少ない超肥満の女性
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懐かしのサンフランシスコ名物、ケーブルカー
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ステーシーとだんなさんと共に
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金門橋
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ゴールデンゲートブリッジ
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サンフランシスコ郊外、オリンダの
クリスの家の森のような庭 -
クリス一家
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ダウンタウンの地中海レストラン
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ロボット手術
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Pier39
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Pier39でのレストラン
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霧のサンフランシスコ
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トリッパ料理(牛の胃袋)
-
サンフランシスコ・ジャイアンツ球場
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MLB
-
大リーグ野球
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外野席(大きなコカコーラ)
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