2010/11/17 - 2010/11/25
358位(同エリア571件中)
なのはさん
モロッコ・スペインを行くツアーに参加しました。
それぞれの国のよさはもちろん、イスラム教がヨーロッパへ入っていった感じとか感じられて、印象に残る旅になりました。
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今回の旅は、まず関空に行って、そこからドバイで乗り換えて、で、ようやくカサブランカに到着。24時間以上かかってます。いやー、疲れた。でも、乗り継ぎ時間が短いからか、思ってたほどきつくなかった。昔行ったハワイ島へのホノルル空港4時間待ちとかのがずいぶんきつかった気がする。
で、カサブランカにお昼ごろ到着して、ランチして、観光。カサブランカは「ここはフランスのある都市です」って言われてもわかんないくらい(フランス語が話されてるし)の大都市。初アフリカだったけど、なんか「アフリカ上陸したー」って感じは全然ない。でもやっぱりこういうのを見るとイスラム圏なんだなぁって思います。これはハッサン2世のモスク。世界でも3本の指に入る高さのイスラム建築なんだそう。 -
全体的にグリーンの色調で統一されていて、とってもキレイ。好きな色だし。
でも、こないだ「仰天ニュース」見てたら、ハッサン2世っていろいろなことをした王様みたいで、なんか無邪気に「すごーい」って思ってたことを反省しちゃいました…。 -
夕食はタジン。日本でも流行ったタジン鍋を使った煮込み料理を「タジン」と呼ぶそう。おいしかったです。
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翌日は、首都ラバトを観光。
ハッサンの塔。もっと大きかったそうだ。 -
この広場には、ハッサンの塔のほか、ムハンマド5世廟もあり、広場の入り口には、馬に乗った騎士が見張っています。
馬を正面から撮ったら、なんだかわかりにくくなっちゃった。 -
ムハンマド5世廟。
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王様のお墓です。
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豪華絢爛なお墓で、天井はこんな感じ。きらきらしててきれいだった。
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壁もこういったタイルで装飾されてます。
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で、それから、ラバトのメディナへ。こんな感じの青と白の街並みもみかけました。
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こんな玄関も。モロッコは、扉がかわいい。
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で、古都メクネスへ。
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イスラム建築は本当に細かいです。すごくきれいだった。
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有名な門。
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門の前に広がる広場には、こういったお土産やさんもちらほら。
イスラム圏では、女性は町を出歩いたりしないので、広場にたむろしてるのも、カフェでお茶を楽しんでるのも、ほっとんど男性。女性のあふれる町で暮らす私には、かなり珍しい光景でした。 -
きれいな夕陽も見えました。
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で、一路フェズへ向かいます。
この日の夕食はこんなレストラン。この日ランチを食べたレストランもお金持ちの家を改装したとこだったし、ここもそういうところで、レストランとはいえ、趣があるし、かなり豪華な内装です。 -
メニューはタジン。これはクスクスです。
だいたい、前菜(スープとかサラダ)、タジン、デザート(フルーツが多かった)ってメニューでした。でも、野菜も果物も豊富に取れるし、タジン続くけどおいしかったし、モロッコ料理良かったです。でも、今回は3日間くらいの滞在なのでよかったけど、普通は10日間とかのツアーなので、タジンが毎食続いて相当飽きるとか。料理を楽しむにはちょうどよい長さでした。 -
夜のフェズの街並み。趣があります。
もちろん、夜遊んでいるのも男ばっかり。子供も男の子ばっかり。 -
で、翌日フェズの観光をしました。
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フェズは迷路の町として有名。ガイドさんがいないと、どこを歩いてるのか全くわからないです。方向感覚には自信のあるほうですが、ここばっかりはもうまったく全然見当もつきませんでした。人も多いし。
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で、こういう雰囲気ある感じです。
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おみやげに買ったヌガー(飴)やさん。見かけより全然おいしかった!
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革加工工場。すごい臭いです。だから、入るとき、ミントの葉を渡されて、鼻に押し付けて見学します。
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で、モロッコの思い出といえば、一番衣装的なのが、「猫が多い」ってこと!ほんと、どの街にも猫がいました。で、普段はあんまり猫写真とか撮らないんだけど、今回ばかりは撮っちゃったので、ここで、一挙大公開。
まずは、ラバトのメディナにいた仔猫。ちょっと病気っぽくてかわいそう。 -
こちらもラバトのメディナのカフェにいた猫。こちらは多分カフェを訪れる観光客にお菓子とかもらってるみたいで、お気楽モード。
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フェズのメディナで見かけた。
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こちらもフェズ。
なんかカメラ目線だよね、みんな。 -
フェズにて。仲良く寝てました。
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フェズにて。犬の上に猫が寝てます。横じゃなく上(笑)。いやー、珍しい。
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連れてかれた絨毯屋さんにて。
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で、フェズからタンジールという沿岸の街へ移動しました。
4日目、今日はいよいよジブラルタル海峡をわたります!スペインへ!!
タンジールは治安が悪いとの書き込みが多く、かなり不安だったのだけど、数年前にタンジールメッドという新しい港ができ、客船もこちらから乗るようになりました。古い港からも客船はあるようだけど、今回はこちらから。すっごく新しいし、人いないし、キレイだし、ほっとしました。 -
出国手続きを終え、いざ船へ!
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約1時間の船旅です。いやー、アフリカとヨーロッパって、ホント近いんだなぁって思った。振り返れば、アフリカです。どんどん遠ざかっていきます。
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そして目の前にはヨーロッパが!長い歴史の中で、いろんな思いを持ってこの海峡を渡った人たちがいるんだろうなぁと思うとなんか感慨深くなります。でも、こんなに近いとは!ジブラルタルとかも見えます。
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これが乗ってきた船。揺れるとの事前情報でしたが、それはあんまり気になりませんでした。前日まで雨とか曇りばっかりだったのに、この日のこの時間はすっごく晴れてて、景色も良かったし。
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で、スペインはアルへシラスに到着後、ミハスへ向かい、まずはランチ。メインはシーフードの煮込み。モロッコで同じような味が続いてたからか、かーなり美味しく感じました。
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この日、ミハスでは年に一度のレース?みたいなイベントが行われていて、色とりどりのスポーツカーが並んでいました。
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こんな感じの派手な車がたくさん。
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お天気もよく、白い村として有名なミハスの景色も堪能です。
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ミハスは闘牛場も有名。で、その闘牛場の客席の一番上からミハスを眺めました。
別の場所の展望台からは、ジブラルタル海峡やアフリカ大陸が見えました。自分が通ってきた道を見るってのはまた感動もひとしおです。 -
白くて美しい街並みです。秋だったので、少し哀愁が漂います。
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で、グラナダへ行って泊まり、翌日はアルハンブラ宮殿を観光。
どこもかしこもとってもきれいでした。さすが世界遺産。 -
ほんと、すごかったんですが、広いし、大きいし、なんか写真に収めきれず、写真はたくさんあるのに、そのすごさを伝えられません。残念。
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カプチーノを飲みました。この泡々、すごい。なのに時間がなくて、5分で飲めといわれ、熱いし、泡からコーヒーまで達せず。無念。
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で、ロンダへ移動し、ランチ。オリーブです。スペインって感じ。
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ランチの前菜で生ハムが出ました。赤ワインも堪能。おいしかった!
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ロンダの街は絶壁にあって、橋の街として有名。数年前に来たことあるけど、この街は疲れててよく覚えてない。でも2度目に訪れてそのすばらしさに改めて気づきました。どうやって作ったんだろ・・・?
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ロンダは闘牛場も有名。ガイドのおじちゃんが闘牛士の身振り手振りをしていろいろ教えてくれました。
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で、6日目はセビリアへ。万博で作られたスペイン広場です。あいにくの雨です。
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その他、カテドラルとか、ヒラルダの塔とかいろいろ見学。
かわいい陶器やさんで自分にお土産を買いました。 -
で、コルドバへ。なんだかんだでスペインでは一番印象に残っています。まだ行ったことのない方は、ぜひぜひ。なんか見たことの無い建物です。前に来たときもそりゃー驚いたけど、再び見てもやっぱり驚きます。
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完全イスラムの建築物の中に、突然キリスト教の建築が聳え立っています。
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この部分はイスラムですが、これも数年間にわたって増築されたりしてるので、時代によって作りが違います。
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で、「花の小路」へ。白い壁とお花たち、飾られた絵皿などがかわいい印象です。天気がよければもっと良かったのだろうけど。
そして、マドリードへ行き、ドバイ&関空経由で帰りました。帰りのほうが少し近かった。モロッコ&スペインって、一緒に行く機会あんまり無いけど、一緒に行ったからスペインのイスラムの歴史についても、より感じられたところがあるように思いました。
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