安芸灘とびしま海道の島々を周遊します。（３／３）

2010/11/27 - 2010/11/28

広島の２日目です。今日は、７つの島をつなぐ安芸灘とびしま海道を、下蒲刈島〜上蒲刈島〜豊島〜大崎下島の４つの島をドライブします。古くからの歴史と文化にふれ、食べ物では、柑橘類とあなごをゲットします。
表紙は、上蒲刈島と豊島を結ぶ豊島大橋。

エリア 大崎下島・豊島・下蒲刈島(広島)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

広島の朝を迎えます。今日も快晴で瀬戸内の島々が美しい姿を見せてくれます。

ホテルの上層階レストランで、瀬戸内の島々を臨みながらの朝食バイキング、和洋の品揃えも豊富で美味しく頂きます。

ホテルを後にして、呉方面に向かいます。立地、グレード、ルーム、食事（朝付き）そして価格とも満足でした。（ネットで決めました。）

夕べ、ドリミネーションで光っていたボールはこれでした。

私たちは、広島呉道路を走っています。左側上は、広島高速の海田大橋です。

安芸灘とびしま海道の入口、安芸灘大橋を渡り、下蒲刈島に入ります。

下蒲刈島から、安芸灘大橋の全景です。美しい橋です。

早速、車の中用で２袋ゲットします。甘いです。

松濤園。
朝鮮通信使に関する資料等が展示されています。

園内は、回遊式の美しい庭園となっています。

昆虫の家｢頑愚庵｣。
島に生息する昆虫を中心に展示しています。

蘭島閣美術館。
総檜造りの建物、奥村土牛の絵画も展示してあります。

三之瀬御本陣芸術文化館。
本陣の外観を復元した美術館。蒲刈は、古くからの内海航路の要衝で、船泊として栄えた。福島正則は幕命によりここ三之瀬に海駅を設けた。江戸時代、浅野藩（広島）は、番所、本陣等を常備したと説明があります。

方々でみかんが大きな実を下げています。

蒲刈大橋。
海駅三之瀬（物産店）で、揚げたてのじゃこ天を頂き、蒲刈大橋を渡って次の上蒲刈島へ。

上蒲刈島の入口、であいの岬の展望台からの｢小島｣。

上蒲刈島の案内図。

走っていると、イチョウの美しい姿が目にとまりました。

原トンネルの入口にはみかんの絵、そしてその上の岩々、後で写真を見ると、右側の何体かの人の顔、上のワシなどいろいろの形に見えてきます。

豊島大橋を渡り３番目の島、豊島へ入ります。

殆んどすれちがい困難な細い曲がりくねった山道を永いこと上り、漸く少し開けたここに車を止め、歩いて空海展望台を目指します。

紅葉も終わりに近いけれど、落ち葉とともに空海展望台までの道を美しく飾って導いてくれます。

空海展望台。
豊島の頂上、標高約３００ｍにあります。
鐘つき堂になっています。二つの鐘の音、豊島全土に鳴り響いたのではないかと思ったほどのありがたい響きでした。
弘法大師の修行が偲ばれます。

空海展望台から上蒲刈島方面を臨みます。

一面、みかん、みかん、みかんです。

豊浜大橋を渡って、今日最後の島、大崎下島へ入ります。

豊浜大橋。

ようやく、目当ての｢穴子重｣の｢みたらい脇坂屋｣さんです。

｢穴子重｣　１８００円、身が厚く、柔らかくて美味しい！

ここ大崎下島で、坂本龍馬が四藩連合の軍事同盟を結ぶとの記事が貼ってあります。
四藩とは、薩摩、長州、土佐そして芸州（広島）。

千砂子波止と高灯籠。

御手洗街並み保存地区の木造瓦葺、白壁の商家など古の面影を大切に残しています。

美しい白壁の街並みが続きます。

旧柴屋住宅。
伊能忠敬が宿舎にしたと伝わります。

木戸、格子窓が美しく残されている家々。

七卿落遺跡。
江戸末期、三条実美ら討幕派５人（７人のうち）の公卿が、長州兵に守られて京都から長州へ向かう途中、旅の疲れをいやすため立ち寄った竹原屋（庄屋）跡と説明されています。

帰路の豊島、これから渡る豊島大橋。

１６時半、山陽道、河内ＩＣに入りました。夕日に照らされた雲。
宮島?広島?安芸灘とびしま海道と天気にも恵まれ、多くの新しい発見をした充実の２日間でした。