鳥取・島根☆美味しいお魚と芸術に触れよう！（砂の美術館＆足立美術館)

2010/11/28 - 2010/11/29

今年の旅はどこへ行こう？
今話題の「ゲゲゲ〜」で山陰もいいよね。
お魚も美味しいし。
調べてみたら、8年連続日本一の足立美術館とか砂の美術館とか、結構面白そう♪
東京からはなかなか行きにくい場所だし、思い立ったときに行かないときっと行けない！
…ということで。
行っちゃいました♪鳥取・島根。

弁当忘れても傘忘れるなというほどの土地柄。
お天気はどうかな〜と思っていましたが。
幸いにも雨は夜だけ、とお天気に恵まれた旅になりました。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回の旅はＡＮＡスカイツアーズを利用。
いつもはJALマイラーだけど、鳥取・米子ともANA便のみしかないのでちょっと浮気。
ブルーのラインが新鮮です。

チェックインはe-チケットで自動チェックインなのであっけないくらい簡単！
かえって戸惑ってしまうくらいでした。

預ける荷物もなく、時間もあるので展望デッキへ。
結構な人がいらっしゃいますね〜。
ゆっくりお茶でもと思い、アメリカンダイナーで休憩。メニューのボリュームにびっくりし、価格にもびっくり。空港価格なんですね。

チェックインは簡単だったけど、出発ゲートはボディチェックが厳しい。靴の金具にも感知器が反応してしまい、靴を脱いでもう一度〜。
くすん。
出発ゲートも69番ゲートと遠いので、早目に入ってよかった。
20分遅れのANA297便で出発。

雲の上を夕陽に向かって航行中〜。
機内ではアルコールやスタバのコーヒーが有料。お茶は無料でいただけます。

鳥取空港はゲートを降りたらすぐ出口
出口の前に空港連絡バスのチケット販売機があり、チケットを450円で購入。
鳥取駅まで20分くらいなので便利。
道も渋滞なくスイスイ。

本日のお宿はホテルモナーク鳥取さんです。
バス停からワシントンホテルの方へ歩き市内へ2ブロックほど入ったあたりにあります。
日曜日だったからなのか、多くのお店がしまっていてガッカリ。
まだ18：00すぎなのに〜。
駅前市場も今日はお休みのようでした。

フロントでチェックイン。
鍵を渡されますので荷物を持ってお部屋へ。
大浴場は1階にありますが、専用のエレベーターで浴衣のまま行けるようです。

お部屋はツイン。
格安ツアーだけど、広くて嬉しくなっちゃう。
調度品が古いけど、清潔で十分十分！

ソファもあるし、冷蔵庫には持参の飲み物も置けちゃう。
ユニットバスだけど手前にドレッサーもあるし、１階の大浴場あるし問題なし。

ちゃんとファブリーズも置いてある。
時流に乗れず旦那様はまだ愛煙家（^^;)

洋服が臭くなっちゃうからこれは嬉しい。

夜はほんとは鳥取カレーを食べようと思っていた私。
でも旦那様は「居酒屋がいいな〜」。
…わかりました。

とりあえず、市内をうろうろ。
シャッター閉まりすぎ！とばかり閑散としてる。
日曜の夜ってこんなものなのかな。
地方の現実を肌で感じる瞬間。

駅前であいてた居酒屋さんへ。
とりあえず乾杯。
…くぅ〜。

鳥取といったら白いかでしょ？
姿造りじゃないのが残念だ。

本日は定食をチョイス。
旦那様はかに。

焼いたカニみそが美味しかったらしく、蟹に対する認識を改めた旦那様。
「うまい」

蟹・海老アレルギーのある私は牛タンを。
「お肉が冷えてる」
がっかり。

今日は移動だけだからお風呂に入って、明日に備えて寝ることにしま〜す。

おはようございます。
朝は曇っていましたが、出かける頃には太陽が出ています。
ラッキ〜♪ホテルをチェックアウトして駅のコインロッカーに荷物を放り込んで身軽に。

今日は鳥取砂丘へ行きます。

駅のバス乗り場０番から9:10発砂丘行きで出発。砂丘までは360円なり。降りるときにお支払いデス。
私は地方出身だからこの方法が当たり前なんだけど、東京のバスは前払いなのよね。

鳥取砂丘 自然・景勝地

砂丘センターで降りると砂の美術館入り口がすぐ。
500円払って入場します。

「砂で世界旅行・アフリカ〜偉大なる大陸の歩みを求めて〜」
今回はアフリカがテーマのよう。
今年は南アフリカでワールドカップもあったし、生物多様性の年でもあったしね〜。

アフリカの声を感じる…？
夜夢に出てきたら怖そう…。
耳を済ませたら、民族音楽が聞こえてくるかしら？

こちらは表情と背中のまるくなった感じが可愛い♪
「うふっ。毛には気を使ってるの♪」（って感じでしょうか）

大きな作品。
幸せなゴリラ君の家庭を狙う悪い奴が隠れてる。
どうなっちゃうの〜？

ネルソン・マンデラさん。
反アパルトヘイトの活動によって刑務所に入っていたけどその後大統領になった人。
少年の視線がマンデラ氏と微妙に違ってカメラ目線。
ちょっと面白い。

鉱山の様子。
山に描かれている模様はアフリカの民族の模様だとかで、白人に搾取される様子を捉えているのだとか。女性がセクシーです。

くんくんくん。
なんか食べ物ある〜？（のしのし）

人間がきたわよ！（的に見下ろされる。）

あ〜人間人間！（ぞろぞろぞろ）

僕つかれちゃったよ〜。（ぐったり）

…そんな妄想が芽生える雄大なアフリカの光景。
遠くキリマンジャロ山が霞んでいる。
動物たちの表情がすごい豊だし、眼が砂でできているとは思えないくらいイキイキしてる。シマウマさんの縞だってちゃんとあるんだよ〜。

砂でこんなことできちゃうんですね〜。感心。

アフリカのサバンナを堪能したら今度は日本の砂漠にいってみないと！
リフトで砂漠へ降りて行きます。
砂丘センターからリフトに乗ります。片道200円です。

後で思ったけど、砂の美術館から歩いて行っても大した距離じゃあなかった気が。
…これも観光観光。

リフトを降りたら砂、砂、砂。砂漠だあ。
海まで結構な距離がありそう。
歩きにくいよ〜。

砂が履物に入るのが嫌な方は長靴貸してくれるそうですよ。私達は気にせずそのままでした。

馬の背まで頑張って歩いてきました〜。一歩進んで二歩下がる、的な感じです（なかなか進めない）
思ったよりきつい。運動不足がたたります…。
日本海を一望！
景色が綺麗〜。風が強い〜。
波も白く立っています。

帰りも下りは楽だけど、後半だらだらとのぼりが続くのでしんど〜い。
ゼエゼエ。

砂丘会館からてくてく道を降りてくると、砂丘北口というバス停が。
ここから11：21のバスで帰れそう。
時間があるので、お土産を覗くとこんなものを発見。
「イッテＱ」で紹介されたんだ〜。へえ〜。
ミーハーな私は即ＧＥＴ！
日持ちするからお土産にちょうどいいかも。

そのほかサンドパル鳥取では「砂丘モアイ」なるものをＧＥＴ!
最近注目だとかでモアイが砂に埋もれてたりする置物。
よしよし。
これで職場へのお土産は完了だ（≧▽≦）！

思ったより砂丘で時間がかからなかったので、12：16発の鳥取ライナー米行きに乗れました。1260円。
13：45には米子に着けそう。

車内はＢＯＸ席なのでお弁当をもって乗れます。
こんな旅もいいものだなあ。

ほかの乗客のかたもお弁当広げてたんで、安心。
いただきま〜す。

車窓から♪
「今日は山陰本線をゆきます。」

うとうとしてたら米子に到着。
バリューレンタリース米子さんでレンタカーを予約してあったのでお迎えに来てくれました。
2泊3日で１万ちょっと。色々探したけどここが一番安かったので。
あと米子駅で車両引き渡しっていうのが、時間が無駄にならなくてよかったの。
電車の時間がわかれば、その時間で引き渡しできるそうです。
駅の地下駐車場で車を受け取ったら、足立美術館に出発！

米子駅 駅

米子から高速に乗り安来で降りる。０円なり。
無料区間らしくこの旅で高速代はかからなかったよ。
ありがたや〜。
信号もほとんどなくて、あっても点滅が多いからストレスフリー。
渋滞なんか全然ないの！
まあオフシーズンだし、平日だしね。
足立美術館まで３０分くらいで到着。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星の日本庭園。
ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングの日本庭園ランキングでは８年連続日本一。スゴイ肩書きです。

入場料2200円。これを高いとみるか低いとみるか。

入ってみて納得。
素晴らしい庭園でした。
見てても美しいけどこうして写真に収めても素晴らしいの。

この辺りの山々はすでに落葉に近い感じだったけどここは見頃な感じでした。
赤い紅葉が嬉しい。
今年は夏が暑かったから、秋の冷え込みに伴った寒暖の差が紅葉を美しくしているってＴＶでゆってたな〜。

青空に真っ赤な紅葉。

庭園は自由に写真が取れます。
美術品に関しては撮影禁止。

今回は横山大観の展示をしていました。
足立美術館は大観のコレクションに関してはすごいとか。

すべてが絵になるお庭。

黄色のグラデーションも美しい。

苔に散った紅葉も大観の絵のようですね。

平日でしたが大型バスで来られる方も結構いらっしゃいました。
休日はどんな感じなんでしょうね。
新館も堪能して、これで観賞は終わり。今日のお宿は米子です。

米子に向かう途中、有名なバリスタがいらっしゃるカフェに寄りました。

ガイドブックにも載ってるお店ですね。
店内はおしゃれな感じで。

窓から湖？が見えます。

カフェラテを頼んだらラテアートが！
かわいい〜。

ミルクがもったり？としてていつまでもアートが崩れない。
こんなラテ初めて。
量もあってすごくお得。
今まで飲んでたコーヒーと違うよ〜。

旦那様もこのアートには感心してました。
ブレンドも苦みがなく、すーっとはいっていく感じなのだそう。

美味しいコーヒーってこういうのを言うのね。

門脇洋之さんの著書もあって、読み読みしてたら結構な時間に。
ごちそうさまでした。また飲みに来たいな。

2日目のお宿は米子駅前の、スーパーホテルさんで。
今回の旅（毎回？）ホテルはお安くあげてる私達。
イッツコストパフォーマンス！です。

こちらは今年で来たばかりで新しいと聞いたので予約しました。
フロントでチェックインと同時に清算。
翌日はお部屋を出ればいいだけ、となっています。
車は駅の地下駐車場で1日500円だったかな。
歩いてすぐなので全然ＯＫ。

お部屋は、う〜ん、ちょっと(かなり）狭いけど、寝るだけだもんね！
荷物はベッドの上に広げるしかないかな〜。

枕と部屋着は１Ｆで好きなのを選んで持ってこれます。
女性にはアメニティもありましたよ〜。
ただ、お風呂は入れ替え制で、男女時間が決められていました。
お部屋のユニットバスもありますが、ご注意を。
男性の利用客の方が多いのか、旦那様は「狭い」と嘆いていましたが、私が利用した時は女性のほかのお客様がいなかったので、快適でした。
シャンプーがsegretaだったので、髪がさらさら〜。

今日の夜も居酒屋へGO！
口コミ検索して、よさげなお店へと行ってみます。

旅で初めてのお店に入る時ってドキドキするよね〜。
私達は行き当たりばったりなことも多いのですが、行ってみて勘で決めることにしています。
2件ほど当たりをつけて、雰囲気で決める感じかな。

今日は口コミを信じて「留味庵」さんへ。

お通しが美味。
お酒が進むぞ〜。

普段はあまりお酒は飲まない方ですが、お魚がおいしいのでスイスイ入っていきます。
昨日の白いかより美味しいぞ！

カウンターの前はこんなお魚が並んでます。

盛り合わせ5点。
新鮮なお魚が500円くらいで食べさせていただけるって、驚き。

のどくろ。
実はのどくろの価値を知らなかった私。
「東京で食べたらすごく高いよ」
の一言で、「いただきます！」
脂が乗ってて美味しゅうございました。

お店の大将のお魚うんちくやお客さんとのコミュニケーションがとっても楽しく
あっという間に時間が過ぎて、ちょっと飲み過ぎちゃった。えへ。

米子に再訪したらまた寄らせていただきまっす。


つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• Yattokame!さん 2011/01/15 04:50:10

  さすが世界一の日本庭園

  shironekoさん
  
  はじめまして、Yattokame!と申します。
  
  鳥取・島根の旅行記拝見しております。足立美術館の庭園、さすが米国の日本庭園専門雑誌で世界一（日本一じゃなく！）の日本庭園と紹介されているだけのものがありますね。雄大にして優美な日本庭園、一度見てみたいものです。
  
  日本海側への旅行は海の幸が楽しみですね。私も随分前に鳥取・島根を旅行しましたが、風景以上に旨かったというのが一番印象に残っています（笑）
  
  今作成されている水木しげるロードも、完成楽しみにしております！
  
  Yattokame!

  shironekoさん からの返信 2011/01/16 09:39:34

  はじめまして

  はじめまして、Yattokame!さん。
  書き込みありがとうございます。足立美術館は噂に違わず素晴らしい庭園でしたよ〜。芸術にあまり造詣のない我が家でも、すごいと思いましたもん。それにやっぱり海の幸が何よりですよね。いまもあのお魚の美味しさを懐かしんでおります（＾＾；）
  頑張って続きを書きますので、また寄っていただけたら嬉しいです。
  Yattokame!さんの処へも寄らせていただきますね〜。
  
  shironeko