成都から防城港口岸

2010/11/02 - 2010/11/19

成都から南寧まで
成都から国道３２１を走る筒陽過ぎて次の街から道路工事中の為に超悪路まるでトライアルのセクションと泥沼、ねばねばの最悪の泥道、車輪は廻らないので引きずり、すこし戻って泥を落とそうとするがかなわず、まるで代掻きの終えた田んぼの水を抜いたような道、水溜りがあればわざと突っ込む、所によっては深い泥水だが車輪が少しだけ廻りやすくなるから、全身泥だらけ。
橋の工事で通行止め２箇所有り。
そのような泥道が１．５日続く、前後の泥除けを外し、ブレーキの解除で乗り切る。
このルートはお勧めできません、工事完了予定日は過ぎてますが出来上がるまでには後数年はかかると思うからです。
悪路でタイヤバースト、デフの破損、リヤのハブの破損、ユニバーサルジョイント破損のトラックが多数見られた、最悪は悪路で車両が左右に振られるのと車両の揺れが合わさって道で横倒しになっているトラック、悪くて写真を写せなかった、泥の為カメラを出す勇気が無かった。
資中市から内江市の間もその先も悪路が続くとのことなので、路線変更で重慶に出ることにする。
重慶の磁港口のYHに入り泥服等の洗濯その他で過ごす、３日後の出発して間もなく自転車トラブル、自転車の店を探すが見つからないので、チャリダーに案内してもらった、一人ではまず無理であろうと思う、地元のチャリダーが貴陽まではバス移動がベターと言うので参考にさせて頂く、重慶のチャリダーの皆さんありがとうございました。
自転車修理が終えたのが昼近くなので、明日の出発に変更して貴陽までバス移動に変更。

貴陽市に夕刻到着、この街は公安がまじめに仕事しているとみえて旅舎、住宿等がほとんど断られる、街外れでキャンプ。
この近くの郷を見たいので人に聞いても誰も判らない、同じ名前の地名が２箇所あるのだ、それだけではなかった。
地図の見方を判らない人の多いことに改めてびっくり、漢字も判読しない、まるで西蔵か新ジャンと同じと考えた方が良いのかも　？　です、中国語を話せれば別だと思うが。

貴陽市から南寧に向かうのに道を聞きながら走る、誰に聞いても高速を走れと言ってくるので高速の料金所へ、男の担当者には無理だと言われたが、女性の担当者は問題ないので走って良いとのことなので高速を走らせてもらう、高速と表示されているが国道のバイパス的な要素があるみたいに感じる、P　では珍しいのか皆さんに注目される。
貴陽から省境近くまで高速道路移動、途中のP、サービスエリアの半分は工事中で完成まではまだまだ。
省境の半日手前から風景区になった、南寧に入るまで続く、見事。
参考に日本では海の松島（北陸にも松島があったな）、陸の松島の象潟と同じような感覚で、川の桂林、陸の？風景区であろう。
省境手前で高速道路は終わり後は一般国道、高速を終えた所から食堂、売店が多くなるので食事の心配は無くなった、此処にいすゞのトラックの組み立て工場があるのだろうか。
途中に温泉公園なる看板を見たのだが素通りした。

南寧市の少し手前でキャンプ予定であったが、手前の峠が工事中で埃が酷くでキャンプ場所なしで南寧しまで走ってしまう、この峠は有料道路（自行車無料）であるが峠のトンネルは自行車通行禁止になっていたが無視、全線工事中で埃だらけ、雨が降れば泥道である。
街に夕刻過ぎに到着、此処の住宿、旅舎にも断られる。
市街地でキャンプ、虫と蚊に食われて散々、腫れが酷く５日位痒かった。
北大喀運中心（バスターミナル）近くの安泰賓館（北大客バスターミナルの南　１００ｍ位）に４５元で個室を見つけて投宿、洗濯その他。

南寧から国道３２５号線を走る、南間は快適な道が続く、南間から防城港市に向かう省道を選択したのが間違いだった、道悪しで埃、雨が降ればドロドロの道になるであろう。
防城鎮から東興市に向かう省道を走るが余り良くない道、此処は防城鎮から県道を使用して東興市に向かった方が無難。

エリア その他の都市(中国)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車

高速道路の脇の植樹帯でのキャンプ風景、朝日が昇ってますが見えにくいです、何時ものコーヒー。

綺麗な川でしょう　？、　さすがです。

判りやすい綺麗な地層。

南下していて初めの頃の地質。

石灰岩の地質。

天然の大きな橋です。

ブリッジ部分のUP。

国家風景区に指定されてましたが、何処から何処までかは不明。
３日間はこんな風景を見られます。

地図上の推測ですが南北３００ｋｍ以上、東西は数百ｋｍ位の規模で北東の方に桂林があります、自転車では時間がかかりすぎるし、バスでこまめに移動は楽ですが、宿が有りません。

竹を伐採して出荷中で、若竹のみを残してあるのが綺麗で、パチリ。
節の間隔の長いのは　１ｍ以上ありました。

道脇の高台にあったので砲台？かと思い登って見ました、丸いところにはレンガで作られた穴が、子供達に聞いたら昔使っていた井戸とのこと「水」といってました。

角が立派です。