フィリピンの最北端へ　　１１月　　２０１０年

2010/11/18 - 2010/11/20

　
　フィリピン、ルソン島（フィリピンの最大の島、首都マニラがある島）の最北端に2泊３日で旅行しました。

　ルソン島の北端地方は今年９月の大型台風が上陸しフィリピン屈指の米作地帯は大きな打撃を受けました。

　フィリピンの道路事情は地方に行けばいくほど未発達です、一本の大きな国道をひたすら北上します。

　マニラからルソン島の北端近くのアパリまでは、１２時間の走行になります。

　地方でよく見られる古い教会、スペインに３００年、アメリカ、

　日本にも統治された面影が随所に見られます。

エリア ルソン島(フィリピン)

フィリピンは、大きく３地域に分けられます。

首都マニラがあるルゾン島、フィリピンの真ん中の島々ビサヤ地域、

南にあるミンダナオ島です。

左地図の情報のルゾン島の最北端までの旅行です。車で１４時間程

掛かりますので途中で２泊です。

ルゾンの最北端を目指します。

国道は、マニラからの距離を示しています。

標識の上にある１９６キロはマニラからの距離を表しています。

下の文字SFはこの先２２キロのサンタフェというタウンを表示して

います。

ヌエバビズカヤ県（プロビンス）に入りますの表示です。

ルゾン島の最北端に行くには、イザベラ県、カガヤン県を通過

します。

塔の数字２は、リージョン２を表しています。

フィリピン全体を１３のリージョンに分けています。

北上する途中で見かけた木の民芸品販売店。

　道路の右端の黄色に見えるのはお米（殻付き）パライと呼ばれて

　脱穀前に乾燥しています。これは全国共通で外米は石が混入していると

　以前日本で良く騒がれたものです。　これが原因ですが、脱穀時

　綺麗にしますが混入するんですね〜。

道路の両端に続くパライ（米殻付き）の乾燥。

イザベラ県、カガヤン県はフィリピンの新潟と称される米所。

一部地域では道路上で乾燥もします。車はパライの上を走行します。

米の収穫量は、一ヘクタール（1万平米）平均１００カバン（5千キロ）

です。日本の収穫量より少ないと思います。年２回の収穫です。

　カガヤン川、台風でよく洪水を引き起こします。

　川に沿った土手がありません。人災ですね。

　初日のホテルです。アプローチが長いです。

　椰子の木が多く南国の雰囲気。

　地方にしては綺麗なホテルです。

　５☆です。

　室内も清潔で手入れが行き届いています。

シャワー室と洗面所。

廻りは椰子の木に囲まれています。

　部屋のドアーのクリスマス飾り。

ホテル内のオープンレストラン。朝食をとりました。

ホテルの前庭にて。

広いです。

中庭にあるプール。

ルゾン島北部は今年９月の大型台風が上陸し、沢山の木々が倒され

家屋は床上浸水の被害を受けました。

写真は倒れた木々です。

南国の木々は細く杉のような木は少ない。

　
　２日目のホテル。

ロビー。

ロビーにある水がガラスに流れ涼しさを感じます。

　
このサンチャゴ市の近くには、鍾乳洞があり沢山の観光客が

訪れるそうです。

写真はホテルのロビーに架けてあった額より。

　同じく鍾乳洞。

　今回は見学していません。恐らく涼しいでしょうね。

　道路標識でルゾン島最北端（サンチェスミラが最北端）の

　アパリの名前がみえます。

　木々が伐採しつくされた山。

　熱帯地方の木々は数年で成木する細く低い木々。

　日本では建築時、コンクリートを流し込む添え木。

　一部山間部には高級ならの木があります。

　伐採禁止令がフィリピン全土に施行されています。

木々の伐採禁止条例が発効しかろうじて残っている木。

　ルゾン北部で採れるミカン。

　ジュース汁は多いのですがいまいち甘さがありません。

　皮は柔らかで熟しても色は緑色です。

　同じく北部で有名なブコパイです。

　パイの中には、椰子の実を甘味を加えたものです。

　今回の2泊３日の旅行は往復２３時間でしたが、久しぶりで発展は

　驚く早さで進んでいました。