2010/09/10 - 2010/09/28
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nobwooさん
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概要
四川省の九寨溝・黄龍・松潘・牟尼溝・四姑娘山に行ってきました。中国内の移動は飛行機とバスです。
スケジュール
【9/10 金】成田ー>香港
【9/11 土】香港観光
【9/12 日】香港ー>シンセン
【9/13 月】シンセンー>成都
【9/14 火】成都ー>九寨溝
【9/15 水】九寨溝観光
【9/16 木】九寨溝観光
【9/17 金】黄龍観光 黄龍ー>松潘
【9/18 土】牟尼溝観光
【9/19 日】松潘ー>都江堰
【9/20 月】都江堰ー>日隆
【9/21 火】四姑娘山観光
【9/22 水】四姑娘山観光
【9/23 木】日隆ー>丹巴
【9/24 金】丹巴ー>成都
【9/25 土】成都ー>シンセンー>香港
【9/26 日】香港観光
【9/27 月】香港観光
【9/28 火】香港ー>成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ANA 深セン航空
- 利用旅行会社
- 旅工房
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9月16日(木)
今日は九寨溝2日目。昨日は日則溝を歩いたので今日は則査哇溝と樹正溝を歩いてみようと思う。まずは入り口で切符を買って九寨溝に入る。出発地点のバスは行き先を書いていないのでどこへ行くのかわからない。係員に長海行きか?と訊いたつもりだったが、乗ったバスは入り口からすぐ近くの樹正群海で停まってしまった。ここがこのバスの終点らしい。しかたないのでバスから降りた。そして後から来るバスに乗ろうと思って道路に立っていたが、どのバスも満員で乗せてくれない。まあ、そらそうだなバスは満員にならないと入り口から発車しないし、ここは入り口から近い場所なので降りている客もいない。しかたなく景色を見ながら少し歩く事にした。遊歩道を歩くと昔チベット族が住んでいたと思われる小屋があった。
景色を見ながら上流向けて歩いていると老虎海で団体客と合流した。この団体客にまじって犀牛海まで歩いた。そうすると団体客のガイドらしい人が乗客の乗っていないバスを3台呼んでくれた。このバスに一緒に乗せてもらった。運よく長海行きのバスだった。 -
長海でバスを降りるとたくさんの人が記念撮影をしている。どうやら観光客相手の写真撮影や衣装の貸出などをしているようだ。
ここから原始森林と書いた奥に行く遊歩道があったので、少し行ってみることにした。しかし普通の山道を歩いているだけで特別な風景はなかった。 -
九寨溝則査哇溝
長海 -
五彩池
池の底に沈んだ木々と周りの景色を透き通る水が映し出し、すばらしい光景を演出している。この水の色を何色と呼んだらいいのか知らないが、人を魅了する美しさである。ここの池でしばらく景色を眺めてバスに乗った。 -
五彩池
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五彩池
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五彩池から少し下流にある池。
バスの中から撮影した。 -
日則溝と則査哇溝の合流地点にある観光センターの少し手前、チベット族家屋でバスを降りた。中を少し見させてもらってお土産を買った。
ここから下流に向かって樹正溝を歩いてみようと思う。 -
諾日朗瀑布から犀牛海へ流れる川
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犀牛海
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老虎海
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樹正瀑布
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樹正群海
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ここから先は案内版がなくて、どれがなんていう湖なのかわからなかった。
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ここは白っぽい部分が浅いのか、水の色が極端に違った色に見える。
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きれいな景色も昨日と今日の2日間ずっと見続けていると、なんだが普通の景色に思えてくる。疲れもあるのだろうが撮影する写真の数もずっと減り、まだ14時過ぎだけど帰ることにした。
それと、明日の黄龍行きのバスの切符を買いに行かなければならない。 -
九寨溝ホテル街の前を流れる川
右から流れてくる川と左から流れてくる川で水の色が全然違う。 -
お茶味のスプライト
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9月17日(金)
朝早く起きて、まだ寝ている管理人のおっちゃんを起こしてチェックアウトした。それからバスターミナルまで20分ほど歩いた。バスが発車すると車掌が乗客に帰りの予定を訊いてまわった。九寨溝まで帰ってくる人、黄龍で降りる人、九寨溝に帰る途中の川主寺で降りる人。私は松潘へ行きたかったので川主寺で降りる事にした。最初は川主寺の事がわからなかったのだが、近くの席にいた日本人が教えてくれた。川主寺から松潘までは1人10元ほどで乗り合いタクシーがあるそうだ。
九寨溝から黄龍へ行く途中に奇妙な橋があった。 -
黄龍近くの山の景色
10時半頃にバスが黄龍に到着した。帰りのバスの出発は15時だそうだ。4時間半しかない。200元で入場券を買って、さっそく山を登り始める。 -
黄龍
15分ほど山を登ると石灰の池が棚田状になったきれいな景色のところに出る。硫黄色したところもある。美しい景色を眺めながら遊歩道の一番上まで行くのに2時間ほどかかった。 -
黄龍
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黄龍
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黄龍
ここが終点にある池 -
黄龍
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黄龍から九寨溝へ戻る途中にある川主寺でバスを降り、そこから乗合いタクシーで松潘へ向かった。1時間ほどで松潘に到着した。バスターミナルで次の目的地の都江堰へのバスの出発時間を確認ようと思って窓口で訊ねると「明日また来い」とそっけない対応だ。なにが気に入らなかったのかわからないが(たまたまその時機嫌が悪かった?)、昔の共産主義を体験しているように感じた。たまたまその時、私の近くに居たおばちゃんが7:20だよと教えてくれた。「謝謝」とお礼を言うと「今日はどこで泊まるの?」と私に訊いてきた。「まだ決めてないよ」と答えると、「うちの宿がそこだから泊まっていけ」と言う。まあこれも何かの縁だろうから部屋を見せてもらう事にした。バスターミナル前の吉祥賓館というところで、そこそこ良かったのでここで泊まる事にした。さっそく部屋に荷物を置かせてもらって、明日行きたいと思っている牟尼溝の事を訊ねてみた。バスは無くて車をチャーターするしかないみたいだ。料金は300元、それに牟尼溝の門票(入場料)が70元だそうだ。松潘まで乗せてもらった乗り合いタクシーの運転手も牟尼溝に行くには300元と言っていた。もし雨が降っても観光できるというので明日の朝9:00出発で牟尼溝に行くことにした。
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松潘の街にある城壁
明日の予定が決まったので、今から松潘の街を歩いて観光する事にした。だが、その前にとりあえず宿のおばちゃんに、美味しい四川料理の店がないか訊ねてみた。おばちゃんはいろいろ考えていたが、どうもこれといった店が思い当たらないようだ。「上街に行けばたくさんあるから行っておいで」と書いてくれた。上街の意味がわからなかったので訊いてみると、城壁で囲まれた繁華街の事だった。ここ松潘の中心街には城壁が残っている。さっそく繁華街に向けて歩いて行く事にした。 -
松潘の中心街にある橋
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城門をくぐると中は大規模な工事をしていた。道路は舗装をすべてはがして土を掘り返している。そのため土埃が酷い。工事車両の騒音も酷い。商店街は営業しているが、ここで料理を食べようとは思わなかった。
これはダンプカーとでもいうのだろうか? -
南側の城壁
下校時間なのか子供がたくさん通る中を街の反対側まで歩いて行った。ここには車がたくさん停まっていた。街の中は工事中で入れないので農作物を運ぶ軽トラや乗り合いタクシーなどがここに停まっていた。
左側の山にあるのは長城だと言っていた。長城はこんなところにもあるんだ。 -
南側の城壁の上から撮影
城壁の上に行けるようになっていたので、城壁に上ってみた。城壁の上を歩いて街を眺めるとなんだか気持ち良い。しばらく城壁の上を散歩してから城壁を下りて城外の住宅地に移動した。城内の商店街はそこそこきれいな町並みだが、住宅地にくるとさすがに古ぼけた家が多い。木造建ての壊れかかった家がたくさんある。都会では高層ビルがどんどん建っているが、田舎ではまだまだだ。 -
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道路の真ん中で「モー」と叫んでいる
宿に帰る途中、道路の真ん中をのんびりと牛が歩いていた。親子だろうか?親牛が2頭と子牛が2頭いた。牛の話のついでに、このあたりでは「牛毛」「牛」(マオニウ)という言葉をよく見かける。そして日本の牛より毛の長い牛をよく見かける。たぶんこの毛の長い牛の事をマオニウと言うのだろう。日本に帰って調べてみるとヤクの事だった。 -
松潘バスターミナル前の宿の部屋
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9月18日(土)
荷物を運んだり人を乗せたりする馬
今日は牟尼溝に行く日だ。朝7時過ぎに起きて宿の隣にある食堂で小龍包とお粥を食べた。ここ数日ずっと同じだ。まあそんな贅沢を言える立場でもない。少し散歩をして宿に帰ってくると運転手のおっちゃんが待ってくれていた。このおっちゃんは宿の2軒隣に住んでいる人で車は普通の乗用車だ。さっそく車に乗せてもらい出発した。 -
街の中は道路の工事中が多いため渋滞している。それに舗装を剥がしているので道がデコボコになっている。松潘から牟尼溝まで1時間半ほどだが工事中の道路が多い。あと現在トンネルを掘っていてそれが完成すれば松潘から牟尼溝まで近くなるそうだ。
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牟尼溝
牟尼溝に到着すると観光客はほとんどいなかった。切符を買って英語のガイドブックをもらって中に入ると山間の草むらという感じだった。順路に従って少し歩いて行くと水のきれいな池に出た。九寨溝と同じような感じだ。ここの水もきれいである。 -
きれいな池をいくつか通り過ぎ歩いていると掃除のおばさんに出会った。たぶんチベット族の人だろう。少しだけ会話をして写真を撮らせてもらった。九寨溝も黄龍もそうだったが、こういう掃除する人がいるからこそ風景区内がきれいに保たれている。掃除をしている女性たちは少し休憩時間ができると刺繍や編み物をしている。
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牟尼溝
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牟尼溝
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牟尼溝
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牟尼溝
観光風景区内の終点(一番上)にある温泉湖。
地下から炭酸硫黄水が噴き出してきている。名前は温泉だが水は冷たい。 -
牟尼溝
入り口まで戻ってくると係員の兄ちゃんが待合室(係員室?)で待っててくれと言っている。どうやら車で乗せてきてくれたおっちゃんがちょっと出かけたらしい。お茶をもらって他の客たちと筆談していると、そのうちおっちゃんが戻ってきた。私は扎嗄瀑布も見たかったので、そちらに行きたいと言うと、みんなからそこへは今は行けないと言われた。ちょっとがっかりだが牟尼溝のすばらし景色を見れたのでよしとしよう。ここ牟尼溝は九寨溝や黄龍と同じように水がきれいである。どちらとくらべても決して引けをとらない。だが規模が小さい。九寨溝から比べるととても小さい。しかし人が少なくて自分一人でゆっくり自然を堪能したい人にはお勧めの場所だと思う。
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