2010/09/25 - 2010/09/25
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ゲンさん
「はじめまして、NIPPON。」
名古屋にある産業技術記念館なるところで、おもしろそうな特別展示があったので行ってきました。
明治時代の人々の素顔が写真で見れます。
およそこの目で見ることは稀という時代の人、生活、風景を見ることができるのは貴重です。
予想以上に写真が鮮明でびっくり。
明治時代、何か人々が楽しそうに思えるのはどうしてなんだろう?
鎖国→倒幕→文明開化と激動があり、新しい時代を迎えたことを純粋に楽しんでいたのかな。
何か今のアジアの国々を見ているようで懐かしくなります。
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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産業技術記念館は名古屋駅から北へ15分ほど歩きます。
道端で適当に写真を撮りながらの散歩気分。
すっかり秋らしくなって、猛暑がいつのことだったかと思うよう。
人間の順応性の高さだろうか。 -
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だいぶ近づいてきましたよ。
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今日もきれいな青空。
最近は空がお気に入りです。
青い空は芸術。 -
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とうちゃく〜
れんが造りの建物なのです。 -
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ネットでゲットした割引券を見せて1割引で入場(入場料500円→450円)。
基本的に、トヨタ自動車の源流である豊田佐吉が開発していった自動織機が展示されているところです。
入場してすぐのホールには自動織機がデ〜ンとそびえています。 -
こういう感じで自動織機の歴史がわかります。
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実演もしてくれます。
最新のものは水で横糸を通すもので、1分間に700回転。
すさまじい速さでした。 -
自動織機はこれくらいにして、さっそく特別展示「はじめまして、NIPPON。」のコーナーに行きます。
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現代では移動の速度が非常に速くなり世界も昔に比べて遥かに狭くなっています。
とは言え、やはり世界には様々な文化があると実感させられることが多いものです。
これが100年以上も前、東アジアの国でも今と比べて遥かに遠い(下手したら現在の宇宙並み?)し、ヨーロッパやアメリカなんてもう現在では銀河系を越えてしまうのでは?(言いすぎw)というくらい遠かったことでしょう。
インターネットなんかもあるはずのない時代。
外国文化に触れることなどほぼ皆無だった頃、その異様さはどう人々の目に映ったのだろう、ということはとても興味を惹きます。
今の数倍のカルチャーショックがあったことは容易に想像できるでしょう。 -
色鮮やかな写真が飾られています。
「当時は白黒でしょ?」
もっともな疑問です。
これは外国人観光客の土産用に絵付師が彩色したものだそうです。
横浜がその中心だったので「横浜写真」と呼ばれています。 -
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「宴会」と名づけられたこの写真。
えらくきれいで今どこかの時代村とかで撮影したんじゃないかと思うくらい。 -
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やはり一番画になるのは「人」
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この「八百屋」という写真、今の東南アジアに和服を着た日本人が入り込んだかのような錯覚を起こさせる。
昔は日本もずっとずっと「アジア」だった。 -
やっぱり子供の笑顔は純粋でかわいい。
幼稚園から受験させるような現在では少し失われているような感じがしなくもないが…(泣) -
奥の写真は「盲目の歌謡い」
こちらまで元気になってしまいそうなくらいいい表情をしています。
手前の写真は「人力車トラブル」
どうみてもコメディー(笑) -
会いたかったのはこの笑顔だったんだ!
「笑顔がいっぱい」
カメラなんて当然珍しい時代にみんな写真を撮ってもらえることが嬉しくてたまらないんだろうな。
屈託のない笑顔がこれでもか、というくらい語りかけてくる。
今でもミャンマーなんかだとカメラを持っているだけでこんな状態になることも珍しくない。
バングラデシュだともの珍しさに取り囲まれるみたい。 -
これが当時のカメラ。
ピントガラス(像が見えるところ)は23cm×30cmもありめちゃくちゃ大きい。
思いのほかピントガラス上の像はくっきりしている。
ちなみに像は逆さまに見える。 -
絵葉書に横浜写真をつけることが多くなったらしい。
この写真なんか、背景のボケもきれいですごくいいと思う。 -
当時の日本の生活を外国に紹介した本。
外国人の目にはどう映ったんだろう? -
投影用の透明写真。
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カラー写真と見間違えるほどの出来栄え。
いや、ほんとに。
鮮やか過ぎるやろ〜 -
何種類かカメラが展示されていたけど、笑えたのはこれ。
「シュティルン 秘密カメラ」
服のボタン穴から覗かせて隠し撮りするためのカメラ。
今やったらお縄確定w -
見終わりました。
外へ出たら太陽がまぶしい。 -
相変わらず空は青い。
いつまでも青くあってください。
これだけが救いです。 -
名古屋駅へ帰るまで、また散歩。
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何か見覚えのあるのがいるなぁ、と思ったら孔子?
名駅近くにこんなのがあるとは知りませんでした。
てなわけでお疲れさまでした。
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