親子3代オランダ旅行記（ホールン～メデンブリック～エンクハイゼン　ミニSL・アイセル湖畔の旅編）③

2010/08/14 - 2010/08/14

親子３代オランダ旅行記①②の続きです。

今日はアムステルダムからちょっと足を延ばしてホールン～メデンブリック間を走るミニSLに乗り、アイセル湖畔を船で巡ります。


アムステルダム中央　～　エンクハイゼン　…　NS（大人16.70E 子ども2.50E ※1st利用）

エンクハイゼン　～　メデンブリック　…　船

メデンブリック　～　ホールン　…　ミニSL

ホールン　～　アムステルダム中央　…　NS（大人7.80E 子ども2.50E）

エリア エンクハイゼン(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道

アムステルダム中央駅から出発です。

普通このルートで旅する場合、ホールン〜メデンブリック〜エンクハイゼンと巡るようなのですが、鉄じいのリサーチによると、ホールン→メデンブリックはミニSLがバックで走るとのことで、「そりゃあ前向きに走りたいだろう」（汽車が?）とのことで逆ルートになりました。

NSのホームページのJourney Planner で下調べ。
時間、運賃から出発ホームまで調べられるので便利です。
http://www.ns.nl/cs/Satellite/travellers

オランダのホームは長くて半分ずつ13a,13bなどと書いてあり、13番線前、13番線後　といった意味のようです。長い車両が使われるときは普通に13などと書いてあります。

エンクハイゼンまでの所要時間は約1時間

エンクハイゼンは昔長崎への帆船が出港したという古い港町。
ここには屋外博物館という昔のこの地方の暮らしをそのまま再現したという博物館があり、訪れてみたかったのですが、電車と汽船の乗り換えに時間が足りず断念。

町の中を散策することはできませんでしたが、とてもかわいらしい町並みでした。

遊覧船（汽船）〜ミニSLはセットの周遊券があります。事前にアムステルダムのVVVで購入できなかったので、エンクハイゼンの駅前にあるVVVで購入。

http://www.museumstoomtram.nl/stoomtram/ENGELS/Home/html/Engels/documents/2010Japans.pdf

遊覧船とはいえ、地元の人も通勤やお買い物などの足に利用しているようでした。

メデンブリックまで約1時間。
ちょっと風が冷たかったけれど、お天気も良くて甲板でしばし船の旅を楽しみましたが、次第に同じような風景に飽きた子どもたちが暴れだしたので、船内に降りてサンドイッチとケーキ、コーヒーなどで軽い昼食。

食べ終えて再び甲板に出ようとしたら、甲板に出ていたたくさんの人たちが続々と船内に。
みんなお腹がすいたのね…などと思っていたら大間違い。
小さな羽虫が大量に飛び交っていてとても船旅を楽しむ感じではなくなっていました。

海を締め切って作られたアイセル湖だから。ということは後で知ったのですが、虫嫌いの子どもたちは大騒ぎ。船がメデンブリックに着岸すると、1・2を争うように下船しました。

メデンブリックでSLとの乗り継ぎ時間は約1時間あり、同じ船に乗っていた人たちは町のパンケーキ屋さんや、魚介のスナック屋さんなどで昼食をとっていたようで、町の繁華街と思われる静かな通りのこの2軒だけは大賑わい。

じいじは汽車の写真を撮りに行ってしまったので、残った私たちはおいしそうなパンケーキやフリットを横目にアイスを食べながら町をぶらぶら…

出発まで子どもたちはSLの運転手さんたちが準備をする様子を見ていたようです。

メデンブリックからホールンまではのどかなのどかな田園風景が延々と続きます。

途中突然SLが止まり、牛の横断中？と思ったら数十メートルほどバックして止まったり…
何事！？と思えども放送などあるわけもなく、同じ車両内にいたインド人のおばあさんと顔を見合わせるのみ…

しばらくすると何事もなかったかのように動き出し、無事ホールンに到着。
約1時間半の旅でした。

ホールンも昔は東インド会社全盛期に栄えた港町。
町の中を少し観光したいところでしたが、すっかり疲れ切ってしまってアムステルダムへ直帰でした。

夕食はホテルの向かい側にあるGrand Cafe L'Operaへ
http://www.l-opera.nl/uk/index.html

オランダのレストランで食事をすると、一皿の量がとても多くて食べきれませんでしたが、こちらはブラウンカフェだったからか一皿の量が適量でした。
お味もとてもおいしく、お店の人たちもとても親切で旅の疲れがいやされました。