ビッグアイランド　ハワイ島　（フェアモント・オーキッド　とマウナケア山頂）

2010/07/21 - 2010/07/30

ハワイはオアフ島ばかりで、ハワイ島に行くのは初めて。
火山とリゾートの島というイメージしかありませんでしたが、なかなか奥深い場所でした。
最近の本では、セドナ・バリ島と並んで「世界三大パワースポット」だそうで（笑）
買い物抜き、サンライズ・サンセットをひたすら鑑賞する、南の島旅ができましたよ

エリア マウナ・ケア山周辺(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 1.5

• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

コナの空港から今回のリゾート　フェアモント・オーキッドのあるコハラ・コーストまで、ミニバンでひた走ります。
溶岩台地の中をまっすぐに延びる道路で、周囲の何も無さに不安になります。
沿道には、黒い溶岩の上に、記念に置いた白い珊瑚の岩で名前（落書き？）がたくさん書かれています。どうも日本人的にはいい気持ちにならない光景でした。

荒野の果てに、２つのホテルとゴルフコースを中心にしたマウナラニ・リゾートがあります。入り口はごくさりげない感じ

チェックインして客室棟へ歩く途中で、お約束の様に海が見えます。
南北に分かれた２つのタワーで５４０室もありますが、敷地が広く、低層の建物がいいです。

フェアモント オーキッド ハワイ ホテル

客室は最近改装されたということですが、インテリアはハワイ風というよりヨーロッパ調で、他のホテルとは一線を画します。
開業２０周年で、建った時にリッツ・カールトンだったためか。

パーシャル・オーシャンビュー（ＵＳＤ３６９／泊)の眺めは、こんな感じで海が見えます。
眼の前に他の建物が無く、広い庭と滝が眺められて満足しました。
この部屋は、喫煙指定で予約しました。
オーシャンビュー等には、もう禁煙室しかありません。
一つだけ、この滝は夜になると相当音がしますので、気になる人がいるかも

バスルームはお姫様デザインで、確かにリッツっぽいです。
シャワーブースは広く、シャワーヘッドもレインシャワータイプに近いので、便利でした。

敷地が広いと本当にゆったりできます。
ビルとビルの間がくっついているのが、ストレスの原因と思う位。

ビーチはそれほど大きく感じませんが、しっかりしています。
ここの水中で、ウミガメに会いました。
ビーチチェアとタオルは無料ですが、カバナ（日除け付き）は１日１５０ドル位、マスクやフィンも時間制で有料なので、この辺がポイントなら、宿泊料金は更に高いですがフォーシーズンズを選ぶべきかも

昼の時間をリゾートでゆっくり過ごすのが最高

会議施設も美しく整っています。人影はほとんどありません。

夕陽の時間になると、海岸に人が集まって来ます。

時間と共に空の色が変わっていきます。

初日から海に沈む夕陽が見られました。

朝の散歩は、海岸沿いに隣のマウナラニベイ・ホテルを目指します。
この入江は、昔からの聖なる土地（ヘイアウ）の一つです。

ここはパラダイスに近い場所　と感じられるひととき

マウナラニベイ・ホテルが見えてきました。

マウナ ラニ オーベルジュ リゾーツ コレクション ホテル

ところどころにハンモックがあり、ここから海を見るのも最高

プールやビーチとの出入りに何度も使うドアは、観音開きで自動ドアというすぐれもの
何か、リゾートの大事な部分がきちんとしている感じでした。

マウナケア山頂サンセットと星空ツアーに参加
一人１９０ドルと高いですが、目的地は富士山より高い海抜４，２０５メートル！
防寒着レンタル付き
天気は山を登ると快晴になってきました

荒野でここだけ青々とした木。これにも伝説がありそうです。

中腹の牧場跡に車を止めて、夕食になります。
シチュー他、キャンプっぽい雰囲気

向こう側がマウナロア火山。
雄大です。また、この廃墟となっている牧場もいい味を出してました。
全体的に、日本でいうと北海道のような開拓地イメージがあります。

山頂の天文台の他に、中腹にも宇宙基地のような建物が見えます。

エンジントラブルがあって、どうなることかと思いましたが、別のツアー車に合流でき、ひと安心。
確かに車にとっても過酷です。
富士山五合目までの倍くらいの標高差を登るのですから。
もうマウナロアがこんな風に見える様になってきました。

絶景が続くと人間は、言葉少なくなるんですね
そろそろ日が傾いてきました。

雲海に、今自分達がいるマウナケアの影がはっきり写っています。
とても不思議な気分。
ただ、めちゃくちゃ寒い〜

やっとマウナケア山頂に到着。
各国の天文台が並んでますが、基本的に外から見るだけです。

マウナケア天文台群 自然･景勝地

だんだん暮れていく景色

ここでしか味わえない経験ではありますが、強い風と寒さで、
夢中でシャッターを押していただけかも
普通、海抜３０００メートルを超えれば高山病ですよ

無意識に飛ぼうとしているつもり

遂に日が沈んでいきます

この後、標高２８００メートルのオニズカ・ビジターセンターまで下って、結構大きな望遠鏡で「星空観察」。
Nature Adventuresの現地ツアーだったので、英語教室みたいになってしまいましたが、楽しめました。
15:40集合で、King's Shop着は予定通り22:00。プロです。
ホテルに戻るのに、唯一開いていたワインバーでタクシーを呼んでもらいましたが、ここが唯一ローカルの若者がたまっていた場所でした。
この辺りには、リゾートの従業員が住む人工的な町があるだけで、ほんとに何も無い。遊ぶ所無くて大変だろうな、と勝手な心配をしていました。