来てごしなれ　～因幡路～　パート①

2010/08/01 - 2010/08/02

何故かご縁が無く未踏の地だった鳥取。

砂の彫刻、砂丘、温泉、城下町をキーワードに
美味しいものにも出会いたくて^^因幡路を訪ねました。

宿で見かけたはた織り機。。。
“伝統”を横糸に“歴史”を縦糸にして紡ぐと因幡の里
の息吹が織れることでしょう^^

思いのほか琴線に触れ… さて次はいつ行こうかしら？
違った「いつ連れて行って貰おうかしら」(x_x) ☆＼(^^;)

エリア 鳥取

• 交通手段: 自家用車

日曜日午前６時半出発！
ＥＴＣ未搭載なので\1000の恩恵なし(T-T)
西宮まで渋滞が続き、杜手前からはｽｲｽｲです♪

ここは何処？
加西サービスエリア内にあるレトロな建物

北条の石仏と呼ばれる「五百羅漢」

只今「西日本高速道路ｻｰﾋﾞｽ・ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞ」では
毎月第１日曜日は食事もお土産も２割引ですょ♪

←この手焼きバウムクーヘンも勿論２０％off

対象外のSA.PAもありますのでＨＰで確認を。　
　　　http://www.w-holdings.co.jp

肉そば、天麩羅そばの軽食？をとり佐用ＩＣを
抜けるとトンネルばかり・・・

　　池田〜佐用 (\3000)

　鳥取自動車道は無料\(^O^)／

車窓から“夢街道を眺める天空の城”
河原城が見えて来ました！

自宅を出て４時間半(食事＆休憩約40分含)^^;

ＪＲ鳥取駅 北口前のモニュメントを通過して...

えっ？　何故ここに「ふるさと」の歌碑が？

作曲者の岡野貞一氏が鳥取県出身で、通った
久松小学校が近くにあるため、ここ久松公園
入口に建立されたのだそうです。

歌碑の前を右折

好きなレトロ建築を訪ねて
この門を潜ります！

石垣・櫓跡・内濠等が残っている

鳥取城跡を眺めながら

　国の重要文化財指定

前方を見ると白亜の洋館「仁風閣」
明治40年、池田家第14代当主/池田仲博侯爵に
よって建てられたﾌﾚﾝﾁ・ﾙﾈｯｻﾝｽ様式。

時の皇太子殿下(後の大正天皇)山陰行啓の際に
宿舎として使用された。

緑豊かで手入れの行き届いたガーデン

ウエディングの前撮り撮影にも使用されて
いるそうですょ^^ 　オ・サ・レ だこと〜〜

陳列所には紹介パネルや家紋を展示

特筆すべきはケヤキで作られた芸術的な
「らせん階段」 スバラシイ♪

支柱を使わず、吊るすこともなく、厚板
のみで支えられています！

　　　　　 (現在は使用禁止)

階段柱のメダリオンはアンカサス(西洋アザミ)

アンカサスの花言葉を調べてみたら。。
「離れない結び目」婚礼にピッタリね(^_-)

２階へ上がるとホールに大きな額

館を命名した東郷平八郎の直筆

エジソン電球が使われている食堂

庭園が一望できるバルコニー

森鴎外原作の映画「舞姫」のロケもあった
のですね^^ 　軍服姿も凛々しい郷ひろみ

車道から望む仁風閣の横顔^^

予約の時間が迫っていたので大急ぎで！
楽しみにしていたお昼御飯はここ「夢こみち」

空家になった古い民家を農家レストランとして
openさせた店。

お目当ては1日３０食限定の“すげ笠弁当”

地元で取れた食材を使った精進料理です。
食前酒、お味噌汁と雑穀ごはん付きで\1050は
とてもお値打ちです。
　　　可愛い箸袋までも千代紙で手作り。

ニンジンの葉とオカヒジキの天麩羅が
珍しくもあり、美味し〜ぃ♪

肉も魚も使わずこの充実メニュー^^
身土不二の原点を堪能させて頂きました！！

食後には浜茶と夏みかんのゼリー

寒天やゼラチンを使わないこのゼリーが
甘さ控えめでトロリと舌触りの良いこと(^^)v

すげ笠弁当以外にもうどんやスイーツを
いただけます。

ご店主のセンスの良さが伺え、とても落ち着きます。

タイムスリップしたかと錯覚してしまう
ような佇まい。

■夢こみち■
鹿野町鹿野１２４２ (?0857-38-0001)
(営業時間)10時〜15時半
(ランチ)11時半〜14時 (定休日) 水曜
　　

“夢こみち”のご店主に勧められて入った
お土産屋「ゆめ本陣」は向かい側にあります。

地元の方々の素敵な作品が所狭しと並び
ます。

出来立ての黒豆アイスをご馳走になりました^^
美味しかったけどアイスを買って帰る訳には… 残念！

６月、釜山/海雲台で「砂祭り」を見物できず
残念に思っていたところ鳥取で砂の彫刻に出会
えると分かり大喜び(*^^*)

　 　４期目の今年の展示テーマは
　　　砂で世界旅行・アフリカ
　　〜偉大なる大陸の歩みを訪ねて〜

　『サンベジ川の探検』

仮設テント内に入場すると最初に現れる。
1855年 ｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞの宣教師・探検家で医師の
ﾘｳﾞｨﾝｸﾞｽﾄﾝがこのサンベジ川で世界三大瀑布
の１つｳﾞｨｸﾄﾘｱ瀑布を発見した。

　『ヴィクトリア瀑布』

滝幅1708ｍ　最大落差108ｍあり
世界遺産に登録されている。

　
　『先住民と萱葺き家の村』

　
　『アフリカの野生動物』

　『鉱山の様子』
　　〜資源の魅力と過酷な労働〜

中央の模様はアフリカの民族の豊かな伝統を
表し、これを現地労働者に壊させている様子
を表現しているのだとか^^;

　『ネルソン・マンデラ』
　〜新しいヒーロー誕生〜

アパルトヘイト体制を平和的に終結させ
ノーベル平和賞を受賞。
その後、大統領に就任！　現在はユネスコ
親善大使に就任している。

　『ゴリラの森』
　〜密漁の悲しい歴史〜

仮設テントを出て散策道を登った所にある。

　『アフリカのアート文化』

人類発祥の地といわれるアフリカでは
古くから壁や皮、石等に絵を描いて人々の
暮らしを写し取り、動物を様式化し、信仰を
表現した。　彼等の数千年の暮らしの中には
民族独自の芸術や文化が脈々と息づいている。

散策道を歩いていると展望台がある。
こんな感じで砂丘が一望できます^^

　　うぅぅ... 暑そうだ！！

今、まさに制作中！　10月公開予定

唯一日本の作家で砂の美術館総合ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ
茶圓勝彦氏の作品

　入場ゲート前のゴリラ君

■開催期間　2010 4/29 〜 2011 1/10
■開催時間　9:00〜20:00(入館は閉館30分前まで)
　　　※日没からはライトアップされる。

■入場料　一般　\500 小中高生　\300
　
　　　公式サイト　http://www.sand-museum.jp
　　　
　

起きてから既に１２時間経過(゜O゜;
めちゃくちゃ疲れました(私の３倍主人が…)

本日のお宿は千年もの歴史があるひなびた
吉岡温泉。ここにある１日３組だけの小さな宿

６名は泊れそうな広いお部屋を用意して
くださっていました^^

大好きな温泉♪　檜造りで源泉掛け流し
檜の香りに癒され、たっぷりのお湯は
２４時間入浴可能^^　　しかも完全貸切

夕食も全て女将さんの手作り^^
器にもお人柄が伝わってきます。
お米も艶々、ピッカピカで甘い！

食談義で大いに盛り上がりました。

メインデッシュは但馬牛のひと口ステーキ
数切れ食べた後で「あっ！写真忘れた」と
慌ててパチリ！

軟らかくジューシーなお肉にルッコラが
たっぷりのっかり、付け合せの馬鈴薯も
ほくほくで美味し〜〜ぃ☆
デザートはヨーグルトにお手製の桃のｺﾝﾎﾟｰﾄ
添え。　 　　ご馳走さまでしたm(__)m

ティーコーナー
翌日、朝食後にこちらでコーヒーを
いただきました^^
ＢＧＭのクラシックと相まってゆっくり
ゆっくり時が流れてゆきます。

ティーコーナーの奥に鎮座している
はた織り機　　いいなぁ〜^^