2010/05/30 - 2010/05/30
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GOTOCHANさん
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梅雨入り前に徳島県の未訪の百選滝である轟九十九滝と大釜の滝を日帰りで制覇してきました。
轟九十九滝は海部川の支流である王餘魚谷川(かれいたにがわ)に懸かる轟本滝とその上流の滝群の総称で、日本の滝百選のひとつです。本滝は別名・王餘魚滝(かれいだき)とも呼ばれ、落差58mの神々しい滝です。
轟九十九滝で日本の滝百選64滝目制覇となりました。と同時に本滝で500滝目に到達したようです。
轟本滝滝見難易度:2、二重滝滝見難易度:2、横見滝滝見難易度:3、船形滝滝見難易度:3、丸渕滝滝見難易度:3、鳥返滝滝見難易度:3、鍋割滝滝見難易度:4、三十三才滝滝見難易度:4、大烏小烏橋滝滝見難易度:3
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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とにかく遠かった。途中、休憩もしましたが4時間半もかかってようやく轟九十九滝の駐車場に到着しました。
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私が到着した時に団体が轟本滝へ向かっていたので、本滝は最後にとっておくこととし、本滝の上流にある九十九滝の名の由来となっている滝群を見に行きました。
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いきなりの急な階段。
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階段を登りきったところに二重滝があります。
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二重滝。落差6m。写真右下の部分が実は轟本滝の滝口です。
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次は不動滝…しかし、遊歩道入口の轟九十九滝の案内図(2枚目の写真)には載っていませんでした。果たして、不動滝のあるはずの場所には滝の案内板がありませんでした。この後、主な滝には滝名の案内板と次の滝名とそこまでの距離を記した案内板がセットでありました。
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無名滝。本流に懸かっている滝ではなく脇滝です。
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不動滝がどこにあるかわからず多分過ぎてしまったようです。やがて遊歩道は川沿いに。
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横見滝。落差15m。遊歩道から少し外れたところにありますが、しっかりと案内がありました。
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横見滝と上流の渓谷。
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船形滝。落差12m。その上流に少し見えている滝は丸渕滝です。船形滝は船滝とも言うそうです。この滝は遊歩道入口の案内図には載っていませんでした。
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苦労して川まで下りて撮影した船形滝。細長い滝壺を有しています。
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無名の脇滝もあります。
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船形滝の滝壺。
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遊歩道に戻り、巻くように登ると船形滝のすぐ上流に丸渕滝があります。落差15m。
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丸渕滝上流の流れ。
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すぐにぽっかりと開けた空間があり、そこに鳥返滝があります。落差10m。
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鳥返滝の滝名表示板。ただし、遊歩道入口の案内図には載っていない滝です。
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そして次の滝名とそこまでの距離を記した案内板。ここまで撮影してきた滝には不動滝を除きこの2つの案内板がセットでありました。ところが遊歩道入口の案内図には、鍋割滝までに大烏小烏(おおがらすこがらす)橋滝と三十三才(みそさざい)滝が表示されていましたが、遊歩道にはその案内はありませんでした。
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途中、川へ下りていく分岐があったので、もしかすると大烏小烏橋滝か三十三才滝への分岐かもしれません。引き返す際に立ち寄ることにしましょう。
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最上流の鍋割滝を御神体とする鍋割神社に到着。鍋割神社は轟神社の奥宮です。
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「これより先に滝はありません」とご丁寧に案内があり、滝はどこかいな?と辺りを見渡すと、この写真の右のほうへ斜面を下りていく道らしきものがありました。
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結構荒れた斜面を慎重に下りること数分で鍋割滝がありました。この場所は前の岩が邪魔になって滝の姿が完全に見えません。そこでさらに岩場を下りて行きました。
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これがほぼ真正面から捉えた鍋割滝です。落差は20m。
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鍋割滝の下流にあった滝。もしかすると三十三才滝かもしれません(ネットで調べてみましたがはっきりしません。ただ可能性としては高そうです)。
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鍋割滝のあとは引き返して轟本滝を見るだけですが、その前に途中の分岐を川の方へ下りました。そこにはこの滝があり、これがどうやら大烏小烏橋滝の可能性が大です。
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本滝の上流の滝めぐりをしている間、結局誰一人として会うことはありませんでした。そして、いよいよ轟本滝に向かいます。
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轟本滝は轟神社摂社の御神体です。
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轟本滝に向かいます。見えそうでなかなか見えない…
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滝の姿が見える位置に行くと、まるで人を寄せ付けないかのように物凄い飛沫でレンズが一瞬にして濡れてしまいます。しかもモロ逆光で、今までで一番撮影に苦労し、かつまともな写真は撮れませんでした。
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白っぽく写っているのは逆光のせいでもありますが、晴れているのに霧のヴェールが辺りを包んでいました。轟本滝はなんとも神秘的な滝です。
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滝壺もこの通り透明な美しい水を湛えていました。
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締めは轟神社参拝です。
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この輪抜けには作法があってその作法通りに通り抜けました。ただ、その作法は記録しておらず忘れました。
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轟九十九滝をあとにし、山越えをして大釜の滝を目指します。轟九十九滝の下流に流れ込む長大な無名滝が何本かありました。実はこの後、無名滝攻撃に圧倒されることになります。
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