ダーバン印度化計画6/17

2010/06/17 - 2010/06/17

俺はダーバンでBunny Chowにありつけるのか？

エリア ダーバン(南アフリカ共和国)

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エミレーツ航空

Dubai行きの777の貧乏人向けシートのLCD脇には電源やUSBやEtherのコネクタがある。電源はいいけど他は何に使うんだ？USBも充電？Etherは？まあいい。おっと、飯の時間だ。初めてのEmirates機内食はどんなんかな。俺は関係ないけど特別食でなくてもハラールなんだろうなきっと。おお、なかなかうまい。ワインもokだ。次も使っちゃうかな。
食って寝て映画を見る。「板尾創路の脱獄王」があるな。落ちまでさっぱり意味がわからない映画だな。落ちは軽くズッってこける感じ。さて、新作のティムバートンのAlice in wonderlandでもみるか。ううむ、これはゴミだな。大体ジョニーデップが出る意味あんのか？マーズアタックの方が少なくとも100倍は面白いじゃないか。嘘だと思うのならヤン・シュヴァンクマイエルのアリスを見てほしい。一番好きなのはファウストだけどアリスも相当面白い。総統も相当に…

そんなこんなでDubai到着。トランジットの方に向かうともう一度セキュリティチェックを通って免税店あたりにでてくる。4時間以上トランジットの時間があるとどこかで無料の食事があるというので探してみるが、どうにもわからない。仕方ないので125ゲートあたりにあるアイリッシュパブっぽいところで適当にソーセージを頼んでみたりした。そこで思ったのはやっぱヴァイスヴルストはゆでた方がうまいかな。クレジットカードで払ったのでDubaiでの両替は一切しなかった。

等と言っているうちにDurban行きのボーディング時間となってしまった。一番端っこのゲートから乗り込む。こっちの路線は777ではなくエアバスの何とかで、前後のシートピッチが狭い。おれはそんなにでかいわけでもないがテーブルを出すとほぼおなかのところまで来てしまう。さらにエンターテインメントシステムはオンデマンドでなく垂れ流しだ。まあしょうがないか。いつもの通り飯を食って寝て飯を食って夕方のDurbanに到着である。サクッと入国しよう。

イミグレーションには結構な列ができている。アフリカのパスポートを持っている人とかの列にはだれもいないのにとか思っていると係員が「こっから後ろはこっちに並んで」っていうのでいそいそと指示された方に並ぶ。ほどなく自分の番になり「ワールドカップで来たの？」「はい」って答えてサクッと通過。これは幸先がよい。カスタムズのところでは当然申告するものとか持っていないのでそっち方面へ行こうとするとお犬様がすり寄ってくる。そこに立っていたおねいさんが「生的なものとか持ってない？」っていうので「ビスケットなら持ってるけど」っていうと「ビスケットは大丈夫」とおねいさんは言ってくれたのだが、男の係員が「こっちに行って」というので仕方なく取り調べルームへ向かう。しばらく待った後自分の番になり荷物を開けられる。「この書類に書いて」って申告するものをチェックするカードを渡される。当然申告するようなものがないので全部持ってない方をチェックして係員に渡す。自分がカードに記入している間にバッグをごそごそやっていたのだが変なものは見つからなかったようで行っていいよってことになり漸く外に出られた。初めての南ア。出てすぐのところに予約しておいた迎えの人がいて一安心。「あと何人か来るのでちょっと待ってね」って感じで「ちょっと両替してくる」って言って出てすぐのところにある両替の列に並ぶ。なかなか列が進まない。が、イライラしてもしょうがないのでひたすら待つ。やっと自分の番になりとりあえず5万円を係のおねいさんに渡す。「50ランドのお札で頂戴」って言ったら「ごめん、それはできないので100で渡すよ」って言われた。ごちゃごちゃ計算して「はいこんだけね」っていって初めて見るランド紙幣をごそっと渡された。金持ちになった気分ｗ手数料なども込みで計算してみると1ランドが約13円だった。あとで日本で両替した人に聞いてみると15円くらいだったそうでやっぱこっちで両替して正解だった。その後迎えの車に乗りホテルに送ってもらう。京の宿はHilton Durban。パリスヒルトンは嫌いだがそれなりにリーズナブルだったのでここにした。ホテルに向かう途中にスタジアム見えるところを通り嬉しくなる。Hotels.comで予約を入れていたがちゃんと予約できておりサクッとチェックインでき、ホテルの部屋に入る。なかなか広くてバスタブとシャワーが分かれていてよい部屋だ。ちょっと休憩して晩飯を食べに向かう。外に出るのはもうしんどいのでホテルのレストランでbuffetにした。やはりカレーとかは何気にうまい。俺はいつでも辛さにこだわるぜーと歌いながら部屋に戻る途中のエレベータで一緒になった現地の人らしき男性に「日本人？」「うん」「ワールドカップみにきたの？」「そうっすよ」「日本応援してるよ。ヨーロッパは多すぎてうぜーから勝ってくれよ」「ありがとう」みたいな会話をして部屋に戻る。やっぱヨーロッパにはうらみあるよねってか、敵の敵は味方的な感じだけどまあいいじゃん的な感じで俺は初日の眠りにおちていった。