世界一周出張　２８年ぶりのナイアガラの滝

2010/05/02 - 2010/05/02

２８年前の２月、小学生だった僕は両親に突然一カ月で引越しをしますと言われ、子供会はどうなるのだ、サッカークラブはどうなるの、友達はどうなるの、と猛反対した記憶がある。そう父の転勤で行き先はアメリカ東部ワシントンＤ。Ｃ。当日ハイヤーが迎えに来て近所の人や友達に見送られ成田空港に向かい前泊したのち日本航空アンカレッジ経由ニューヨーク行きに一家で乗り込みワシントンへ。
その後父は家庭サービスと仕事に追われ、母は英語の勉強と運転免許取得と生活の基盤を作ることに大忙し。僕はアルファベットもわからず知っている英語の単語も一つも知らず日本人一人としていない現地校へ編入。
滞在３カ月後、祖父母から贈り物があり、それを見て母と一緒に帰りたいと涙したことがある。それを見た父は家族旅行を提案し、購入したばかりの車で一家で選んだ先ナイアガラの滝まで車で１１時間かけて行き、車で国境を渡り、初めて家族で海外旅行をした。家族で自然の雄大さとアメリカという国の大きさを肌で感じ、そしてこの国で生活していこうと父に諭されたことは今でも忘れない。あれから７年間我々家族はアメリカで生活し両親は１３年間生活した。あのときの旅行がなければ７年間もの特に多感な成長期に過ごすことは出来なかっただろう。
２８年後当時を思いながら雄大な滝を眺める。目の前が滝なのか涙なのかだんだん解らなくなってくる。
あふれ出る涙を抑えることもなく、この場を借りて両親に心から感謝したい。

エリア ナイアガラ・フォールズ(カナダ)

カナダ側の滝は水しぶきがものすごく、滝壺は常に見ることができない

思えばこの遊覧船に２８年前にも乗った記憶がよみがえる。滝壺まで行ってものすごい迫力なのだが、何せレンタルのカッパが強烈に臭かったのを今でも覚えてる

カナダ側からアメリカ側の滝を望む

アメリカ側の滝もものすごい迫力

滝の側には綺麗なガーデンが広がります

カナダ側のナイアガラの滝の全景

日曜日だったのかどの観光船も満員でした

風向きが変わり水しぶきが激しくなる

望遠をマックスで撮ると水の勢いがすさまじいのがわかる

滝を見学したあと、ガーデンを散策

カナダでも初夏の香りを感じます

スイレンも満開でした

チューリップももうすぐ満開になりそう

チューリップが満開のときに来たかったものです

桜を発見

日本で見た後、カナダでも桜を見えるとは。。。ちょっと嬉しかったです

ガーデンを散策した後、また滝に戻り、アメリカ側の滝を見学

アメリカ側のナイアガラの滝の全景

NO JUMP INTO THE RIVER OF COURSE

すいこまれそうな滝の頂上

吸い込まれていきそう

滝から数キロ離れた川に到着

この先に世界三大瀑布のナイアガラの滝があるとは思えないほど静か

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