暦　2010／5

2010/05 - 2010/05

五月には田んぼに水が入り始め、水辺にメダカが群れはじめるでがんす!
春のメバル釣りにメダカの活き餌を使う文化を大昔から瀬戸内の漁師さんは持ってきたんでがんす。
ブラックバスとか、ビニールやプラスチックのルアーを使うてでしか釣りを知らん昨今のお子様には、是非この文化を伝えて欲しいでがんす。
まあけど、その前にメダカが居る棚田や川の環境をちゃんと回復とかせんといけんのが瀬戸内海の生物多様性の課題の一つでもあるんでがんす。ビオトープなんか、要らんでがんす!!

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船

卵ではちきれそうになった♀のメダカでがんす。
水草などに粘液の着いた糸で卵を巻きつかせて固定して産みつけるんでがんす。

豊島には在来種の黒メダカしか居らんでがんす。

豊島の棚田の水路にはマシジミが居る場所もあったりするんでがんす。

無農薬でやっぢょる田んぼの水路や池にはドジョウやスジエビも居るんでがんす。
これらも釣りの活き餌として使われるんでがんす。
よそではこんな贅沢はでけんでがんす。
大事に育んできた豊島の里海のクリーチャーでがんす。
ビオトープなんぞ、どうして造ろうとか言ってくるんか、サッパリ判らんでがんす。