2010/03/18 - 2010/04/01
1943位(同エリア6087件中)
kaikaiさん
- kaikaiさんTOP
- 旅行記28冊
- クチコミ3件
- Q&A回答5件
- 32,491アクセス
- フォロワー1人
タスマニアのホーバートからニュージーランド南島、南東に位置するミルフォードサウンドまではのんびりと2日間の航海です。
朝、目を覚ますと窓の外には霧の中に幻想的で壮大な自然美広がっていました。
-
霧雨の中に現れる切り立った崖や滝、
寒さも忘れてしばし見とれ… -
シャッターを押しまくりました。
迫りくるようなでっかいでっかい自然のすごさを
おさめられないのが残念です。 -
-
奥の山頂には雪も見えます。
-
-
とってもとっても寒いのにすごい勢いでモーターボートが船のわきを走り抜けていきました。
やっぱり防寒はしっかりしてるんでしょうね。
人ごとながら気になってしまいました。 -
遠くにボートが見えます。 どうやらあそこからこのミルフォードサウンドを巡るクルーズ船が出るみたいですね。
-
どんどん視界が開けていきます。
-
フィヨルドを抜け海に出てきました。
ミルフォードサウンドを去る前に…
ミルフォードサウンドは英語名でニュージーランド原住のマオリ族の言語マオリ語ではピオピオタヒ(一羽のつぐみという意味)と呼ばれているのだそうです。
現在のフィヨルドの形状は1万年前の氷河期末期に形成されたそうです。タスマン海から15km内陸まで続き、1200mを超える断崖絶壁や多雨林も美しく
1990年にユネスコの世界遺産にも登録されたのだそうです。
…ききかじりなもので、“だそうです”ばかりで申し訳ない。 -
ダニーデンにむかっています。
朝日が美しくって思わず手を合わせたくなる! -
-
朝日にうっとりしていると間もなく、ダニーデンの玄関港、シャルマース港に接岸です。
-
港は木材の加工、積み出し港の役目をしているらしく丸太に船の高さにも迫りそうな(ちょっと大げさ)
木屑の山の中に接岸しました。
そしてここはタイエリ ゴージ トレイン−渓谷鉄道のポートシャルマース駅にも隣接しています。
(駅舎らしきものは見なかった気もしますが…)
船を下りてすぐ目の前の列車に乗り込みます。 -
Taieri Gorge Train の歴史やルートが載ってます
-
レトロでかわいらしい列車に乗り込むと間もなく、
シャンパン? オレンジジュース? それともミックス? とウェルカムドリンクでのおもてなしです。 -
遠くに羊たちの群れを見ながらまさにニュージーランド!な風景の中を列車は走ります。
-
列車が通り過ぎる時には、あの家の主人が外に出て旗を振ってくれるのだそうです。 確かにいらっしゃっいました。 が写ってないのはなぜでしょう?
-
列車は走る〜
-
走る、はしる〜
-
橋を渡り〜
-
川を越えて〜
-
谷を下り〜
-
うわっ、なんか絵になるなぁ〜
-
ちょっとここでひと休み。
Hindon Station。渋谷の忠犬ハチ公ならぬ、
彼女の名前はSue. この像の由来をご存知の方教えてくださいませ。 -
そしてこの子は現代のSue.
愛想がよくてみんなにいい子いい子されて
満面の笑みがこぼれています。
みんな Nice Smile! -
そしてこの子は即席お土産屋さんのマスコット。
列車の到着にあわせて地元の人たちが、手作りのジャムやクラフト品などをならべて即席の売店を開いていましたが、このジャックラッセル君が思いっきり愛らしくって! みんなの視線とカメラが商品ではなく彼に集中してました。 -
-
こんな素晴らしい風景を見ながらランチまでいただけちゃいます。
-
列車でサーブされたランチボックス。
ワインのサービスもあります。
ワインはもちろん地物です。 -
このトレインツアーの終点、ダニーデンの駅が近づいてきます。
列車の中で飲み物やランチをサーブしてくださったのはリタイヤされたボランティアの方々。
ダニーデンの駅は美しく一見の価値があるよ。土地の歴史や建物のことなどいろいろ教えてくださり、それぞれのお国のこと家族のこといろんな話に花が咲き、それもまた思い出に色を添えてくれました。
山をのぼり谷を越え川を渡り、そして楽しい会話もありの素晴らしい列車のミニツアーでした。 -
彼は“ミニチュアシュナウザーを飼っているんだ、私のBabies”と言って写真をみせてくれ、え〜私もミニチュアシュナウザーを飼っているのよ〜と大盛り上がりに!
ダニーデンの駅に奥様がBabiesを連れて彼を迎えに来るというのでぜひワンちゃんたちに会いたい〜っと。 -
我が家のペットと重なり、思わずハグしたくなりました。 人懐こくて愛らしくてなんていい子たち!!
うちの子どうしてるかな〜? ちょっとシュン。 -
なんとかわいいのじゃ!!
ちゅ〜! はさすがにしなかったけど… -
こちらがダニーデン鉄道駅。 1906年に建造されダニーデンを代表する美しい建物です。
中のステンドグラスもきれいでした。 -
蒸気機関車が光を通した美しいステンドグラスであらわされています。
-
ダニーデンの街は8角形に整備された広場“オクタゴン”を中心に作られ、人口約11万人、南島では2番目に大きな町なのだそうです。 1842年、スコットランド自由教会の移民によって開拓され、ダニーデンとはスコットランドの言葉で“エディンバラ”を意味するとのことです。
-
スコットランドからの移民の子孫も多く現住し、今でもスコットランドの文化が色濃く残ります。
ほら!
学生さんのようですがかわいくて後姿を思わずパチリ!…わかってます。 しっかりおばさんモード。 -
船から見えた教会と町並み、どこを見ても雰囲気があって絵になりますねぇ。
-
いきなり飛びましたが、一晩明けるとすでにクライストチャーチでした。
こちらは町のシンボルの大聖堂
Christchurch Cathedral です。 -
ガーデンシティの別名を持つというクライストチャーチ。町の中にも美しい庭園や公園がたくさんあります。
-
こんなかわいらしいどんぐりも発見!
公園はとにかく広くて地元の人たちがジョギングする姿もよく見かけました。
こんな所なら気持ちよく走れそうです。 -
ハウスの中一面に色とりどりの花を咲かせていたベゴニア。 比べる対象がないのでわかりずらいですが
この花私の顔ぐらいあります。
私、小顔ではありません。
このベゴニアむちゃでっかいです。 -
エイボン川のほとり。
他の方の旅行記やガイドブックで見慣れたはずなのですが(そしてきっと今このブログを読んでいるあなたも)やはり自分でその場に立ってみると、ロマンチックで写真におさめずにはいられないステキな風景なのです。 -
どこもかしこも絵になる風景
-
タウランガに近づいています。
ヨットから朝日を眺める…ことの出来る生活、なんてゴージャス! -
タウランガ 入港しました。
ニュージーランド最大の木材の積出港、キーウィの産地としても有名です。 -
この木、日本ではよく垣根なんかで見かけるんですが
(名前がわからないんですが)この巨大さ!クルマと比べたら…圧巻です。 -
ミッション ステーション
1847年に立てられ、この地方に最初に訪れたキリスト教の伝道師とその家族が150年にわたって住んだ家です。 今は博物館として開放されているそうです。 -
気候が温暖で自然が美しいことからリゾート・保養地としても知られこのエリアでセカンドハウスをなんて思ったら,かるくポンと数億円とのことでした。
建築には決まりがあり高層の建物がないので、とてもゆったり優雅な雰囲気でした。
いずれにしても自分には縁が無い場所ですけど… -
港から1地時間ちょっと。カイトゥナリバーでジェットボートに初挑戦!
ボートを運転してくださるお兄さん、イケメンプラスかなりの好青年!
またおばさんモード。 いいんです、それでも! -
お兄さんが腕をぐるぐる回すと
“さあ スピンするよ〜” の合図。
ものすごいスピードで吹っ飛ばしてスピンをかけるんでもちろん写真なんて撮ってるところじゃありません。 涙はちょちょぎれるし、張り裂けんばかりの声を張り上げ、ストレス解消させていたできました!
とにかくスリル満点! タオルの用意もお忘れなく! -
このあたりにロードオブザリングの撮影も行われたところがあるらしいです。
-
切り立った崖や原生林、スリルに加えて見ごたえもあります。
-
思い切り叫んですっきりした後は、キウイフルーツの畑に立ち寄ります。
でもその前にこんな思いがけない出会いも! -
ちょっとシャイな子猫ちゃんでした。
そろそろついそこまでは来るのに、
そしてじっとこちらをうかがってます! -
たわわに実ったキーウィ。
こんなに見事に、感動しました。 -
キーウィの木にライン状に傷がつけてあるのがわかりますか?
何かの理由で(聞いたけど忘れました)成長を遅めようとして木に傷をつけたところが、自然の治癒力によって逆に木の成長を促すことがわかり、こんな感じのことをこのおねえさんが説明してくださいました。
足元には今にも食べられそうなキーウィがごろごろ落ちていて私はそちらのほうが気になってしまい・・・ -
ず〜と続くキーウィ畑。
でもおねえさん曰く、ニュージーランドのキーウィは主に日本などに輸出され、皮肉というかニュージーランドの人たちがマーケットで手にするキーウィはほとんどイタリア産なんですって。
キーウィの世界第一の産地はイタリアでニュージーランドは2位なんですって。 初めて知りました。
家に帰って早速マーケットのキーウィをチェックしたらほんとだ! From Italyのシールが付いてました。 -
奥の高い木が外来種の杉で手前がニュージーランド固有の杉。 同じ時期に植えてもニュージーランドのものは外来種に比べて成長するのに3倍の時間がかかるのだそう。
でも固有のものを守るための研究や植林が進められている。とお姉さんは教えてくださいました。
肩の張らない身近なエコや自然との向き合い方、お姉さんの姿勢から感じさせられるものがありました。
奥が深いなあニュージーランド! -
オークランド。ビルの間から見えた日暮れの空がきれいで立ち止まってパチリ。
気づいたらオークランドでの写真はこれぐらい。
明日はシドニーに飛んで一泊。
翌日は帰国の途に。 -
シドニーに戻って、こちらは私が勝手にクイーンビクトリアビルデイングと思い込んでいたアーケード。
他の方たちのブログやコメントではもっと大きなイメージだったんだけど… 誰もが必見と言っていたステンドグラスはどこ? 不安がよぎるものの自信たっぷりにここ、ここ!っと言ってしまったもので引くに引けず… 不安と疑問が渦巻く中、でもおいしいスコーンをいただきました。
予習&ガイドブックは大切ですね! -
スコーンのアーケードを後にしてしばらく行くと
…あった…本物のクィーンビクトリアビルディング
大きくて歴史を感じさせる立派な建物 -
やっぱり広いし
-
なるほど美しいステンドグラスだ〜
立場なし! でも本物にあえてよかった。 -
シドニーでのステイ先
ソフィテルホテルのロビーの美しいフラワーアレンジメント。
エアポートに向かうために予約しておいたシャトルが20分以上待っても来ずに、手持ち無沙汰だったのでパチリ!
早朝にもかかわらずコンシアージュの方がシャトルの会社に連絡を取ってくれたり、話し相手になってくれたり心のこもった対応をしてくださいました。
でも連絡の行き違いがあったらしく、結局タクシーで向かうことになりました。 まあ時間の余裕は充分にあったので問題もありませんでした。 -
成田からの便は夜だったこともあり、ウェルカムシャンペンをいただいた後、気を失ってしまいましたが、帰りはちゃんとお食事をいただきます!
こちらはウェスタン。 -
でこちらがジャパニーズ
行きでもいただいたロゼではなく赤いスパークリングワイン。行きは眠くてチェックも出来ませんでしたが、帰りにチェックしたら豪州線就航40周年記念の
“ナプスティン・スパークリング シラーズ”という
スパークリングワインだそうです。
けっこう力があって個性的で気に入ってしまいました
この後映画を見ながらしばしうとうと…
楽しかった〜 お酒も入ってゆめごこち〜 -
おまけということで
オーストラリアに行かれたらぜひお試しください。
VEGEMITE−べジマイト。
昔オーストラリアを旅行した時に、ホテルの朝食のテーブルにあったのを目ざとく見つけて、甘いスプレッドだと何の疑いもなく、パンにたっぷり塗って一口口に入れるや否や、あまりのまずさに飲み込むことも出来なかったという強烈な経験談を主人に話したら
異常なまでに興味を示し、なんと2個もお買い上げ!
おまけにお試しサイズのようなミニミニパッックもバックからごろごろ。驚いて聞いてみるとシドニーのQANTASのラウンジにあったそうです。私以上に目ざとい主人でした!
でも今トライしてみると、飲み込めないほどまずくないし、(大人になったっていうことかしら?!) 野菜のエキスの凝縮・ビタミンBの宝庫ときくとちょと魅力的にさえ思えてくる。ってなことで現在
我が家でこのVEGEMITEはカレーにビーフシチュー、いろいろな煮込み料理に大活躍してくれております。
おしまい。
つたない旅行記を読んでくださってありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ニュージーランド の人気ホテル
ニュージーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニュージーランド最安
418円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
68