河内国一の宮：枚岡神社そして紅梅白梅は三分咲き

2010/02/14 - 2010/02/14

河内国一の宮：枚岡神社は、生駒山の暗峠（くらがりとうげ）を大阪側に降りた山麓にあります。

奈良の春日大社ともお互いに神様を分祀し合い、枚岡神社は元春日とも呼び習わして来ていました。

そんな由緒のある枚岡神社ですが、また早春には隣接する枚岡梅林にある約六百本の紅梅白梅が、咲きほこることでも有名です。

もうそろそろ、梅も咲いていることだろうと行ってみました。

梅はやっぱり時期的にちょっと早かったのか、三分咲きでしたが、それでもそれを見るための花見客や、撮影しようとするカメラマンが沢山みられました。

そこからちょっとしたハイキングがてら、枚岡山展望台までのぼりました。

そこから、大阪平野を一望できます。

エリア 東大阪市(大阪)

駐車場からちょっともどって、撮った木製の鳥居です。

少し歩くと、注連縄があります。
神社においてあった、枚岡神社略記には‘毎年１２月２５日には「注連縄掛神事」が執り行われる。早朝から拝殿前石段下の境内広場で、藁を打ち縄を綯い注連縄を作り、祓川（夏三川）前の石の注連柱に懸け、次に神職が装束を着用、祓を修し、宮司正中して縄に向かいワッハッハと三度笑って神事を終わる。これも珍しい古式の神事である。’とあります。

石の注連柱の脇には、狛犬ではなく狛鹿？が・・・。
春日大社と関係の深さを物語っていますね。
これは、阿吽の阿の方です。

阿吽の吽の方です。

参道階段を上がったすぐのところに、拝殿があります。

拝殿にある龍の彫り物です。
素晴らしいできです。

拝殿の後ろ本殿との間に、すばらしい中門があります。

四棟並ぶ春日造の本殿です。
これもすばらしいですね。

拝殿の横には、鬼瓦（群）のようなものが。
かつての拝殿？で使われていたのでしょうか。

枚岡梅林の方に進んで、振り返って撮りました。
左に拝殿、右に中門があります。
雰囲気あるでしょー。

枚岡梅林に入ったところ。
この辺りからも、大阪が眺められます。

枚岡梅林のベンチ。
ミッキーマウス，ドナルドダック，キティちゃんなどのキャラクターのベンチが置かれています。

紅梅がまばらに咲いています。
ちょっと早かったかなーっ。

白梅のつぼみです。
これからの期待感でいっぱいです。

こちらは、ちょっと開きはじめている白梅の花。

開いている紅梅の花もあります。

このあたりは、日当たりの関係からか、開花が進んでいます。

しだれ梅もありましたが、まだまだつぼみです。

この辺だけをみると、満開ですね！！

梅林をあとに、枚岡山展望台に向かうことに。
枚岡神社周辺は、ハイキングコースが多いのでしょうか、ハイカーを沢山みかけました。
運動不足の身には、結構きつい坂もあります。

展望台からの、大阪方面の眺めです。
ちょっともやっていましたが、眺めはすばらしく、大阪ドームや大阪城もみることができました。
手前に、花園ラグビー場が見えます。

ちょっと門真の方を見てみます。
夜景はもっと綺麗でしょうね。
ちょと登ってくるのはきつかったけれど、このながめで疲れもふっとびです。
後日の筋肉痛を気にしながら・・・

（おしまい）

この旅行記へのコメント （2）

• ゆうこママさん 2010/02/14 19:22:05

  ノーマーク

  こんばんは。
  歴史遺産、特に奈良、平安期の舞台は大好きですが、大阪は今までノーマークでした。のーとくんさんの旅行記を拝見するようになって、大阪に対する見方が変わりつつあります。
  枚岡神社も歴史を詳しく調べると、面白そうですね。
  拝殿も神殿も美しい。

  のーとくんさん からの返信 2010/02/14 22:31:23

  RE: ノーマーク

  ゆうこママさん
  
  こんばんは。
  
  大阪近辺は、半日気分で気楽にでかけられるので、良さそうなところを探して出かけています。
  日本は、やはり歴史のある国で、色々なものが残っていますね。
  そんな新たな発見を結構楽しんでいます。
  そういう風にしていると、それがまた次に行きたいところが見つかってきたりして。
  
  もちろん奈良（特に今年は遷都１３００年で秘仏公開など色々ながありますね）にもどんどん行きたいと思っています。
  
  　のーとくん