フィリピン・サバイバル紀行

2007/01/10 - 2007/01/24

渡航先のマニラで盗難に合いなからも、残りの金で艱難辛苦の旅を続ける。
貧しいマニラの住人や友人の助けを得てマニラでも危険だと言われるエルミタでの生活で様々な人間模様を体験した事実を書きました。

エリア マニラ(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: フィリピン航空

期間[2007年1月10日より23日まで、渡航先のマニラで盗難に合いながらも艱難辛苦の旅を続けた旅行記です。

貧しいマニラの住人や友人の助けを得てマニラでも危険だと言われるエルミタでの生活で様々な人間模様を体験した事実を書きました。

盗難に遭って金を盗られてしまいホテル代も足りなくなり､FIXの格安航空券で半月(2週間)で予約した為、帰国便の変更が出来ず。

危険なマニラで、あわや路上生活をと言う状況になりましたが地元の人や友人に助けて貰って何とか無事に帰国出来ました。

渡航先は成田 => マニラ => ダバオ => マニラ => 成田

画像は成田の搭乗ゲート

今回、私はマニラ市内のLRT(写真の列車)(ライトレールトレイン高架鉄道)内でバッグを切られて窃盗未遂にあいました。
写真は被害に合ったLRT(高架鉄道)です。

幸いにも中には友人の所へ持っていく梅干のパックが一番外側に有りパックが切られて梅干パックの汁が漏れただけで済みましたが、実は、この前に10万近くをひったくられています。

油断していなかったツモリですが、1渡航で2回も被害に逢うとは!!??

最初の事件は私のミスも有ります。
両替商で両替して、そのままLRTに乗り小さいバッグを膝の上に置いていました、座った場所はドアの近くです。
駅に着いてLRTが発射する寸前に手が伸びて来てバッグを引ったくって逃げて行く、私は追いかけようとするが、前に立っている人が邪魔でドアへ辿り着く前にドアは閉まって発車してしまいました。

失敗は
1:両替して、そのままLRTに乗った(本当はホテルへ戻って必要な金だけ持って出るべきだった)為に、見張っていた犯人又は仲間に後を付けられた。
2:ドアの近くへ座っていた

次にバッグを切られた時ですが、これは自分でも気を付けていて常に体の前に抱えていました。

また、このバッグはフィリピンで買った物で盗難しづらい様に体にタスキ掛けして使う物です。
盗難防止用として、わざわざ買ったものですが!!

LRTから降りる時に席からドアまでのホンの十秒位の間にヤラレタと思います。
友人宅へ着いてバッグを開けるまで気がつきませんでした。
綺麗に、スッパリと切られて、なんと開けて切って中を探ってから、ジッパーを締めて有ると言う丁重な犯人の仕事!!

背中に回したのはホンの十秒程度、LRTを降りる為に席を立ってドアの前まで行き停車するまでの間しかチャンスは無かったと思います。

こういうプロ中のプロに掛かっては一瞬の油断も出来ないと言う事になります。

バックを見た地元のフィリピン人達も「オオップロフェッショナル・シーフ」「ファンタスティック」と犯人を褒めるのに近い感想を言ってました。

みなさんも、海外には泥棒や強盗と言うのは職業として働いている人が沢山居ると思って盗られても最低の被害で住む心構えと用心で出掛けて下さい。

命が助かる様に多額の被害が出ない様に泥棒や強盗には出会うんだと覚悟して準備し出歩いています。

自分の被害が、皆さんの役に立てばとアップしました。

写真は、今回の旅で利用した。エルミタ・ツーリスト・インと言う宿の部屋です
レートはP900(2007,About\2,000)でした。
エアコン、温水シャワー、一階にレストランで簡単な朝食付き
テレビなし、バスタブ無し、セーフボックスなし
いつもはパサイのアトリウム・ホテルを使う事が多いのですが、仕事の合間に夜遊びしたいと・・

繁華街のエルミタに泊まりたいと、エルミタは日本で言う新宿でしょうか危ない街でも有りますが泥棒や引手繰り強盗は有るでしょうが殺される様な事は大金を見せたりしなければ大丈夫です。

値段に合った宿と言えます。
但し、部屋のドアの取っ手や鍵がグラついていたり(^_^;;
エアコンがダンプカーの様な轟音を立てて・・

但し、窓の下は、マビニ通りエルミタの、ど真ん中と言う好立地です。
通りの向かいに綺麗なフレンディー・ホテルやドミトリーに近いもっと安いマビニ・ペンションなどが有ります。。

さらに海岸通り(ロハス・ブルーバード)も近くてマニラ湾の夕日を見たり、ベイウォーク(海岸沿いの広い歩道)を散歩したり近くて便利です。

写真はダイヤモンド・ホテルで、その裏はハイアット。カジノ&ホテルになります。(すぐ近くです)

さらに居酒屋ケン太や韓国料理の美味しい店や様々な店が近くに有ります。

今回は、急に出掛ける事となり半月と長い上にダバオにもフライとして、さらに悪い事に軍資金が少なかった為に安宿となりましたが、次回はハイアットに何泊かしたいなと・・

写真はマラテ教会です。

古くて趣が有ります。庭に第二次世界大戦の犠牲者に対する碑が有り読むと日本人として責任を感じる物が有ります。

同じく、マラテ教会の内部です。

マラテ教会のステンドクラス
セント・ジョン??

写真は海岸通り(ロハス・ブルーバード)と、その向こう側がベイ・ウォークです。

ベイ・ウォークは沢山のライトでライトアップされて広い歩道の中に生バンドのライブにオープン・カフェにと夜は賑わいます。

注意事項 2010/4/15日現在
この海岸沿いは、マニラ市で店の営業許可を取消した為に、現在、夜間は、大変に寂れていて人もかなり少ないです。

一人歩きは危険ですので、出かけない事を勧めます。

MOA[モールオブ・アジア]が出来てから、MOAの海岸沿いが、New Bay Walkとなっていますので、そちらへ!!

写真はベイ・ウォークで・・
逆ナン・・??

まあ、・・知り合った女性です。
陽気で明るく親切な人が多いです。

フィリピンの結婚式
写真はエルミタチャーチです。
教会の写真を撮りにテクテクと歩いていったら結婚式の最中でした。

写真は新郎新婦が乗るのであろう車が準備されていたものと思います。

結婚式の最中の写真ですが、厳かなので入り口から・・
良く見ると祭壇の前に神父さんと新郎新婦が居ます。

教会続きのついでにブラックナザレの像で有名なキアポ教会に行きました。
1月の第二日曜なので訪れたのです。
1月の第二日曜はセント・ニーニョの日でお祭りが有ります。
但し、教会では説法をしていてお祭りらしくは有りませんが、写真では人が居ない様に見えますが教会の内部にはギッシリの人が居て神父さんの話を聞いています。

教会は見た目が小さく見えますが実際には5階建ての建物くらいの高さが有り大変に中も広いです。

このキアポ教会の近くにチャイナタウンが有ります。

キアポ教会へ行くジプニーの中で出会った地元の子供たちです。

明るい笑顔で良いですね!!

日本では、子供に話しかけるだけで、すぐに犯罪者とか変態とか
まったく日本は、どうかしているとしか思えません!!

写真は、日本から移住されて現地で活躍しておられる
レストランネモト & ネモト観光の写真です。

今回は空港からのピックアップとダバオ行きのチケットの手配を、お願いしました。

信頼出来て、マニラ圏内のホテルは本当に安く泊まれます。

名物と言うと失礼ですが、タイ子ママ、渡比する方々の間では有名人です。

レストランネモトさんの場所です。
パサイ市ブェンディア通りLRTの駅から近いです

エルミタのロビンソン、マラテのハリソンなどに出没する有名な「詐欺師トニー」

流暢な日本語で貴方のホテルのガードですと、声を掛けてきます。
自分もP20やられました。・・(笑)

ずっとマニラに滞在してたので、ちょくちょく顔を合わせるので向こうの方が敬遠するようになりました。・・(笑)

会うたびに「仕事の景気はどうだい?」、「儲かっているかい?」とやってましたので・・・(笑)

2010/3/11日撮影

この旅行記へのコメント （2）

• tanichanさん 2017/05/12 07:37:38

  お早うございます

  懐かしくフィリピン旅行記を拝見しました、私もフィリピンは数年前に1度訪れましたがやはり治安は良くないですね。
  
  私の親戚にフィリピン人が女性が居て行く前にアドバイスを受けました、旅行の際私が持つていこうとした1眼レフのデジカメは危ないから持つていかない方が良いと言われ普通の小型デジカメにしました、流石にマニラに比べ地方のリゾート地に行くと治安は良かったです。
  
  と言う私も10数年前スペインに一人旅をした時、マドリッドのアートチャー駅付近で当時流行っていた首絞め強盗に出会い遭えなく失神して気が付いた時は路上に寝ていました(>_<)。
  
  背負っていたDバックは強奪され、中に入っていたカメラ、帰りの航空券はじめ腹に巻いていた現金10数万円、そして明日乗る予定だったAVEの切符、更にパスポートまでも強奪されて散々でした。
  其れからが大変でカード類の停止手続きやらでてんてこ舞い、更に悪い事に事件の日は金曜の夜でしたので日本大使館は既に閉まっていて、土日はお休みでやっと月曜日にパスポートの再発行の手続きでした。
  
  地元の警察で盗難証明書をもらって帰国後保険会社に請求しましたが現金はダメでカメラ等の代金(全額ではなく購入した金額の10％程が戻って)が戻ってきました。
  
  何とか戻れたのは今は余り利用していないTC(トラベラーズチェック)が7万円ほど持つていたのでTCの番号を記録していたので翌日には現地通貨を得ることが出来、助かりました(*^-^*)。
  
  其れから2年後リベンジとしてスペインを旅してきました、娘にはそんな目に遭ってまた行くのと言われましたが旅好きなんで(*^-^*)。
  
  現在は治安も良くなったようですが一人旅は何時の時代も危険が伴いますね。

  Kenちゃんさん からの返信 2017/05/12 23:22:01

  RE: お早うございます

  今晩は 掲示板にメッセージを有難うございました。
  
  東南アジアは年に数回、行っていますが 特にフィリピンでマニラと外国人が訪れる観光地は治安が悪いですね、23年前に初めて仕事でマニラへ行き、今よりずっと危険な暗黒時代とも言うべき思い出が沢山有ります。
  
  タクシーに乗っていて銃撃されたり(タイヤを撃たれました。)
  一緒に行った人間が 強盗にホールドアップと股間の間を脅かす為に撃たれたり
  
  昔から比べると かなり安全にはなったのは事実ですが 油断は大敵な国です。
  
  中々、物臭者で旅行記も殆どアップしていませんが 写真のある旅についてはぼちぼちとアップしようかなと考えています。
  
  宜しく お願い致します。
  
  > 懐かしくフィリピン旅行記を拝見しました、私もフィリピンは数年前に1度訪れましたがやはり治安は良くないですね。
  >
  > 私の親戚にフィリピン人が女性が居て行く前にアドバイスを受けました、旅行の際私が持つていこうとした1眼レフのデジカメは危ないから持つていかない方が良いと言われ普通の小型デジカメにしました、流石にマニラに比べ地方のリゾート地に行くと治安は良かったです。
  >
  > と言う私も10数年前スペインに一人旅をした時、マドリッドのアートチャー駅付近で当時流行っていた首絞め強盗に出会い遭えなく失神して気が付いた時は路上に寝ていました(>_<)。
  >
  > 背負っていたDバックは強奪され、中に入っていたカメラ、帰りの航空券はじめ腹に巻いていた現金10数万円、そして明日乗る予定だったAVEの切符、更にパスポートまでも強奪されて散々でした。
  > 其れからが大変でカード類の停止手続きやらでてんてこ舞い、更に悪い事に事件の日は金曜の夜でしたので日本大使館は既に閉まっていて、土日はお休みでやっと月曜日にパスポートの再発行の手続きでした。
  >
  > 地元の警察で盗難証明書をもらって帰国後保険会社に請求しましたが現金はダメでカメラ等の代金(全額ではなく購入した金額の10％程が戻って)が戻ってきました。
  >
  > 何とか戻れたのは今は余り利用していないTC(トラベラーズチェック)が7万円ほど持つていたのでTCの番号を記録していたので翌日には現地通貨を得ることが出来、助かりました(*^-^*)。
  >
  > 其れから2年後リベンジとしてスペインを旅してきました、娘にはそんな目に遭ってまた行くのと言われましたが旅好きなんで(*^-^*)。
  >
  > 現在は治安も良くなったようですが一人旅は何時の時代も危険が伴いますね。