ソウルから海印寺＆鶏龍山温泉〜世界遺産とキノコ鍋と温泉に屋台満喫の旅

2009/11/20 - 2009/11/22

２００９年１１月、Bさまiさまと３月につづき韓国の旅へ。
今回は遠出しようということで海印寺まで足を延ばし温泉も巡った。

こちらも見てね。
Bさまの旅行記
http://4travel.jp/traveler/barton_1/album/10405421/
iさまの旅行記
http://4travel.jp/traveler/ishinet/album/10407128/
http://4travel.jp/traveler/ishinet/album/10409720/

写真は干し椎茸が濃厚旨みでびっくらぽんのキノコ鍋

エリア 大邱(韓国)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー

深夜に到着したBさまiさまとロシア語が溢れる某界隈のモーテルでトンドン酒を酌み交わし就寝。
翌朝ソウル駅から旅が始まる。

東大邱（ドンテグ）までKTXに乗車する。
久しぶりのKTXなのだ。

レシートみたいなKTXのチケット。
ソウル９時発、東大邱１０時４０分着。
ｗ３万９０００

東大邱（ドンテグ）駅到着。
i巨匠が激写中であります。
駅前の観光案内所で海印寺までの行き方を聞き地下鉄に乗る。

地下鉄２号線ソンダンモッ（聖堂池）駅で下車し西部バスターミナルへ向かう。
目の前すぎて通り過ぎてしまった。
でも通りすぎたお陰で市場をみつける。
活気がある市場だ。
スッポンはわかるが、カメさんも食用？？

２番乗場からバスに乗る。
西部BT〜海印寺　ｗ６２００

ローカルバス車内

けっこう遠く1時間半バスに揺られる。

海印寺に行くことは決まっていたが、
あとはケセラセラ。
でも鶏龍山温泉は話題に出ていたので
行けたら行きたいところだ。
海印寺バス停で時刻表を見ると、
アクセスポイントの大田行きバスがあった。
これはラッキーだ。
ということで、
翌朝は７時のバスに乗ることになった。

なかなか山の雰囲気もいいので
海印寺に泊まることにした。
バス停から歩いて５分ほどの
チンジュカンなる旅館で荷を解く。
遅い昼食となったが、まず腹ごしらえ。
客引きのおばちゃんもいたが、
なんとなく雰囲気でこちらのお店へ。

メニューにキノコ鍋があったので、
こちらを注文する。
韓国は山の幸もウマいのだ。

干し椎茸が絶品な鍋だった。
鍋は一人じゃ食べられないので
みんなでつつけるのは嬉しい限り。
ウマウマでにっこりあ。

満腹になって海印寺へ。
参道の前の土産店で緑色の粉が目を惹く。
聞くと松葉の粉末とのこと。
冷え性にいいそうだ。
甘いヨーグルトに混ぜたものを試飲する。
ちょっと苦い。
Bさまがお買い上げ。

海印寺案内図

九光楼、大寂光殿と縦に並び、
最深部に八萬大蔵経の版木が所蔵された
必見の法宝殿と修多羅蔵がある。

世界遺産検定公式テキストでは
『八萬大蔵経』版木所蔵の海印寺
となっている。

海印寺山門

山深い
空気も深深としている

見事な青空に残雪と海印寺

海印寺は、通度寺、松広寺とともに
韓国三宝寺刹の一つになっている。

前庭で信者の皆様がぐるぐるしているので
混ぜていただき一緒にぐるぐるする。

三層石塔と大寂光殿

後で調べたら本堂の大寂光殿に奉安されていたのは毘盧舍那仏だった。
また三層石塔は、統一新羅時代の様式を残しているそうだ。

大毘霊殿

古い資料には存在しない建物だ。
新築された建物のようで、
透かし彫も鮮やかである。

大毘霊殿

大毘霊殿

こちらの海印寺蔵経板庫門から中は撮影禁止となっている。
正倉院と同じ校倉造りの二棟からなる
蔵経板殿がこの先にある。
気になる方は、こちらもご覧ください。
・世界文化遺産　高麗八万大蔵経
http://80000.or.kr/japan/main/index.html

仏力の加護で国難を救う―
一字彫っては祈りをこめる辛苦の作業で
八万枚を超える大蔵経板を完成させた人間のパワーとはずごいものだ。
韓国八景の名山‘伽耶山’南側の深山のなかに存在するというのも神秘的な気がする。

僧房だろうか、
残雪の残る屋根に夕陽が差し込んでいた。
不便な場所にあり容易に訪問できる場所ではないが、
来てよかった。

さて、駐車場まで戻り、
夜の宴会用の酒を仕入れにお店に行くと、手作りのトンドン酒があるという。
女将さんについていくと外に洗濯機？らしき物体があり、そのなかに酒があった。
洗濯機？キムチ用冷蔵庫？
まあ、ともかくトンドン酒だ。

酸味と軽いシュワシュワ感があり、
うまい！
女将さんは、初め愛想が悪そうだったのだが、
（というか、人の話を聞いていない）
味見までさせてくれた。

昼と同じサムソン食堂で晩御飯。
メニューを見ると、なんと‘タクペクスク’
があった。
‘タクペクスク’は鶏蒸しなのだが、
扱っている店が少なく、嬉しい驚きだ。
タクペクスクをオーダーし１時間待つ。

待っている間、どんぐりの粉を固めたムクをつまみ
後ろのカップルの不倫疑惑を議論？！する。
いろいろなストーリーを創作して遊んだ。
美人でキュートな声の女性だったなぁ。

ジャーン
‘タクペクスク’の登場。
ウマいが３人で食べきれなかった。

こちらは、
五色温泉で食べた‘タクペクスク’。
この写真のものは薬水で蒸されている。

宿に戻り、先ほどのトンドン酒で宴会。
冷蔵庫が使えない状態だったので、
ストックの先に酒の入ったビニール袋を
吊るし外に放置する、
という天然冷蔵庫を披露したら
受けてもらえた。
みんなで飲むと楽しいねぇ。

翌朝、７時のバスで大田へ向かう。
バスの暖房はどうした？
冷蔵庫のような寒さに震える。

バスは遠回りして海印寺のある慶尚南道（キョンサンナムド）から全羅北道（チョルラブクド）を通っていった。
Bさまに全羅道（チョルラド）の景色を
見てもらったのは嬉しいが、ずいぶんと
しんどい思いをさせてしまった。

大田からユソン温泉までまたバスに乗り
ユソン温泉から鶏龍山温泉まで、
またローカルバスに乗るという強行軍だ。
ハードな乗り継ぎだが、
ハングル堪能なiさまが一緒で心強い。　

鶏龍山温泉（ケリョンサン・オンチョン）に行く前に、
ランチタイム。
キノコみたいな建物のアドニスという
レストランに行ってみることにした。

インテリアも食器もモダンだ。
スパゲティを頼んだものの胃にもたれた。
韓国でパスタはもうやめたほうがいいかな。

恐竜さんがなぜかいる歩道を歩き温泉へ。

鶏龍山温泉（ケリョンサン・オンチョン）

なかなかいい湯だった。
Bさまiさまは、アカスリを楽しみにしていたのに１時間待ちで諦めることに・・

温泉近くにシャングリラ（笑）
モーテルだろうか。

ローカルバスでユソン温泉に戻り、
高速バスで東ソウルバスターミナルへ。
ユソンはバスターミナルじゃなく
市外バス停留所なんだな。

せっかく東ソウルBTからタクシーでカンジャンケジャンを食べようと眞味食堂へ行くもお休み（涙）
それなら、と吉音市場の屋台で
カルククスを食べに行くことにする。

ここは注文してから製麺してくれる
ヒデキ感激なお店なのだ。

i巨匠が激写中であります

iさまが韓国一＝世界一と賞賛してくれた
カルククスがこちらでございます。

市場のなかの屋台で軽く一杯やることに。
期待はしていなかったのだが、
このサムギョブサル（豚三枚肉）はウマい。
価格も良心的で一人１万ウォンほどだった。

最後に、ほれお土産だ、持ってきな
とステキな女将さん。
ありがとうござんした。

旅行記作成が年明けとなりましたが（汗）、
過酷でディープながら楽しい旅となったのは
同行者であるBさまiさまお陰です。
お世話になりました！

〜１週間遅れで来韓したｚさまとの旅行記につづく

この旅行記へのコメント （6）

• Noririnさん 2010/02/01 14:08:04

  世界一のカルククス♪

  kodeyanさん　こんにちは〜
  
  他の方の旅行記も拝見しましたが、何度見てもディープですよね。
  同じような旅をしたいと思ったら、ハングルの習得から始めなきゃですもん。
  バス旅なんてチンプンカンプンで
  乗っている間中「ここで良いのか？」と自問自答しそうです＾＾；
  
  フラッと入った屋台で激ウマのカルククスを食し、
  サムギョブサルで１杯ひっかける。
  嗚呼･･･夢のような旅。
  トンドン酒で宴会♪今度混ぜて下さ〜い！
  
  Noririn

  kodeyanさん からの返信 2010/02/02 06:35:01

  RE: 世界一のカルククス♪

  Noririnさん　こんにちは
  
  i巨匠がハングルＯＫなので、助かっちゃいます。
  ガイドブックなしでも、観光案内所で
  行きかた聞いて、バス番号聞いて。
  でもディープですよね。
  Ｂさまには過酷な旅だったと思います。
  
  あの屋台は、私がお誘いしちゃったんですよ。
  カンジャンケジャンのお店が休みだったんで
  そんじゃ東大門から地下鉄でそんな遠くないしと思って。
  手作りのカルククスが本当にうまうまです。
  
  ここの市場には健康ランドといっていいソウルレジャという
  チムジルバンがあるんです。
  abojiさんがクチコミで投稿しています↓
  http://4travel.jp/overseas/area/asia/korea/seoul/tips/10029412/
  
  カルククス、サウナ、屋台ってディープソウルコースが
  楽しめます（笑）
  
  メッセージありがとうございました！
  ではでは☆彡

• バートンさん 2010/01/26 00:37:01

  私の居ないあいだに〜

  kodeyanさん、こんにちは！
  ついに出してくれましたね〜。
  私が帰ってきた時のサプライズを用意してくれたんですね！！
  う〜ん、憎いっ！
  
  懐かしき韓国の食にお酒に3人旅！！
  こうやって旅行記を読んでいるとつい最近行ったように
  思い出されます。
  海印寺も良かったけどkodeyanさんの好きな全羅道は
  私も忘れることのできない素晴らしい風景でした。
  朝靄のかかった田園風景はとても幻想的♪
  バスの窓から激写したことは言うまでもありません。
  ヒデキ感激、バーモントカレーです♪♪
  
  また温泉へ行きましょうね。
  今度は鳩ぽっぽー、で＾＾
  
  ばーとん

  kodeyanさん からの返信 2010/01/26 08:22:44

  RE: 私の居ないあいだに〜

  バートンさん　おいど
  
  バートンさんが地下鉄４号線のオイド行きに乗って
  ロシア語が溢れる怪しい宿に
  来てくれたのが懐かしいです。
  ハバロフスクから団体さんが来て、ご迷惑をおかけいたしました。
  今でも巨匠には申し訳ないことしたと思ってます。
  
  ハードな旅でしたが、一緒に飲んだトンドン酒の味は
  忘れませんよ。
  
  > 私が帰ってきた時のサプライズを用意してくれたんですね！！
  年が明けてしまい、相変わらずのマイペースで
  Ｕｐが遅くなってしまいすみませんです。
  こういってもらえると、ヒデキ感激バーモントカレーです。
  
  早朝のバスはめちゃ寒でしたが雲海のかかった
  全羅道の山並みは綺麗でしたね。
  ほんと幻想的でした。
  
  今回このような機会がなければ海印寺へ行くことは
  なかったんじゃないかと思います。
  ありがとうございました。
  
  > また温泉へ行きましょうね。
  温泉でまったりしたいですね〜
  sunnyちんとお揃いのブツも見たいわぁ（笑）
  
  ではでは☆彡

• ishicameraさん 2010/01/24 00:32:45

  アンニョーーン

  kodeyanさん　こんばんはぁ〜。
  
  おぉ、懐かしい懐かしい。
  そして、冷蔵庫酒の激写成功してるじゃないですかぁ〜！！！
  すごい。
  これは、歴史に残る一枚ですよ♪
  
  本当に、美味しい旅でしたね。
  やっぱカルグクスが一番でっす！！！
  
  その節はありがとうございましたぁ〜。
  おかげで、グルメな旅になりました。
  
  
  ishi

  kodeyanさん からの返信 2010/01/24 06:35:18

  RE: アンニョーーン

  ishiちゃん　こんにちは
  
  こちらこそお世話になりました。
  ishiちゃんがいるとチョンマル心強いです。
  
  数ヶ月前なのに、もう懐かしい〜って感じですね。
  初めて一緒に温泉に行きましたが、
  ishiちゃんも温泉が大好きなんだな〜っていうのが
  伝わってきて嬉しかったです。　
  
  あの冷蔵庫酒最高でしたね。
  アジュンマも個性的だけどいい人だったし（笑）
  
  また温泉めぐりしましょうね。
  ６月にでも？！
  
  ではでは☆彡