大統領の避暑地　ランブイエ城

2009/11/14 - 2009/11/14

前に住んでいたアパートの大家さんが住んでいる町で、パリの南西、約50キロのところにあるランブイエ（Rambouillet）という町に出かけてきました。

ここには　エスパス・ランブイエ（L’Espace Rambouillet）という巨大な森があります。街より　森の方が面積が広いんじゃないだろうか、と思うぐらい　緑がいっぱいで、とても　パリからほど近い位置にあるとは思えない。

町に入って1番最初に目に付いたのは教会。すらりと　背の高い印象を受けたこの教会は　内装は　いたってシンプルだけど、町の人にとって　すごく大切な教会に違いない。

車でぐるっと町を走らせると、マーケットをやって賑わっている場所がある。どうやら　市庁舎（Hotel de Ville）の前で　朝市をやっているよう。新鮮でおいしそうな魚介類や、肉、野菜なんかがずらりと並ぶ。私たちは　農家の人　自家製チーズを購入。パッケージに入っているスーパー以外のチーズを食べるのは久しぶりだ。

ランブイエのメインの観光地は　ルイ16世やナポレオン１世も利用していたランブイエ城。ここで　1975年に　第1回サミットが開かれました。
いざ観光！と思ったけれど、14時からしか開かないと観光局のお姉さんに教えてもらって、とりあえず　ダウンタウンをブラブラして　時間潰しをすることに。そんなに　大きな町ではないから　そんなに　時間がかかることなく　見つくしてしまう。ランチをとっても　まだ　少し時間があるので　お城の庭を歩く。丸々太ったカナダガンが　湖や草むらの上で　気ままにお散歩している。

お城の中の見学はガイドさんとのツアーのみで、思ったよりたくさんの人たちが参加していた。1時間弱のツアーで　城内をくまなくまわる。写真撮影は禁止だったんだけど、ここは　今は　フランス大統領の別邸として使用されているだけあって、内装が　豪華で目を見張るものだったとだけ、記載しておくことにしよう。

迎賓館としても使われているそうだけど、パリから　ほど近くて、緑がいっぱいのこの場所は　お客様を迎えるには　もってこいの場所だ。きっと　外国からのお客様たちも　ほっとする　ひと時を過ごせるに違いない。

エリア ランブイエ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー

聖ルバン教会
(L'eglise Saint-Lubin)

丘の上にある　ひときわ目をひく建物が　この教会。
ジャンヌダルク広場にある。

ランブイエ市庁舎(L'hotel de ville)

ピンク色のかわいい建物だな、と思ったら　市庁舎だった。

このすぐ横に　ツーリストオフィスがある。

市庁舎の前の広場では　マルシェが　行われていた。

冬場は　海の幸がおいしい！（お値段は　お高めですが・・・）

ランブイエ城(Chateau de Rambouillet)

1375年に建てられ、ダンジェンヌ家が　所有していましたが、1783年に　ルイ16世がこの館を買い取りました。

ロココ様式とネオ・ポンペイ様式の内装を持つ。

第一回サミットが開催された場所でもあり、夏場は　大統領の避暑地として使われ、迎賓館としても使われています。

お城の中は写真撮影禁止だったけど、ナポレオンの浴室、寝室、会議室、とか　たくさんの部屋を　ガイドさんと一緒に　見てまわりました。

お城が開くまで時間があったので　先に　お庭を散歩する。

庭はフランス式庭園になっていて、運河と、６つの小島と湖がありました。

落ち葉がすっごく綺麗。

カナダガン（だと思う）が　あちこちに。

ネルソンは、この鳥たちを見て「空も飛べて、水にも浮けて、陸でも歩ける　グース（ガン）はいいなぁ」なんて言ってました。