2009/12/20 - 2009/12/20
655位(同エリア741件中)
ちゃおさん
つい先々週この山を訪れ、又近くの野川、武蔵野、深大寺、更に足を伸ばして井の頭、と紅葉巡りをし、それぞれぞれの持つ見事な紅葉振りを見て回った。
2週間経った今日、浅間山はもう既に冬の山。櫟の雑木林は大半葉を落とし、骸骨の連なりのように枝が重なり、冬の青空が樹間に透けて見える。
幾重にも積み重なった落ち葉、枯葉。ちょっとの風にも直ぐにも舞い上がりそう。かさこそ音を立てて小径を歩く。誰に遠慮があるものか。遠くでカラスが意味も無く啼いている。一羽、二羽、三羽。餌も無く、冬の寒さをかこっているのだろうか。
白銀の富士。葉を落とした樹林の先、真近に見える。府中の街のビルの向うにただ端然と。昨日二人の命を奪った山とは思えない端然さで。人は生き死ぬ。山はただそこにあるのみ。大自然の前に人はただひれ伏すことしか出来ない。
公園では明日をも知れぬ青年が今まさにスケボーに興じている。時間は無限だ。何回もローラーを繰り返し、失敗し、成功し、又繰り返し・・・。今日の命。明日のことは誰にも分らない。
冬の太陽は弱く西に傾く。木枯らしではないが、冷たい空気がやってくる。そろそろ帰る時間だ。帰る場所があって良かった。誰に感謝すべきか。生かされている自分。
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東京・府中市にある「浅間山」。高さ80m程の小山であるが、平地の中に立っているから見晴らしが良い。
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その山頂には、全国にある浅間本宮の末社も建立されている。
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葉を落とした櫟林を通し、青空が高い。
< 葉を落とし 櫟の森の 空高し > -
重なりあって積もった枯葉の小径。かさこそと静かな山に大きく響く。
< 枯葉踏み 山の小径を 一人往く > -
遠くにカラスの寝ぐらでもあるのだろうか、一羽、二羽、淋しげに啼いている。
< 冬の山 一羽三羽の 烏鳴く > -
樹林を通し、ビルの谷間に浮かぶ真白の富士。昨日、二人の命を奪ったとは思えない神々しさ。
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< 山梳けて 真近に見ゆる 冬の富士 >
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冬晴れの午後、浅間を歩く人影も少なし。
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公園では今しも青年達がスケボーに興じている。
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< 輪廻転生 今を生きたる 命なり >
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