大宮氷川神社で七五三

2009/11/03 - 2009/11/03

姪っ子・甥っ子の七五三カメラマンとして、大宮氷川神社の七五三にいってまいりました。旅行記ではありませんが、こういった記念写真の撮影が初めてだったので、備忘録としてのっけさせてください。

●大宮氷川神社のサイト
http://www.scvb.or.jp/data/hikawa.shtml

エリア 大宮(埼玉)

• 交通手段: バイク

氷川神社到着。10時に待ち合わせをしていましたが、30分前の9：30からロケハン開始です。結果的にはたいして役に立たなかったわけですが、撮影ポイントはある程度絞っておいた方が○だとおもいます。

甥っ子のお宮参りもありますが、メインは3歳の姪っ子の七五三。

パパは美容院、ママはその昔、某化粧品メーカーの販売員、その叔父（ワタシ）がなんちゃってカメラマンなので、全部自前の七五三になっています。

姪っ子が来たら、｢クチになんか赤いのついてるよ？｣って冷やかしてやろうかとおもっていたのですが、髪も化粧もやらせてくれなかったそうで、残念w

でも、自然な感じで撮れたし、それはそれで思い出になるし、良かったかなと思います。

っで、持ち物は・・

●カメラ、レンズ、予備のカメラ
●三脚、レリーズ、水準器、アングルファインダーがあればなおよし

そして、忘れちゃ行けないのが・・

●アンパンマン指人形セット（1500円くらい）

ですw　このアイディアは撮影スタジオなんかではそうしているらしいという記事をみつけたのでマネしてみました。結果、これがなかったらと考えると恐ろしいです(;´_`;)

コンデジでもフィルムでもなんでもいんですけど、カメラが壊れちゃ写真がとれません。最悪、写るんですでもよいとおもいます。撮れなかったらそこでアウト！ですのでご注意を。撮影途中KissX3のAFが合わないと他人から相談を受けたのですが、電源入れ直しても直らずじまいでした（もちろん、わたしも同じCanonのカメラなんですが、機種が違うと結構わからないもんですね(;´_`;)。いっしょに撮影してあとで送ればいいかなと声を掛けたのですが、その方はコンデジをもっていたので大丈夫のようでした♪

ちなみに、キタムラでレンタルするとKissX3で一泊二日4700円だそうです。
http://rental.kitamura.jp/

とにかくなんでもいいから2台！！

っで、姪っ子家族と合流し、姪っ子の顔を見てビックリ！慣れない着物と寒さのせいで、顔が死んでるよぉぉ・・・w　いつものテンションはいずこへ・・。

神社といえば、たいてい大きな木がたくさんあったりで、意外と暗いし、この季節天気が良くても寒いときがあります。当日はそんな雰囲気でした。

天気が良くて、順光かつ、背景に神社の赤が入っているときに限っては、C-PLフィルタも有効なのかなとおもいますが、今回はその余裕が無かったです。

撮影の設定は以下の通りです。素人ながらの考えなので、こうゆう方法もあるよ！ってのがあったらアドバイスいただきたいです♪

●1．絞りは家族全員（3-4人）なら8-11、一人なら、5.6以下
　　→http://shinddns.dip.jp/　を参考にシュミレーション
　　→撮影距離は3-4メートルくらいを設定
●2．ISO感度は800
　　→40Dの私的な許容範囲の最大値
　　→絞りが8-11だと、日陰でシャッタースピードが稼げない場合がありました
●3．ドライブ設定は、連写モードで
●4．カメラを三脚に据え、レリーズと水準器、アングルファインダーをセット
●5．フォーカスはマニュアルで、姪っ子にピントをあわせます
●6．準備ができたら、レリーズを押してずらしロックする
●7．両手があくので、ポケットからすかさずアンパンマン指人形を取り出し、劇を始める。

あんぱんまんがカレーパンマンをキックして、頭からカレーが飛び出ちゃったみたいな無茶苦茶なストーリーでかまいませんw　できれば、両親の笑顔も撮りたいので、人形は隠して置いたほうが○でしょうね。そんなんもってきたんだぁ！と笑顔が出ること間違いないでしょう。カメラ操作がお父さんしかできないとしても、劇をやる人（笑わせる係）のおじいちゃん・おばあちゃんなんかを連れて行くのが良いでしょう。

両親の笑顔を出そうと、あんぱんまんがアンパン吸いすぎて、ラリッチャッた〜みたいなのは×です。両親ばかりか、周りの人も引いてしまうのでw　

あ、あと連写しているとカメラのバッファを越えてしまい連写速度が落ちるわけですが、とにかく数を稼ぐ作戦で劇をやり続けます。家族全員が笑顔で、なおかつ、カメラの方に目線が来ているものは意外と少ないものです。

イマドキなら、ビデオカメラから記念写真が起こせるようなことができるんでしょうかねぇ・・。

逆に、失敗した点はこんな感じです。

●一眼のプロポーションは、3：2で、記念写真用の六切り、八つ切りのそれとは異なる

　→最終的に、六切りに仕上げようとしたときに、頭、足が入らなくいっぱいいっぱいになってしまうことがあります。六切りのほうが正方形に近いプロポーションのためです。3：2で構図を決めるのに慣れている方は、いつもより周りをいれて撮ってください。（縦構図だったら、横幅を、横構図だったら高さ方向を多めに）

後述の台紙を使うに当たって、入るか、入らないかのぎりぎりのライン（1ミリくらい）だったので、ヒヤヒヤしました。今回の一番の失敗です。

●奥行きのあるアングルが○

　→左のアングルじゃなくて、もっと回り込んで軒線のラインで奥行き感を出したり、表紙の写真のようなのが個人的にはいいかなとおもいます。

●できれば、日陰。日向なら、順光じゃなくて斜光を選ぶ。木陰などの日向と日陰が混在しているところはあまりよくない。

　→笑わせちゃえば、日向でも関係ないですが、結構まぶしい（らしい）。日陰だとその反面、シャッタースピードが稼げない場合もあるとおもうので、高感度に耐えうるカメラがよいでしょう。自宅に戻って、DPPでノイズリダクションするのも視野に入れた方が良いですね。

木陰などの日向・日陰混在系は、カメラの特性上最も不得意とするわけなので、できれば避けた方がよいですね。

って、左の写真はモロ混在系なわけですが、DPPでハイライトとシャドーの明るさを調整して許容範囲までもっていきました。

成果物はこちら、

・六切り×3枚が入る台紙
・2Lサイズの写真が20枚入るミニアルバム

です。

自分の七五三の記念写真が八つ切りだったので、それにしようかとヨドバシ・ビックカメラにいったら、八つ切りサイズは規格外でほとんど台紙が選べなかったです。購入したのは、チクマの六切りが3枚入るタイプの台紙（縦・横どちらでもOK）。1200円くらいだとおもいます。六切りの下は2Lになっちゃうんですよねぇ・・。用紙は、エプソンのクリスピアA4を購入して、DPPでサイズ指定。カッターで切り出し両面テープ貼りです。
http://www.chikuma-cpg.co.jp/mount/clb_embs.html

台紙のかたちを選べるこちらもタイプもいいかなとおもいます。表紙と台紙をあわせると2000円くらいになるので、ちょっと割高。
http://www.chikuma-cpg.co.jp/mount/clb_fine.html#v_1105

2Lのアルバムのほうは、L版を2枚テープでくっつけて、2LとL版をくみあわせていれました。こちらはアルバムが190円です（安っ！）。表紙が取り外せるようになっているので、別途表紙っぽいものをフォトショップエレメントで作成しました。この旅行記で使っている写真をコラージュ風にしてタイトルをいれただけですけども、それらしく仕上がりました。こちらの用紙は、富士フイルムの画彩。2Lサイズのアルバムだとデータを収録したDVD-ROMも挟めるので○です。

っというのを3セットつくりました。紙を倍多めに買って、全部で9000円くらいですね。今回インクは自前の詰め替えインクを使ったのですが、それを入れると10000円Over。気になるのはサードパーティ製（エレコム）のインク・印刷の経年劣化。デジタルでデータは残っているから、最悪印刷し直しでもいいかなと割り切りました。

その他、フォトアルバムのサービスも検討してみたんですが、六切りサイズだと1冊1.5万円とかするので、却下。サイズの混合も無理なので、なかなか難しいですね。

記念写真の台紙とは異なりますが、文庫本にしてくれるサービスもなかなかオシャレでいいかなとおもいます。
http://www.photoback.jp/

おしまい！