日本横断　晩夏の旅　【３日目】　～その②・鳥取編～

2009/09/02 - 2009/09/02

１日目、２日目のグダグダ感がウソのように激しく動く３日目。
２部作になってしまった３日目の後半、鳥取編。

山陰道で一気に米子市の東側に抜け、
目指すは弥生時代最大規模を有する妻木晩田遺跡である。
その前にこの日２度目の温泉に入り、月山富田城の城攻めで
疲れた体を癒さなくてはならない。
温泉最高♪

　「３日目鳥取編の観光」
　　・上淀廃寺
　　・淀江ゆめ温泉
　　・妻木晩田遺跡
　　・中海

エリア 鳥取

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JR特急

山陰道を通って、上淀廃寺に到着。
もう時間は１５：００である。
ここは知る人ぞ知る、寺跡であるが、
たしかに想像すれば、当時は相当な規模の
寺院が建立されていたことがうかがえる。
古代遺跡はイメージをすることが大事である。

土台がしっかりしているので、
相当に立派な塔が立っていたことがうかがえる。

遺跡跡は少し高台にあるため景色がいいですね。

上淀廃寺から車で３分。
ここに温泉があるが、せっかくなので遺跡を見てみる。

古墳の迷路に迷い込んだかのようである。
でも、歩けばそこには古墳！

鳥取県立むきばんだ史跡公園 (妻木晩田遺跡) 名所・史跡

雰囲気のある景色。
古代遺跡は島根県出雲のイメージが強いけど、
鳥取も良い雰囲気がありますね。

この温泉、休憩施設が充実しているので、朝から来て
温泉療養もすることができそうな施設である。

この辺り皆生温泉など有名な温泉もひしめくが、
あえてこの淀江温泉を選んでみる。
日帰り入浴７００円とちと高いが、
露天風呂やサウナもあり、キレイな温泉であった。

淀江駅 駅

さて、妻木晩田遺跡閉門まで残り３０分前に
到着してしまったので、再建の建物のドアは
閉まっていた（涙）
しかし、この遺跡の凄いところは、その規模である！
高地にあり、明らかに防衛用と思われる堀もある。
この当時、大陸との貿易で利益を得て山陰地方が
栄えていたことがうかがえる遺跡であり、
日本創世を考える上で重要な遺跡であることは間違いない。

鳥取県立むきばんだ史跡公園 (妻木晩田遺跡) 名所・史跡

四隅突出型墳丘墓。
初めて見た。
感動的♪

埋葬文化の違いを見るのも、古代日本創世時を
考える上で重要なので、この墓は
見てみたかったんですよね〜。

妻木晩田遺跡の一番端まで来てみると、
高床式倉庫の向こう側に日本海が広がる絶景が！！

鳥取県立むきばんだ史跡公園 (妻木晩田遺跡) 名所・史跡

写真だと逆光になるためわかりづらいけど、
日本海が西日に照らされ、キラキラ輝き、
目の前に素晴らしい絶景が広がっている！！
遺跡の良いところは歴史的価値もあるけども、
こういう絶景に出会えるのも魅力だと思う。

歴史的に見ると、立地上、日本海が目の前に広がり、
大陸や日本各地との貿易拠点として有利であり、
防衛上は攻め込んでくる敵軍がはっきりとわかる
ところにこの遺跡はある。
歴史的にもとてもおもしろい遺跡だなぁと感じた。

前の写真よりもう少し南側の風景。
田園風景がとっても美しい。

さて、妻木晩田遺跡を出た後、山陰道で米子市内に
出て、境港付近でも行ってみようかと思ったが、
間違って高速道を下り損ね、
再び島根県に行ってしまう（涙）
しょうがないので下で戻ったら帰宅ラッシュに巻きまれ、
結局、夕暮れになってしまう。
しかし、ここは考え方１つ！
中海で夕日を見てみようと思い、
海辺の公園へ！！
なんとかギリギリ間に合う♪

夕日が動いていくのがはっきりわかる。

鳥取県立むきばんだ史跡公園 (妻木晩田遺跡) 名所・史跡

夕日が沈んでいく様を見ているなんて、
なんと贅沢な時間の使い方♪
すごいキレイな夕日。


この後は、レンタカーを返して特急で本日の宿である
スーパーホテルがある出雲市駅に移動。
そして、この日３度目の温泉、出雲市駅前にある
『ランプ湯』に入る予定であったが、なんと！！
月１回の点検日で休館！！！
目が点になり動けなくなる。
休みだと知ってたら、宍道湖温泉や玉造温泉に
宿を取ってるのに！！
部屋の風呂に水道水を溜め湯に浸かり、
激動の３日目終了。。。