2009/11/14 - 2009/11/15
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ないはん男前さん
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雨期も明け、旅行には最適の季節になりましたぁ。バンコクからも比較的近い、ナコンラチャシマ県にある遺跡の街、ピマーイでは、毎年この時期にピマーイ・フェスティバルを開催します。5日間に渡って、ボートレースや、ネコ・コンテスト、地元物産品の販売などが行われますが、ハイライトは、何と言っても、遺跡内で行われる、“光と音のショー”。本物の遺跡内で行われる伝統舞踊などのショーは、見ごたえありました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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朝早く家を出て、ピマーイの街に着いたのは、お昼過ぎ。この街には、適当なホテルが無いため、遺跡に近く、比較的新しい、デイリーユース出来るアパートを事前に予約してました。まずは、アパートに向かいチェックイン。暫く休憩してから、ムーン川で行われているボートレースを見物に行きました。
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既に、数多くの予選レースが行われていました。出場チームは、地元を始め、他の県からも多くのチームが参加していました。
この時期、この川は、流れが緩やかで、レースを行うには、絶好のコンディションだそうです。 -
各ボートの舳先には、必勝を祈るお供えのようなものが置かれています。
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レースは、2艘、または3艘のボートで競われます。
ゴールした後は、勝ったチームも負けたチームも、互いの健闘を称え合っているようなレースも幾つかありました。
写真は、レースを終え、岸に戻るチーム。 -
この日は、予選で、朝から夕方まで、びっしり、レースが組まれているようでした。
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ボートレース見物は、主目的ではないし、結構暑かったので、再び宿泊先のアパートに戻り、休憩。
ボートレース見物に向かう途中、遺跡公園の前で、夜の“光と音のショー”のチケットを購入した際、”午後6時から、コーン(伝統的な仮面舞踊)がありますよぉ〜”って聞いていたので、それを見物に、夕方、再び遺跡公園に向かいました。 -
コーンが演じられるのは、遺跡敷地内の芝生の広場。
既に、古典音楽を演奏する楽団が、スタンバイし、肩慣らしの演奏?を始めていました。
こちらは、主役側の楽団。 -
楽団の指導者らしき人が、もう一方の、悪役側の楽団の方に向かって歩いて行く際、足元をちょこちょこと付いていったワンちゃん。指導者の飼い犬なんでしょうか・・・?
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このワンちゃんは、もう一方の楽団の所に行った後も、楽団の周りをうろうろしていました。
どうも、古典音楽に、非常に興味があるようです・・(笑) -
聞いてた時間より早く、午後5時過ぎに、踊り子さんが登場。コーンを演じる前に、まずは国王陛下に敬意を表す踊りを披露。
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この日は、芸術局から、コーンの第一人者、アチャーン・ムーッド(ムーッド先生)が、来ておられ、劇が始まる前に、コーン劇の面白さについての、お話などが聞けました。
ラーマキエンが始まると、アチャーン・ムーッドも、語り手を務めました。
コーンを演じるのは、ごく一部の主役級を除き、国立舞踊学校ナコンラチャシマ校の学生さん達。 -
いよいよ、タイの伝統舞踊の中でも、一際格調の高い、コーンの始まり。この日の出し物は、ラーマキエンの中から、3つの場面。一番の見所、“戦いの場面”と・・・、あと二つは、・・・、、何の場面だったか、忘れましたぁ。
でも、面白かったです。
向かって左手からは、ラーマ王子率いる軍団が登場。 -
左の緑色の服を着ているのが、ラーマ王子。
その右手は、弟のラクシュマン。
仮面を付けていないのは、この二人だけで、二人は、瞬き一つせず、ずっとポーカーフェースのまま。 -
右手からは、トサカン(鬼)が率いる一団が登場。
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陽が傾き、涼しくなった芝生の上で、伝統舞踊を見物する人達。
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ハヌマーン(白猿)が、森の仙人に、相談をもちかけている場面。
この場面は、吉本新喜劇も顔負け、笑いの連続でしたぁ。 写真には撮れませんでしたが、この場面の途中、どこからとも無く、シェパードのような犬が演技をしている人達のすぐそばまで闖入。思いがけぬ珍事に、更に笑いが大きくなりました(笑)
格調高い伝統仮面舞踊でも、こんな面白い場面あるんですね? -
これは、最も絵になる見せ場。
ラーマ王子が、トサカンの上になり、戦っている場面。
上になるのは、“勝ち”を意味するのだそうです。 -
結構、長時間(2時間くらいでしたか・・)演じられたラーマキエンも終了。
終演前のダンスです。
次は、いよいよ、“光と音のショー”ですぅ。 -
“光と音のショー”が行われる、遺跡の本殿前に移動する途中、地元の人?が、演技参加者の一人に、モデルになって貰い、写真を撮影していたようなので、私も、横から、一枚・・・。
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ショーは、午後7時半から開始の予定でしたが、コーンが終わったのがその少し前、見物人の移動などに時間が掛かり、実際に始まったのは、午後8時を過ぎていました。
最初の場面は、やはり、ラーマキエンの一場面のようでした。 -
寺院建設当時の様子。
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建設工事が終わった後の、街の様子のようです。
やはり、当時は栄えていたようで、賑やか・・・。 -
当時の平和な暮らしぶり・・・・。
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でも、外敵が攻めてくることもあったようで・・・。
これは、敵の来襲を知らせているんでしょうか?
この辺り、ストーリーがよく判らなかったので勝手な想像デス(笑)
実は、各場面でタイ語の説明があったのですが、写真撮るのに夢中で、聞いていませんでしたぁ orz......
それに外国人には、無料でイヤホンが貸与され、色んな国の言語で、説明を聞くことが出来たようでした・・。(私は、ショーの終了後に、この事を知ったのですが・・・) -
見張りから、“外敵来襲”の知らせを受け、屈強な若者が集まり、臨戦態勢を組んでいる・・・ような・・・・。
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いよいよ戦い。
これがキックボクシングの原型なんでしょうかぁ? -
取りあえず、外敵を追っ払うのに成功したようで、勝利の踊り?
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勝ったことがよほど嬉しかったのか(笑)、全員横並びで、“勝利ダンス”・・・・・。
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再び、平和な街になり、住人達がお祭りを楽しんでいる場面でしょうか・・?
くどいですが、私の勝手な想像デスぅ。 -
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お祭りでのバンブー・ダンス。
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こんな、離れ業も披露・・・。
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お祭りの場面ばかりじゃ、飽きるので(笑)
ここで、場面が変わりますぅ。
賑々し場面から一変して、荘厳な雰囲気に・・・・。 -
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真ん中に“王子”のような人物。
その後方では、大勢の家来達?が、巨大な竜を運んでいます。 -
竜の全景。
その大きさが判るかと思います。
竜の口からは、時折、大量の水が噴き出していました。
向かって左側が頭部、右手が尻尾です。 -
尻尾の部分デス。
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続いては、“綱引きダンス”
↑
本当の呼び名を知らないので、私が勝手にそう呼んでますぅ。
中央に立ってる白い服を着た女性が、所謂、“旗”の役です。 “旗”を自分の方に倒したチームが勝ち。
私が見物していた席は、中央よりやや右寄りなので、右手の方が長く見えていますが・・・・。 -
綱を引いている所・・・・。
引かれている所??? -
“旗”の役の女性は、綱が引かれる度に、その方向に体をくねくね・・・。
最後は、“旗”がどちらかに倒れて終了です。 -
照明が一旦落とされ、再び、新たな色合いで遺跡をライトアップ。
次の幕の始まりデス。 -
クメール遺跡に相応しい、クメール・ダンスの披露。
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何と幻想的な光景でしょうか・・・・。
ここから、暫く、コメント無しですぅ。 -
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続いては、更に格調高そうな、クメールダンス。
これが、クメールのアプサラダンス? -
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いよいよ、フィナーレ。
観客席を左右に隔てている、中央の通路から、大勢の一団が、舞台に向かいます。
何か・・・、お偉方でも到着したのでしょうか? -
王様一家の行列が到着したようです。
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全員が舞台に揃い、観客席の方に向かって整列・・・。
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フィナーレの踊りが始まりました。
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大勢いる女性の踊り子さんの中でも、この人はメインのようです。
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夜空には、花火も打ち上げられ、フィナーレを飾ります。
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出演者総出のフィナーレは、凄く華やかでした。
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ショーを終えた出演者らは、最後に、観客席に向かい全員が整列。
このショーの出演者は、国立舞踊学校ナコンラチャシマ校の生徒さんらを中心に、総勢約500人という大人数でした。 -
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整列して観客席に向かい、ショーの幕を閉じた後は、
写真撮影タイム。
それまで見物していた人達も、舞台に向かって傾れ込み、お好みの衣装を身につけた出演者らと自由に記念撮影をしていました(笑) -
見事なショーの余韻を胸に、家路に向かう観客達。
(下を向いている人が多いのは、足元が悪いためです。)
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この旅行記へのコメント (10)
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- jujusmdさん 2009/12/01 21:16:16
- ひさしぶりに感動。
- ピマーイ数年前にBKKよりコラート経由で一人旅で行きました。写真を拝見してその場の雰囲気が良く判り本当に感動しました。是非行きたいです。これからも地方の詳細をお伝えください。
- ないはん男前さん からの返信 2009/12/01 22:12:07
- RE: ひさしぶりに感動。
- jujusmd さま
コメントありがとうございます。
あの“光と音のショー”は、なかなか良かったですよ。
行った甲斐がありました。
おまけに、芸術局の第一人者が、“語り”をやる
コーンまで見れ、ラッキーでした。
あの日は、昼間、日本人の団体ツアー“タイの三大王朝を巡る何とか・・・”という某大手旅行会社のツアーが来ていましたが、遺跡だけ軽く観光して、次の目的地に向かったようでした。
折角のお祭りの日に当たったのに、もったいないですね。
ショーの規模がややちいさくなる“ミニ・光と音のショー”は
たぶん、乾季の間、毎月第四土曜日に行われると思います。
機会があれば、是非、見てくださいね。
感動間違い無しですよ〜。
ないはん男前
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- ねねさん 2009/11/26 19:28:31
- こんばんは
- はじめまして、はいなん男前さん
旅行記楽しく拝見しました!
遺跡の中でのお祭り素敵ですね〜!
その雰囲気体験したいです☆
が、なかなか行けないのではいなん男前さんの旅行記を今後も楽しみにしています!
ねね
- ないはん男前さん からの返信 2009/11/26 22:14:25
- RE: こんばんは
- ねね さま
コメントありがとうございます。
楽しんで頂き、嬉しく思います。
本物の遺跡を舞台に、お祭りをするなんて、
贅沢な気がします。
“なかなか行けない・・・”などと言わず、
多少の無理をしてでも、見る価値有りですよ。
是非、ご自身で、体験して欲しいです。
ないはん男前
-
- 熟年ドラゴンさん 2009/11/25 20:12:53
- いつもながらカラフルですね。
- タイのお祭りはほんとカラフルで楽しめますね。
写真見ているだけで楽しいです。
それにしてもタイはお祭りが多いですね。
経済的には豊かな日本のはずですが、お祭りを楽しむ皆さんを見ているとタイのほうが皆さん幸せそうです。
- ないはん男前さん からの返信 2009/11/26 00:22:09
- RE: いつもながらカラフルですね。
- 熟年ドラゴン さま
いつもコメントありがとうございます。
今回は、パレード無しですので、お楽しみの“美人”は、余りありません(笑)
確かにタイのお祭りの衣装は、色遣いが見事で、カラフルですよね。
でも、“タイはお祭りが多い”というのは、ちょっと誤解かもしれませんよぉ。
日本だって、全国規模で見れば、結構、色んなお祭りがありますよ。
京都の、有名なお祭りを上げるだけでも、
葵祭、祇園祭、時代祭・・と年に3回もあります。
他の大都市でも、年に1度やそこらは、何らかの大きなお祭りやっていると思います、それに、地方都市で行われるものを加えれば、タイよりもっと多いかも・・・デス。
ないはん男前
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- yukibxさん 2009/11/24 18:54:30
- ピマーイ・フェスティバル
- ないはん男前さん、こんにちわ。
写真一杯の旅行記、楽しみました!
実況放送のようでその場にいるようです。
数多くの写真の整理だけでも大変だったとお察し
しますが、そのサービス精神に感服しています。
ではまた、次の旅行記をもう、期待しています。
yukibx
- ないはん男前さん からの返信 2009/11/24 21:01:44
- RE: ピマーイ・フェスティバル
- yukibx さま
コメントありがとうございます。
ヒマなので、写真の整理、楽しみながらやっていますぅ(笑)
各写真のコメントも、ネットで調べて書き入れたりするのですが、
それをすることにより、(元々、殆ど無い知識ですので・・・)、伝統舞踊などに対する、理解が深まり、“あ〜、そう言う意味なのかぁ・・・”などと、感じることが多いです。
単に旅して、喜ぶだけではなく、写真の整理やコメントを付けることで、
更に、旅の付加価値を高めることが出来ています。
ないはん男前
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- COQVOL(旧いっちゃん)さん 2009/11/22 15:58:07
- 準備
- 10月下旬ピーマイに行ったときなにやら準備をしてましたが、このフェスティヴァルだったんですね。タイらしいとてもきれいなスペクタクルですね。
- ないはん男前さん からの返信 2009/11/22 20:17:30
- RE: 準備
- COQVOL(旧いっちゃん)さま
こんばんわぁ。
そんな早くから、準備していましたか。
ま、年に一度のお祭りだと、気合いが入るんでしょうねぇ。
遺跡内での、“光と音のショー”は、例年、乾期の間、
毎月第4土曜日に、そのミニ版が、行われるようです。
COQVOL(旧いっちゃん)さんも、機会があれば
見物に行かれては?
ないはん男前
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