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2009年の秋に大型連休が実現する! 、、<br /><br /><br />そんなニュースが飛び込んできたのは、2007年の暮れだった。 <br /><br />紅葉に、味覚に、野山が紅色に燃える季節、サラリーマンには無縁だった、この時期に長旅が出来るなんて!地球儀を見回しながら最高のAutumn Seenを捜した。 第一候補はヴェズレーの黄金の丘への巡礼 しかし5日間では足りない。 第二はブータンで松茸狩り、、これも、東側国境が開くのを待つとしよう。 そして、残ったのが、九賽溝に紅葉を見に行こう! だった。<br /><br /><br /><br />2006年の春に、私は初めて九賽溝とチベットに足を踏み入れた。その折り、この広大な森と湖が秋には息を呑むほど、紅葉に染め上がるのを知り、その季節に再訪したいと思っていたので、絶好の好機到来であった。早速、会員の小疇さんを仲間に、旅の計画を、2007年末から練り始めた。<br /><br />気持ちの良い宿に到着<br />18 - 20  Sep  晴れ 成田&#8211;上海&#8211;成都-九賽溝<br /> <br /> UAの特典で、金曜の夜、上海に飛び、翌朝、<br />豫園にある南翔饅頭店で、旬の上海蟹の蟹味噌と蟹肉が詰まった蟹黄湯包を朝飯に摘まんでからCA4514便で一路、四川省の成都まで飛んだ。 <br />宿泊は先回も泊まったSim Cozy Hostel 老沈青年賓館で、九賽溝へのツアーもお願いしていた。  <br />地権者の嫌がらせと四川大地震のWショックで、この宿は甚大な経営危機を迎えていたが、この宿を愛する世界中の旅人のエールを励みに現在の場所に移転して再スタートしていた。因みにCozyとは気持ちの良いという意味で、オーナーのシムさん、奥さんのマキさんの経営努力&amp;センスで成都でも最高のコストパフォーマンスと快適さを維持してたので、この日も欧米の旅人達で満室だった。<br /> <br /><br /><br />送仙橋古玩市場<br /> <br /> 宿に荷を降ろしてから、中国西部で最大の骨董市場に出かけた。 ここは店舗だけでも600軒、露店を含めれば1000軒もの骨董屋が軒を並べているので、私のアドレナリンは急上昇して、相棒の小疇さんを茶館で延々、待たせ、ご迷惑をかけてしまった。 チベットのタンカ等に目を見張るものが多く、以前だったなら、財布を叩いて沈没しそうな名品が多かった。 私は、僧院内部を覆っていたと思われるタンカの破片(文化大革命の折の破壊によると推測)と宜興の茶器に勾玉と、兵馬俑の人形のチェスセットを手に入れた。<br /> それから、町でも最も賑わう春期路南段にある「龍抄手」総店に行き、胡弓の生演奏を聴きながら、手頃な価格で四川料理の粋を愉しんだ。<br /><br /><br /><br /> 翌日は遅いフライトが選ばれ、九黄空港に着き、九賽溝入口近辺の川沿いのホテルに投宿したのは20:00を過ぎていた。夕食を急いで取り、寒いので毛布を多めにかけて午後9:30には就寝した。<br /><br /><br /><br /><br /><br />童話世界<br />21  Sep  晴れ 九賽溝<br /><br /> 九賽溝は四川省の人里離れる山奥にあった、チベット人の九つの村だ。しかしユネスコの世界遺産に1992年に指定されるや、一躍、中国人の訪れたい旅先 No1となり、森と湖が神秘的な美しさを魅せるので、「童話世界」と呼ばれている。<br /><br /><br />そして、その美しさが絶頂を迎えるのが、10月上旬から始まる紅葉のシーズンで、丁度、この期間は国慶節の大連休とも重なるので、ツアー料金は高騰し、個人旅客でも、この路線の予約を取るのは至難の技となる。それで、今回は、その怒涛の大群衆が来る直前に、紅葉の始まりが見れたら、という淡い期待を持っていた。前回とコースを変えて、初めに東側奥の原始林までバスで北上してから、徒歩で、ずーっと林道を歩く事にした。 <br /> <br /><br />歩き始めて2時間で熊猫海に来て、眺望が開け、エメラルド色の湖面が鏡のように対岸の山々を相似形に映していた。五花海で昼食を済ませてから、珍珠灘瀑布への急坂を下りると、落下する川の水飛沫が木々に跳ね返って、正に、水と緑のページェントを魅せてくれていた。<br /> 私は、この春にクロアチアのブリトヴィチェ湖群公園を訪れて、そのページェントの凄さに感激した。そして九賽溝の方が静止画的と評したが、それは5月の九賽溝の場合で、9月には山の雪が溶け、水量が増して、春とは全然違った水の流れだったので、この見解を改めねばならなかった。<br /> <br /> <br />ここから、この渓流に沿って、マイナスイオンを体一杯で深呼吸ならぬ、心呼吸しながら、諾日朗瀑布まで足を進めると、川の流れに逆らうように、1本の枝が赤い蕾を付けて立っていた。<br />それはホントに小さな蕾だったが、もうすぐ訪れる燃え上がる秋の、先駆けとして、私に紅色の恵みを届けてくれていたように思えた。快晴のこの日、歩数計は既に28000歩を越していた。<br /> <br /><br /><br /> <br />黄龍<br />22-23  Sep  晴れ 九賽溝-黄龍-成都-青島-成田<br /><br />翌日は、4:30に起きて黄龍に向かった。<br />空には満天の星が広がり、北斗七星など、今にも落ちて来そうな迫力だった。黄龍までの道は地震の傷跡がまだ残り、悪路を2時間も掛けて辿り着いたので、滞在時間が2時間だけ! ケーブルカーも使えないので、息を切らせながら、明鏡池まで登ってから折り返した。中国人ツアーの融通の無さが残念だった。<br /> <br /><br /> 昼過ぎに空港に戻り、14時の飛行機で成都に戻った。 ツアーで一緒だった方々と共に、陳麻婆豆腐店で宴席を張った。快晴に恵まれた湖と森の風景を懐かしみ、天候の恵みに感謝を捧げた。<br /><br /><br /><br />翌日は、成都から青島まで飛んだ。僅かなトランジットだったが、海産物の名所なので、町に出て、干し蝦、乾燥果物などを土産にし、海鮮ソバに舌鼓を打ってから空港に戻った。 全日空に乗って、僅か3時間で成田に17:35戻った。こうして、はじめての秋の5連休は大団円を迎えた。<br /><br />※ 因みに次の5連休は2015年まで待たねばならない。

九賽溝に九月の風を浴びに行こう

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2009/09/18 - 2009/09/23

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bloom3476

bloom3476さん

2009年の秋に大型連休が実現する! 、、


そんなニュースが飛び込んできたのは、2007年の暮れだった。 

紅葉に、味覚に、野山が紅色に燃える季節、サラリーマンには無縁だった、この時期に長旅が出来るなんて!地球儀を見回しながら最高のAutumn Seenを捜した。 第一候補はヴェズレーの黄金の丘への巡礼 しかし5日間では足りない。 第二はブータンで松茸狩り、、これも、東側国境が開くのを待つとしよう。 そして、残ったのが、九賽溝に紅葉を見に行こう! だった。



2006年の春に、私は初めて九賽溝とチベットに足を踏み入れた。その折り、この広大な森と湖が秋には息を呑むほど、紅葉に染め上がるのを知り、その季節に再訪したいと思っていたので、絶好の好機到来であった。早速、会員の小疇さんを仲間に、旅の計画を、2007年末から練り始めた。

気持ちの良い宿に到着
18 - 20 Sep 晴れ 成田–上海–成都-九賽溝
 
 UAの特典で、金曜の夜、上海に飛び、翌朝、
豫園にある南翔饅頭店で、旬の上海蟹の蟹味噌と蟹肉が詰まった蟹黄湯包を朝飯に摘まんでからCA4514便で一路、四川省の成都まで飛んだ。 
宿泊は先回も泊まったSim Cozy Hostel 老沈青年賓館で、九賽溝へのツアーもお願いしていた。  
地権者の嫌がらせと四川大地震のWショックで、この宿は甚大な経営危機を迎えていたが、この宿を愛する世界中の旅人のエールを励みに現在の場所に移転して再スタートしていた。因みにCozyとは気持ちの良いという意味で、オーナーのシムさん、奥さんのマキさんの経営努力&センスで成都でも最高のコストパフォーマンスと快適さを維持してたので、この日も欧米の旅人達で満室だった。



送仙橋古玩市場
 
 宿に荷を降ろしてから、中国西部で最大の骨董市場に出かけた。 ここは店舗だけでも600軒、露店を含めれば1000軒もの骨董屋が軒を並べているので、私のアドレナリンは急上昇して、相棒の小疇さんを茶館で延々、待たせ、ご迷惑をかけてしまった。 チベットのタンカ等に目を見張るものが多く、以前だったなら、財布を叩いて沈没しそうな名品が多かった。 私は、僧院内部を覆っていたと思われるタンカの破片(文化大革命の折の破壊によると推測)と宜興の茶器に勾玉と、兵馬俑の人形のチェスセットを手に入れた。
 それから、町でも最も賑わう春期路南段にある「龍抄手」総店に行き、胡弓の生演奏を聴きながら、手頃な価格で四川料理の粋を愉しんだ。



 翌日は遅いフライトが選ばれ、九黄空港に着き、九賽溝入口近辺の川沿いのホテルに投宿したのは20:00を過ぎていた。夕食を急いで取り、寒いので毛布を多めにかけて午後9:30には就寝した。





童話世界
21 Sep 晴れ 九賽溝

 九賽溝は四川省の人里離れる山奥にあった、チベット人の九つの村だ。しかしユネスコの世界遺産に1992年に指定されるや、一躍、中国人の訪れたい旅先 No1となり、森と湖が神秘的な美しさを魅せるので、「童話世界」と呼ばれている。


そして、その美しさが絶頂を迎えるのが、10月上旬から始まる紅葉のシーズンで、丁度、この期間は国慶節の大連休とも重なるので、ツアー料金は高騰し、個人旅客でも、この路線の予約を取るのは至難の技となる。それで、今回は、その怒涛の大群衆が来る直前に、紅葉の始まりが見れたら、という淡い期待を持っていた。前回とコースを変えて、初めに東側奥の原始林までバスで北上してから、徒歩で、ずーっと林道を歩く事にした。 


歩き始めて2時間で熊猫海に来て、眺望が開け、エメラルド色の湖面が鏡のように対岸の山々を相似形に映していた。五花海で昼食を済ませてから、珍珠灘瀑布への急坂を下りると、落下する川の水飛沫が木々に跳ね返って、正に、水と緑のページェントを魅せてくれていた。
 私は、この春にクロアチアのブリトヴィチェ湖群公園を訪れて、そのページェントの凄さに感激した。そして九賽溝の方が静止画的と評したが、それは5月の九賽溝の場合で、9月には山の雪が溶け、水量が増して、春とは全然違った水の流れだったので、この見解を改めねばならなかった。

 
ここから、この渓流に沿って、マイナスイオンを体一杯で深呼吸ならぬ、心呼吸しながら、諾日朗瀑布まで足を進めると、川の流れに逆らうように、1本の枝が赤い蕾を付けて立っていた。
それはホントに小さな蕾だったが、もうすぐ訪れる燃え上がる秋の、先駆けとして、私に紅色の恵みを届けてくれていたように思えた。快晴のこの日、歩数計は既に28000歩を越していた。



 
黄龍
22-23 Sep 晴れ 九賽溝-黄龍-成都-青島-成田

翌日は、4:30に起きて黄龍に向かった。
空には満天の星が広がり、北斗七星など、今にも落ちて来そうな迫力だった。黄龍までの道は地震の傷跡がまだ残り、悪路を2時間も掛けて辿り着いたので、滞在時間が2時間だけ! ケーブルカーも使えないので、息を切らせながら、明鏡池まで登ってから折り返した。中国人ツアーの融通の無さが残念だった。


 昼過ぎに空港に戻り、14時の飛行機で成都に戻った。 ツアーで一緒だった方々と共に、陳麻婆豆腐店で宴席を張った。快晴に恵まれた湖と森の風景を懐かしみ、天候の恵みに感謝を捧げた。



翌日は、成都から青島まで飛んだ。僅かなトランジットだったが、海産物の名所なので、町に出て、干し蝦、乾燥果物などを土産にし、海鮮ソバに舌鼓を打ってから空港に戻った。 全日空に乗って、僅か3時間で成田に17:35戻った。こうして、はじめての秋の5連休は大団円を迎えた。

※ 因みに次の5連休は2015年まで待たねばならない。

同行者
友人
交通手段
自転車
航空会社
ANA

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