2009/06/23 - 2009/06/23
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tuviajeroさん
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リッチフィールド国立公園を一言で表すと「水の公園」と言えます。カカドゥ国立公園のような大きな川は在りませんが、小さな流れが数多くあり、その水は清流で、ワニなど危険動物も居ませんので綺麗で安全な水を楽しむことが出来ます。滝の多さも特筆すべき点でしょう。それと、ここも矢張りダーウィンに近いですが、カカドゥに比較すると少し南で内陸にあたりますので気候も爽やかで蚊も少ないです。
グランドサークル旅行の現地情報サイトも開いています。
http://home.att.ne.jp/grape/george
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このリッチフィールド国立公園の最大の特徴は滝が多い事なのでどうしても滝見物と水遊びが中心になります。本日一番目の仕事もトルマー滝周りのハイクにします。駐車場近くの木の葉が丸まっているのがいくつもありました。何かの虫の卵のようです。
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これも花なんでしょうねぇ。
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少し歩くとトルマー滝を遠望する展望台に着きました。帰り道はメイン・ルートを引き返すのではなく滝の上を廻るルートを取ります。
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メイン・ルートを離れて回り道の方に入るとハイキングコースらしくなります。この道もカリジニで見たような石畳のような岩があります。
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これがトルマー滝の落ち口です。この近くには水溜りもあり、水遊びをしたくなりますが禁止されています。安全上の問題よりも先住民の聖地のようなことでは無いでしょうか。多くの公園にその様な立ち入り禁止地域があります。エアーズロックも、禁止されていませんが、実は先住民達は観光客に登らないように求めています。
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次のポイントは突然公園の北端に向かいます。理由は簡単で、そこにアコモデーション(モンスーン・カフェ)が在るからです。実はこの公園のキャンプ料金は無人の箱にディポジットする形式ですが小銭が無くて数ドルですが多く入れなくてはなりませんでした。それにもう小銭は有りません。両替出来るかどうか分かりませんが取敢えず行ってみる事にしました。と言う事でお金を崩す必要があったのです。ついでに、今日の観光は北端から始めて南下しつつキャンプに戻る事にしました。先ずはバンブー・クリーク錫鉱山跡を見に行きます。これはそこで見かけた蜂が蜘蛛を仕留めたところです。
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鉱山跡に穴が開いていました。ここには蝙蝠が棲んでいて夕方になると出て来るそうです。見てみたかったのですがわざわざここまで帰って来るのも大変なので止めました。
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錫鉱山と精錬所の跡です。錫はちゃんと発掘できたらしいのですが、雨季になると外界と完全に隔絶され、生活も大変だし、錫の積み出しも出来なくなると云う事で数年で廃鉱になったそうです。
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鉱山の直ぐ近くにも綺麗な小川が流れています。
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次は鉱山直ぐ近くのウォーカー・クリークです。ここはなかなか素晴らしく、クリーク(川)に沿って往復2時間ぐらいのトレッキング・コースがあります。これに沿って歩くとクリークが幾つものプールの繋がりになっていて、そのプール一つ一つがキャンプ場になっています。更に夫々が予約制の1パーティ用なので美しいプールを独り占めできる(昼の使用は共有)わけです。
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中央に見える螺旋形の模様が付いている木ですが、それがパンダナスです。
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こう云う風に連なるプール一つ一つにキャンプ場が割り当てられています。
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トレッキング・ルートは結構長いですが、その代わりに奥に行くほど上流になります。ただ、プールは砂浜があったり千差万別なので好みによると思います。レンジャーや、ワンギ滝の茶店の従業員に夫々のキャンプの様子を聞いて行き先を決めるのが良いでしょう。キャンプ場の予約の仕方は、トレイル・ヘッドの黒板にある空いているサイトに自分の名前と逗留日を記入する形なので事前に複数の候補と優先順位を決めて置いた方が良いでしょう。
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トレイルの周りは変化のある自然で、乾燥した疎林のような風景から湿地帯、密林の様相もあります。これは湿地の他の木に寄生する蘭です。
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こちらは羊歯の群生ですが、野焼き或いは山火事があったようです。手前の黒く焦げている2本の立ち木はパンダナスでしょう。
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大体平坦な地形なので少し高いところでは全部が見渡せます。クリーク沿いと、ほんの少し上がった所で劇的なほど景色が変わります。
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本当に少しクリークから離れただけで乾燥した疎林になります。ここにも焼けた跡が少々有ります。
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トレイル沿いには色々な花も見られます。
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この花も焼け跡から生えています。ボンヤリとですが下には毛氈苔みたいな花も見えます。
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これなのですが、モウセンゴケでしょうか。湿地帯など水気の多い所の植物だと思うのですが焼け跡から生えています。
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これです。
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良く見る「落ちている花」もあります。
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こちらが未だ木に付いているところです。花の立派さに比べて意外と「華のない」木です。
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また少し南下して次はワンギ滝です。駐車場横、トレイル・ヘッド近くの湿地の中にこんな住民がずっと立っていました。
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こんな小さな流れですが魚を狙っているのでしょう。身じろぎもせずにずっと立っていましたので、仕事の邪魔をしないようにこちらから先に失礼致しました。
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これがワンギ滝です。御覧のように比較的大規模な滝2筋と大きな池が駐車場に面してあるので、多分この公園で一番観光客の多い場所でしょう。バスを連ねて団体客が沢山来ます。特に高校生、中学生ぐらいの遠足のような団体が目立ちました。泳いでいる人も多いです。公園唯一の茶店もあります。本日は滝の上へ廻るトレイルまで出る時間が無いので、ワンギ滝のハイキングは明日へ廻す事とします。
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