1998/11 - 2004/11
44位(同エリア52件中)
ひゅーいさん
山と海だと海の方が絶対好き、
山は別になぁ・・・
日本は山国だからしょっちゅう見てるしぃ。
なんて思っていた私ですが
その思い込みをくつがえす旅になりました。
ネパール=ヒマラヤ=寒い
と思いこんでいた私ですが、色々調べてみるとチトワン国立公園は亜熱帯気候で、サファリもできるとか!
早速旅程に組み込んだ計画をたて、「風の旅行社」に手配をお願いしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
PR
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タイ国際航空の深夜便でバンコク、で乗り継いでカトマンズへ。バンコクまでは日本人客がほとんどだったが、カトマンズ便はインド系、白人がほとんど。日本人は気合いの入った中高年登山客風団体さんくらいで、物見湯山系旅行者は私達くらい。
ちっとも面白くないアメリカコメディ映画を「がはは」と大笑いしている欧米人に(やっぱり笑いのツボがちがうわあ)と変に感心しているうちにカトマンズの空港に到着。ホテルまで送迎してくれる現地ガイドさんと合流するも、頼んでもいない空港のポーターに無理矢理荷物をかっさわられる!!荷物といったって小さなキャリーバッグだから自分で運べるっつーの、くそーーっ!しかし運ばれたものは仕方ない。あきらめて嫌々チップを払おうとすると、なんと「10ドル」と抜かすではないですか!怒り心頭で1ドル渡し、なんだかぎゃあぎゃあ言ってるけど、とにかく無視。やっと車が出発してホッと一息。これ以降、海外旅行の際はお節介ポーターに荷物を狙われないよう気をつけるようになりました。 -
道は舗装されていないところも多く、狭い上に人やら自転車やらバイクやらオート三輪やら車やらが無秩序に走っています。ものすごい砂埃で空気も悪そう。人間も犬も負けずにフラフラしています。その中を送迎車もがんがん走り、ホテルに着きました。
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ホテルでちょっと休憩したあと、スワヤンブナート寺院に向かいました。ブラブラ歩いていきます。
ネパールというと山の国=寒いというイメージでしたが、11月でも昼間は半袖で充分です。日本より暑く、空気は乾燥して初夏のように過ごしやすい。
スワヤンブナート寺院は高台にあり、こんな階段をのぼっていきます。 -
汗をかきかきのぼっていくと、カトマンズが見渡せます。
まあ、なんて高い建物がないんでしょう! -
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マニ車:これを1回まわすと内蔵された経典を1度唱えたことになるというありがたくも便利な代物。
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寺院を後にし、夕ご飯。
とりあえず初日で疲れたこともあり、ガイドブックを見て西洋料理全般が食べられるというレストランへ行ってみることに。「ここのサラダは安心して食べられる」という記述を信用して、サラダ、カツレツ、オムレツなど頼んでみましたが、カツレツのでかいこと!どちらかというと小食夫婦の私達、必死でたいらげました。味はなかなかおいしかったです。
店のテラスから写した通り。(たぶん)カトマンズいちの繁華街。このあたりはネオンもあって明るいですが… -
ホテルへ帰る道は…こんな感じ。
真っ暗です。
正確に言えば、あちこちにロウソクを灯して商売している人たちがいるのですが、「何売ってるの?見えないよー」というくらい暗い。
その中をダッシュでホテルへ帰りました。なぜかというとめちゃめちゃ寒かったからです。昼間の暑さが嘘のよう。日が暮れると寒さに弱い私は凍え上がりました。日中はカットソー1枚でも暑いくらいでしたが、持っていた長袖のシャツを着込んでもまだ寒い。昼夜の寒暖差は半端じゃないです。 -
2日目
今日はカトマンズをぬけトリスリ川をラフティングする予定です。ラフティングを楽しむにはまだ充分暖かいし水量も十分と聞き、日本でチトワンまでの旅程にラフティングを組み込んで貰っておいたのです。迎えにきたガイドGさんと車に乗り、乗船地へと向かいました。
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川原にはツアーに参加する人たちが集まっていました。水着に着替えてTシャツ短パンを羽織り、貴重品やカメラは樽のような形の防水ボックスにいれます。私達以外はほとんど欧米人のようです。私達が乗るボートのメンバーも欧米人ばかり。ガイドの冗談に笑ったりしています。こういう時ちょっと寂しい。必要最低限の英語はなんとかできても、冗談まではついていけない〜。しかも、同乗のオーストラリア人に「どうして日本人は英語が苦手なの?」と真顔で聞かれてしまった。そんなのこっちが知りたいわ。
説明を聞いた後、ヘルメットと救命具で武装してさて出発!
あれ、なんとガイドのGさんも一緒に乗り込むではないですか。Gさんも一緒に行くんだそう。現地ガイドさんってこういう場合先回りして待っている事が多いのでちょっと以外。でも、私達が聞き取れない英語を通訳してくれたり
とても助かりました。
川は最初はゆったり、みんなでオールで漕いで行きますが、だんだん険しい箇所も現れどっぷんどっぷん進んでいきます。バリ島でもラフティングをしましたが比べようもない程のスリル満点です!最初はバランスの取り方がわからず私は1度落っこちてしまいました。救命具をつけているので大人しく浮かんでいると、すぐにインストラクターがひっぱりあげてくれました。 -
お昼になると一度川原にあがってランチをいただきました。ランチの間、遠くの方から子供達がじぃっと私達を見ているのが気になる…食事が終わり休憩時間になると、目立たないようにインストラクターが子供達に残った食事をわけていました。そうだ、ネパールって世界の最貧国のひとつだったんだな、と改めて思い知ります。
午後からも迫力満点のコースを下り、やがて川原に再上陸です。私達は迎えの車に乗り換えてチトワンのホテルへ向かいますが、他のメンバーはここでキャンプし、明日もラフティングを続けるのだそう。中には1週間くらいかけて長距離をラフティングする人もいるそうな。
1週間は長すぎるとしても、とても楽しかったのでもう1日くらいはやってみたかったな。でも旅行期間の短い日本人会社員としてはここでお別れです。
川から上がると、ジープが迎えにきていました。宿泊のホテルへ向かう道はものすごい悪路です。あまりに揺れるので舌をかみそうで口をきくことさえできません。川原には水牛?やら鹿?やら既にサファリ気分満点なのに写真どころかのんびり見ることもできず、窓枠につかまりはずんでいる内にだんだんなんだか笑えてきました。隣の夫を見ると、夫もなんだかえへらえへら笑っています。ぼんぼんはずんでへらへら笑っている内にホテルにつきました。 -
ホテルはロイヤルパークホテル。
夕食までの間、庭のテーブルでお茶がでました。 -
お茶をいただきながらトリスリ川に沈む夕日を眺めました。
広い敷地に点々と離れ?になっている形式のホテルで、部屋も広くてくつろげたものの、難点がひとつ。シャワーの温度が低い!壊れているのかと思ってフロントに聞くとすぐに来てくれましたが、お湯を触ってみて「?お湯出てるじゃないか??」との返事。そう、どうやら日本人にとって「ぬるすぎる温度の湯」でもここでは充分「お湯」なのです。ここでは、というより風呂の(シャワーの)温度に熱めを好むのは日本人くらいなのかもしれません。欧米人も全然平気のようでした。
しかも、ソーラーシステムを利用しているのでお湯に限りがあり、夜遅い時間になるとぬるいお湯すら出なくなってしまうとか。これはやばそうなので、翌日からはうんと早めにシャワーを浴びることにしました。 -
いよいよエレファントサファリに出発です。
レンジャーに説明を受けた後、数人ずつに分かれて象の背中に乗っていきます。
ずらりと並んだ象と象使いがお出迎え!圧巻です。 -
私達夫婦はスペイン人?らしき中年女性2人と一緒。
これがうるさい同乗者で困りもの。「騒ぐと動物が逃げてしまうから静かに」と説明があったにもかかわらず道中ずうっとしゃべっている。
そう言えば説明を聞いている時にも国民性?があって、おしゃべりして全然聞いてないスペイン人イタリア人。メモをとりながら聞いているドイツ人。メモはとらないまでも
真面目に聞いている日本人=私達。ドイツ人と乗りたかったなあ。。
そのせいか?本日は鹿しか見ることができませんでした。
写真は真上から見た象の頭。 -
サファリは草原やジャングルの中を進みます。
私達は遭遇しませんでしたがまれには虎に出くわすこともあるそうです。 -
象にびっくりしてジャングルに逃げ込む鹿のおしり。
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帰りはホテルまで象に乗ったまま帰りました。
私達を降ろし仕事を終えた象たちは村の中を帰っていきます。 -
細長い木の船に乗ってボートサファリ。色々な鳥やワニを見ることができます。
ワニのいる川で魚を捕る人も。 -
エレファントブリーディングセンター
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見学している時、突然象のいななくような鳴き声と人の叫び声がしました。
何々?
どうやらサイが現れたため、象が騒いだ様子です。見ることはできませんでした。 -
人なつっこい子象が寄ってきます。かわいいーー!!
しかし、赤ちゃんとは言え象。ものすごい力です。
この後、このチビ象と遊んでいた(押し相撲?)していた夫は危うく引き倒されるところでした。 -
地元の子供達。
彼女たちがめざとく発見し非常に興味を示したのは、私が腰につけていた「ポケモン」の万歩計でした。ピカチューはどこでも人気者です!
ちなみにエレファントサファリのおかげで、半日にして(しかもあまり歩いてないのに)軽く2万歩を越えていました。 -
ホテルへの帰路、道に水牛があふれています。邪魔ですがヒンズー教徒が多いだけあって追い立てる人はいません。水牛がよけるのを待ってのんびり帰ります。
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翌朝、2回目のエレファントサファリ。
今回の同乗者は一人旅の日本人男性でした。
昨日とは違うルートを行きます。川の中にもどんどん入って水分補給。 -
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今日はサイを見ることができました!
でかいです。
象の上からなので安心して見られました。
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