2009/09/20 - 2009/09/20
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planetgingaさん
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9月20日、日帰りであったがシルバーウィーク(5連休)ということもあり、当日の鳥取県地方は天候も良いとの予報だったので家内と一緒に大山登山をすることにした。
登山口から約3時間半で山頂に到達。
大山は日本100名山の一つに数えられ、中国地方では最高峰(1729m)の山で、中国山地から離れた独立峰でもある。
日常から摂生に努め、○○年後夫婦で共に70歳になればもう一度チャレンジしてみたい、さてその時登れるだろうか?
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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6合目付近から視界が開けてきた。
北東側の稜線にはまだ雲が立ち込めている。 -
西側の稜線沿いに夏道コースを辿り頂上を目指す。
この辺りはかなり勾配がきつい。 -
午前7時から登り始め、9時30分頃になりようやく雲も切れはじめ、北壁の稜線もはっきり見えるようになってきた。
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下から登ってくる人、また下る人、今日の大山は大型連休ということもあって大賑わいである。
今登山ブームなのだろうか?若い人も結構多かった。
下は小学生から上は70歳ぐらいの高齢者まで見かけた。
登山は決して中高年者だけが幅を利かせているのではないと実感した。 -
6合目付近から日本海を遠望する。
この時期ナナカマドが赤い実を付けはじめる。
これから紅葉前線は日ごとに下界へと降りていく。 -
山登りって、不思議なものだ。
こんなしんどい目をするなら、もう二度と山へなんか登るものかと思いながら、また時が経過すれば登りたくなってくる。
一体何がそういう気にさせるのだろうか? -
だいぶん標高が高くなってきた。
雲が眼下に見える。
まるで飛行機の窓から見ているような光景である。 -
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6合目からは妻の歩く速度も落ちてきたので、彼女のリュックも自分が背負って頂上まで行くことにした。
いつもそうだが、登山の中程では嫁さんは手ぶらになるのである。
少しきついが、やはり男はこういう場面で強さと少しの優しさを見せておくことにしよう。 -
眼下には登山基地と駐車場が見える。
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大山北壁
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急峻な谷を見せる荒々しい北壁。
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9合目付近。
木道を進めば頂上へはもう少し! -
すり鉢状の谷、眼下には大堰提が見える。
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稜線伝いに頂上を目指す。
大山は人気があるのか国際色豊かである。
行き交う人と挨拶を交わすが「アンニョン・ハセヨ」、「ニーハオ」という言葉が飛び交う。
そういえば大山は韓国、中国からは距離的にも程近く、日本海を跨げばすぐである。 -
前方は頂上の剣ガ峰(1729m)
南側の斜面にはガスが掛かっている。
頂上に2〜3人の姿が確認できる。 -
大山山頂の弥山(みせん)より剣ガ峰を望む。
ここから先は崩落の危険があるため、通行不能になっている。
無理して危険を犯し剣ガ峰まで行く必要はない。
私など、いつも人生の「剣ガ峰」に立たされているから(笑) -
ガスも消えて剣ガ峰もくっきりと。
山はいつも正直である、汗をかいて登ってきた者にだけその全貌と微笑みを見せてくれる。 -
下からいい風が吹き上げている。
ここからハンググライダーが出来れば気持ちいいだろうな。
その時人は鳥になれるかも?
なれるはず、ここは鳥取県という所なんだから! -
頂上小屋より、米子の街、日本海、弓ガ浜、遠くに
境港が見える。
風に乗って松葉ガニの匂いは‥?う〜ん、してこないか! -
頂上から美保湾を望む。
きつかったけれど、やはり登って来て良かったと思う一瞬である。 -
一服の清涼剤、頂上付近に咲いているハクサンフロウ。
疲れたときに癒される一齣である。 -
アキノキリンソウ
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頂上付近はこのように数珠つなぎで、まるでアリが隊列を組んでいるように見える。
でも富士山の混雑より少しはましかも? -
木道横に広がるダイセンキャラボクの純林。
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登山は上りより下りの方が要注意である。
下りは足の踏ん張りが必要だが、腰と膝に掛かる負担も大きく、疲れからか注意力もやや散漫になり、一度は必ず滑って尻もちを着いてしまう。
あぁ、だめだ!もう少し腹を引っ込めないと下半身が持ち応えられない。 -
大山北壁(以下5枚同じ)
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むき出しの岩肌、何人が命を落としたのだろうか。
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ナナカマドの赤が心を和ませてくれる。
200m望遠ズームレンズ使用。 -
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行者コース道中からの北壁
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石がごろごろする元谷の河原より北壁観望(以下3枚同じ)
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道辺に咲いているツリフネソウ
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ツリフネソウのアップ
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大山の麓にある大神山神社。
山腹に大山山頂の遥拝所として設けられた。 -
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この旅行記へのコメント (2)
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- Alcatさん 2009/09/24 13:30:28
- 初秋の大山、涼しそうですね。
- ガス掛ったトップの剣ガ峰の写真、いいですね。
今にも写真のガスが動きそうで..とてもいいシャツターチャンスに
巡り合いましたね。
それにしても気持ちの良い秋風に吹かれながら良い汗をかいた登山だった
事と思います。
私は何度かドライブで大山を訪れたことはありますが、一度も大山には
登った事がありません。一度は登ってみたいですね。でも、長い間、
登山をしていないので、登れるかどうか不安です。
大きな石がゴロゴロしている元谷の河原は特徴のある景色なので覚えています。
結構、山野草の花も咲いていますね。花の写真撮影も楽しめそう。
ナナカマドの花にピントが合った大山北壁の写真も迫力ありますね。
70歳には奥さんとまた大山登山にチャレンジしてください。
- planetgingaさん からの返信 2009/09/24 22:01:46
- RE: 初秋の大山、涼しそうですね。
- Alcatさんコメントありがとうございます。
そうですね、山の写真は刻一刻と変化するその一瞬を捉えるのが楽しいです。
ガス、霧、雲、太陽の当たり具合等の自然現象で同じ写真は2枚と撮れないですね。
そういう意味で建物などの静物写真にはないオリジナルの写真が出来て面白いです。
「人はなぜ山に登るのか?」、「そこに山があるからだ。」と誰かが言っていましたが、確かにそれも一つの理由かも知れません。
人は自然の懐に抱かれたら安心出来るのでしょう。
丁度、赤ん坊が母親の懐に抱かれているように。
私もそんな感じを持っています。
まだふくらはぎと太ももに張りが残っていますが、今日から仕事も頑張っています。
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