2009/08/12 - 2009/08/13
149位(同エリア179件中)
k39さん
日本百名山・鳳凰山(観音岳2,840m)に登りました。
19:30京都東IC、草津PAで渋滞情報確認、一宮付近の渋滞をさけるため、第二名神、東名阪、名古屋高速11号、名神、中央とナビまかせで行った結果、1,650円、350円、350円、1,000円と小刻みに料金を取られてしまった。第二名神経由で1,000円で行くには、第二名神、東名阪、伊勢湾岸道、東海環状自動車道、中央自動車道といかなければなりません。さて、結果的にそのまま名神を通った場合と変わらないような時間で中央自動車道の土岐に到着、23:00八ヶ岳ICで仮眠するも一睡もできず。03:00須玉IC出口、コンビニで食料調達、小武川林道経由で04:00青木鉱泉着、04:50出発、05:00ドンドコ沢中道川側山側分岐、06:15南精進の滝分岐06:20南精進の滝、06:40鳳凰の滝分岐、06:55鳳凰の滝、07:55白糸滝、08:25五色滝、09:15鳳凰小屋、10:15地蔵岳直下、10:30地蔵岳オベリスク一歩手前、10:45地蔵岳看板、11:15赤抜沢ノ頭、11:45鳳凰小屋分岐、12:05観音岳(20分休憩)、12:40薬師岳、12:55下山開始、13:20御座石、15:10薬師岳登山口林道分岐、15:40青木鉱泉、18:00百楽湯入湯、20:00須玉IC、23:50阿智PA(仮眠)、翌日の浜松に続く。
南アルプスの鳳凰山登山に行きました。この鳳凰山は、地蔵岳のオベリスクが有名であり、地蔵岳、観音岳、薬師岳の3つの山の総称として鳳凰三山とも呼ばれています。この鳳凰山のコースとしては、夜叉神峠、御座石鉱泉、広河原などからのコースが一般的なのでしょうが、3山を日帰りで行くコースとして最短なのが、青木鉱泉からのコースです。コースタイム(12時間40分)。
盆休みの初日、13日午前0時からのETC1,000円割引にあわせて出発。途中のPAで仮眠で時間調整し、04:00に青木鉱泉到着。青木鉱泉は、途中未舗装の林道を走らないといけませんが、道路状況は良いので苦にはなりません。準備中、山梨の富士山方面から来たという、(仮称)マラソンおじさんと会話する。このおじさんとは、道中出会い、最終的に同時にゴールすることとなりました。
さて、まだ暗い04:50に出発、いきなりドンドコ沢の山側と川側の分岐で山側に行ってしまい、ミスコース。すぐに引き返し、10分短い川側の道を行く。その間に、(仮称)カメラおじさんに抜かれた。このおじさんは、一度南精進の滝で追いつくがそれ以降、地蔵岳直下まで追いつけなかった。5時をすぎるとあたりは急に明るくなり、歩きやすくなった。南精進の滝までは順調に進む。コースも川沿いの道で、水の補給がしやすく、歩きやすい道であった。しかし鳳凰の滝を最初の分岐で行ったところ、非常に歩きにくい道でしかも鳳凰の滝がよくわからないようなところに出てしまい、とりあえず写真に収め、本コースに復帰する。このあたりから、前夜一睡もしていないの疲れからか、ペースが思うようにあがらない。頭も少し重い感じがしたので、スローペースを心がけ、なんとか鳳凰小屋に到着。ここまで4時間25分(標準5時間20分)。悪くはないがいまひとつペースがのらない。ここで、ビールを飲んでいたマラソンおじさんと出会う。小屋の主人にキノコのソテーをわさび醤油で食べさせてもらったところ、すばらしくおいしかった。さしみみたいな味でしばし感動。キノコの名前は、秘密だそうで教えてもらえなかった。この小屋では、水の補給は無料である。ここからしばらくは、川沿いなので、水の補給は容易である。小屋からしばらく行くと地蔵岳が遠望できる。近くまで見えるようになると、ザレ場の急登が始まる。ここで、カメラおじさんを捕らえる。カメラおじさんはカメラを熱心にとっているので、歩くペースはかなり速いほうだと思われる。このあたりから、ガスが出て、オベリスクは見えなくなってしまった。地蔵岳直下には、小さなお地蔵さんが並べられており、そこまで小屋から1時間かかった。さっそくオベリスクに取り掛かる。途中まではなんとか岩場を通過できたが、最後のオベリスクにロープがかけられているのは確認できるものの、そのロープ場に至る最後の岩が登れず、さらに風やガスが濃くなってきたので断念する。岩場を降りて、地蔵岳の看板のある写真のベストスポットでガスが晴れるのを待ってみたが、晴れることがなく、観音岳に向かって出発する。あいかわらず風とガスがきつく、山頂からの眺めは、利かない。観音岳までは、降りて、登り返しがあるが、道は悪くなく、天気がよければ、快適だと思った。途中で食料を補給して、12:05に観音岳到着。ここで、またまたマラソンおじさんと遭遇。さらに、(仮称)国体縦走ねえさんと(仮称)元登山部にいさんに追いつかれる。2人に少し話しをすると、出発は5時30分、しかもオベリスクに登ったとのこと。(後でさらに話しを聞くと、元国体縦走選手で岩登りもしている人だった。さらにオベリスクにはクライミングシューズを着用したとのこと。やはり素人は危険です)。山頂にてしばし休憩するも、あいかわらず展望がきかず出発する。12:40に薬師岳に到着。ここでも、一番高い岩に登ろうとするが、最後の岩が登れず断念。12時55分、マラソンおじさん、国体縦走ねえさん、元登山部にいさん、さらに5時30分出発のあんちゃんと同時に下山開始。せめて下山はペースをあげようとがんばるが、マラソンおじさんが、あっという間に消えてしまう。なんとかペースをあげようとするが、足指先がつま先にあたってしまい、痛さからペースがあがらず、さらに雨も本降りになってしまう。途中休憩しているねえさんにいさんコンビに追いつくが、同時に出発するとすぐにおいていかれる状態で下山。ようやく林道に到着したときには、かなりヘロヘロであった。最後の林道歩きで2人組に追いつき、さらに道を間違えて後ろからやってきたマラソンおじさんと合流し、最後は、いっしょに青木鉱泉に15時40分ゴールした。下山時間2時間45分(標準3時間55分)。ペースは悪くなかったが、足の痛みと疲れはかなりのものだった。これまでは、自分はかなり早いペースで登山できると思っていたが、今回は早い人ばかりで、自分の実力を思い知らされた気分になった(寝不足も若干影響有りか)。帰りは、駐車料金750円をちゃんと払って青木鉱泉を離れた。
帰り際、国道141号沿いの札幌ラーメン屋にて、豆腐みそラーメンを食べた。味はともかく、エアコンがまったくきかず、サウナのような店で、しかたなく店の扉をあけたら、無言で店のおばさんにその扉を閉められた。なにかと謎な店であった。
温泉は近くの百楽湯(600円)に入湯。露天風呂はないが、広くてキレイな温泉であった。ちなみにここも脱衣場は暑かった。
高速に乗ってそのまま帰ろうと思ったが、阿智PAで仮眠。体力が復活したので、浜松観光へ向かった。
表紙の写真は、地蔵岳・オベリスク
- 交通手段
- 自家用車
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青木鉱泉ドンドコ沢登山道
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ドンドコ沢中道川側と山側の分岐。川側に進みましょう。
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南精進滝
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おそらく鳳凰の滝
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白糸滝
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五色滝
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地蔵岳(オベリスク)遠望。このあたりまでは天気が良かったのに・・・。
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名前がわからないキノコ
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このあたりから、ザレ場で歩きにくいです。
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徐々にオベリスクが近づいてきます。
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同上
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地蔵岳の岩場
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地蔵岳の岩場
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岩場直下に地蔵様が祭られてます。
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オベリスクの頭の部分
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オベリスクの岩場の裏にありました。
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オベリスク直下からの眺め
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オベリスク直下からの眺め
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同じく
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ガスの切れ目にとったオベリスク
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オベリスク
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赤抜沢ノ頭から見た観音岳
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観音岳と薬師岳
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鳳凰小屋分岐の看板
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観音岳山頂
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観音岳山頂
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観音岳三角点
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薬師岳山頂
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薬師岳山頂
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薬師岳山頂の岩、あの一番高い岩の手前までしかいけませんでした。
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薬師岳から薬師小屋方面を望む
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下山道にある御座石
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下山道
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下山道
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下山道
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下山道
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林道分岐
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青木鉱泉。宿泊、キャンプ、入浴もできるそうです。駐車料金1日750円、自販機のコーラ250円です。
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無事下山しました。
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青木鉱泉に至る途中の橋からみた鳳凰山方面
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