夏休み2009(カマルグでサイクリング)

2009/08/03 - 2009/08/05

2009年の夏休みにサントマリードラメールで２泊しました。

サーチャージが安くなった４月にまず航空券を買ってから、この旅行の行程を考え始めました。
最初はニースを中心にコートダジュールだけのつもりだったのですが、ガイドブックを見てから、カマルグにも行ってみたいということになりました。
カマルグに行くのだったら、単純ニース往復のチケットでなくマルセイユかモンペリエの空港も利用した方が効率的だったと、後から思いました。
しかし、航空券の買い直しにはお金がかかるので、ニースから鉄道でアルルまで往復しました。

アルルの駅から宿泊したカマルグ観光の基点のサンマリドラメールまではバスで移動しました。
夏のサントマリードラメールはビーチにもおみやげ屋もレストランも大にぎわいで、何となく江ノ島を思わせる街でした。

お世話になったサイト↓
http://www.saintesmaries.com/

1日目　成田空港→ニース空港　ニース泊
2日目　切符購入とエズと海水浴　ニース泊
3日目　マルセイユに移動して港散歩　マルセイユ泊
4日目　サントマリードラメールに移動　サントマリードラメール泊
5日目　カマルグでサイクリング　サントマリードラメール泊
6日目　ニースに戻る　エズ再訪　海水浴　ニース泊
7日目　モナコ観光　海水浴　ニース泊
8日目　何となくヴェンティミリアへ　午後海水浴　ニース泊
9日目　午前中海水浴　午後ニース空港へ　機内泊
10日目　成田到着

エリア サント=マリー=ド=ラ=メール(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車
• 航空会社: JAL

マルセイユからアルルまでは47分で到着しました。
バスの出発時刻まで25分間しかなかったのですが、駅のすぐ前の駐車場にバス停がありましたので、余裕でした。
バスの時刻表は↓
http://www.saintesmaries.com/pdf/cars_arles.pdf
どうも、シーズンオフは、土日はバスの本数が少なくなるようです。

宿泊したホテル　Hotel Camilleです。
バス停"SAINTES MARIES - Razeteurs"から降りて徒歩７分くらいでした。

私たちはレンタカーなどを利用できないので、街中のホテルを探していました。
予約サイトではなかなか条件に合うホテルが見つからなかったので、このホテルはGoogle mapで探してメールで予約しました。

バスルームが広々していました。
残念ながら、ドライヤーはありませんでした。

ホテルの部屋からは海岸が見えます。

冷蔵庫もお茶セットもありませんが、クローゼットの中にはセイフティーボックスがありました。

ホテルを外から見たところです。
とても良い立地だと思います。
海側の部屋は1泊85ユーロでした。
インターネットは室内では使えませんが、１階がネットカフェになっていて、無線LANの利用が、30分間2ユーロでした。
ペットＯＫの宿らしく、小さな犬を連れたお客さんも滞在していました。

ホテルに荷物を置いて、食事に出かけました。
ホテルの隣の隣くらいにあるところで食べました。

生牡蠣もロゼワインと一緒に頂きました。
これがちょっとよろしくなかったのか？

この夜、トイレ往復を繰り返すことになりました。

食後すぐは未だ元気で街中を歩きました。
２ユーロ支払って、教会の屋上に登りました。
少し曇っていました。

屋上からは街を一望できるので、少しのんびり眺めていたかったのですが、夫がすぐにフラミンゴの群れを見つけて行ってみようと言うことになりました。

ロゼワインをたっぷり飲んだあとで、教会の螺旋階段を上り降りするのは危険だと思いました。

教会の内部には聖骸布？が展示されていました。

街中にはチープな感じのおみやげ屋さんも沢山ありました。
レストランもテイクアウトのお店も充実していますし、コンビニ風のお店もありました。

教会の屋上から見えた街の隣にある湿原です。

かなり多くのフラミンゴがいましたが、残念ながら遠くてあまりよく見えません。

広々としていて気持ちの良いところでした。

街中をぶらぶらお散歩して、コインランドリーの場所もチェックしましたが、今回の滞在ではランドリーは利用しませんでした。

何となく江ノ島を思い出させる浮き輪のディスプレイでした。

夕暮れ時の部屋の窓から撮影したビーチです。

翌朝です。

体調も何とか回復し、朝食前に前日に行った場所にもう一度行ってみました。
昨日遠くにいたフラミンゴが少し岸の近くに来てくれていました。

ホテルの朝食は７時半からで、一番乗りしてしまいました。
パンと飲み物だけの質素な朝食でした。
でも、パンもジュースもおいしかったです。

朝食後にホテルの近所で自転車を借りて、水のボトルを持ってサイクリングに出かけました。
ツーリストインフォメーションでもらった地図を頼りにまずは灯台をめざしました。

すぐに沢山の鳥を見ることが出来ました。

自転車コースの側にあった大きな海岸です。
借りた自転車は太いタイヤでしたが、砂地の道や海岸を走るのは大変なので、ここでは降りて歩きまわりました。

賑わっている街の海岸と比べてこちらには殆ど人がいません。

こちらが、最初の目的地の灯台です。
インフォメーションにもなっていて、きれいなトイレもありました。

引き潮なのでしょう。
水がずいぶん少なくなっていました。

灯台を通過した後も少し自転車で先に進んでいたのですが、日差しもキツイし、そろそろボトルの水も尽きそうだし・・・で引き返すことにしました。
帰り道にまた灯台が見えてきました。

帽子をかぶり、日焼け止めを腕や顔に塗って自転車を漕いでいたのですが、足を塗り忘れていたので足だけ日に焼けてしまいました。

鷺です。

カニです。

サイクリングロードは舗装されていません。
砂地も多くあまり走りやすいとはいえません。

馬に乗っている人達もいました。

お昼頃に、サントマリードラメールに帰ってきました。
自転車をホテルの前に止めて昼食を取りました。
昨夜で生ものは懲りていたので、火の通ったパエリアを食べました。
写真は撮り忘れました。
もの凄く暑い日だったので、素麺でも食べたかったのですが、ここでは無理です。

午後再び自転車にのって、幹線道路沿いにあるポン・ド・ゴー野鳥公園(Parc ornithologique de Pont de Gau)をめざしました。
道路沿いにはいくつものホテルや馬のいる農場がありました。
野鳥公園までの舗装路はとても暑かったです。

道路沿いの原っぱで見かけた鷺と白馬です。

背中に少なくとも５羽の鷺がいたのですが、少し近づこうとしただけで、全部逃げてしまいました。

インフォメーションの人は野鳥公園まで５?だと言っていましたが、「地球の歩き方」によると３?とありました。

この旅でフラミンゴにもっとも近づけたのは、こちらの野鳥公園でした。

フラミンゴの羽の裏側の色が鮮やかでした。

ビーバーのような動物が泳いでいましたが、何だかわかりませんでした。
※帰国後、アニマルプラネットを見ていたらヌートリアであることが判明しました。
昔毛皮を取るために飼育されていたのが、野生化したそうです。

アザミだと思うのですが、大きな花でした。

この野鳥公園の中にはハイキングコースがあって、ぐるっと回ると２〜３時間かかるそうです。
あまりに暑かったので、ショートカットしてしまいました。

街に帰って自転車を返却しました。
朝には沢山あったレンタサイクルが一台も残っていなかったのには驚きました。

夕方でしたが、未だ明るかったので水着に着替えて海岸へ向かいました。

シャワーが所々に設置されて、いい海水浴場ですが、水がとても冷たかったので、軟弱にも泳ぐのはすぐに諦めてしまいました。
サイクリングで足が疲れていたので、泳いだら足をつるような確信がありました。

フランスには街に必ず回転木馬があるのでしょうか？

未だ明るいうちに夕食を取りました。
私たちは、お手軽な定食コースを選択することが多いです。

こちらはお腹にやさしいと思われた魚のスープです。
スパイシーでした。

いつも食べ始めてから、写真を撮り忘れたことを思い出します。
今回もそうでした。(^^;)

こちらも食べかけています。
夫の選んだステーキです。

私のデザートのアイスクリームです。

夫の選んだチーズです。
全体的に、サントマリードラメールのメニュー(定食)はニースに比べると安いような気がします。

部屋の窓から丸い月が見えていました。

時差ボケ気味なので、かなり早起きでした。
夜明け近くにホテルの前の海岸で、一人散歩しました。

夜明けです。
この日は朝９時頃のバスでアルルに戻り、その40分後の電車でマルセイユを経由してニースに戻る日でした。

この街は、もっとのんびりとまた訪れたい街でした。

アルルの駅に荷物預かり場所やコインロッカーがあれば、少し観光していったと思うのですが、小さな駅にはそのような場所もなく残念でした。

バスの窓から見たアルルの街はなかなか面白そうでした。
それで、電車を待つ40分の時間を利用して、荷物を持ったまま、駅から少し街方面に歩いてローヌ川の川辺から街を臨みました。

川のそばにあった橋の名残の彫像です。

この電車でマルセイユに向かいました。
けっこう、混んでいました。

この旅行記へのコメント （4）

• viaggioさん 2010/07/13 19:32:39

  灯台

  ちょきさん
  
  はじめまして！
  
  カマルグでのサイクリング、満喫されたようですね。
  私は何年か前にこの灯台を目指したのですが、強風の為途中で断念してしまいました・・・
  
  とても素敵な旅行記ですね。
  また遊びにきます♪

  ちょきさん からの返信 2010/07/14 01:20:36

  RE: 灯台

  viaggioさん、こんにちは。
  訪問ありがとうございます。
  
  カマルグでのサイクリングは、猛暑と砂道でかなり体力を消耗しました。
  強風だと、更にキツイかったでしょうね。
  お疲れさまです。
  
  馬に乗っている人たちが、ちょっと羨ましかったです。
  でも、馬より自転車のほうが速かったです。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  

  与太郎さん からの返信 2011/01/08 08:53:01

  RE: 灯台

  > ちょきさん
  >
  > はじめまして！
  >
  > カマルグでのサイクリング、満喫されたようですね。
  > 私は何年か前にこの灯台を目指したのですが、強風の為途中で断念してしまいました・・・
  >
  > とても素敵な旅行記ですね。
  > また遊びにきます♪
  
  　やはり生牡蠣は駄目でしたか。私もアビニオンで適当に頼んだら生鮭が出てきましたがそれが猛烈に悪かったようで、翌日一日駄目でした。その日は帰国日であちこち回ってマルセイユ空港へ行く予定でしたが体調が悪く、直接言って一日寝っ転がっていました。
  
  　ビジネスクラスなのでラウンジがあれば休めたのですが、マルセイユにはラウンジはなく、折悪しく最終便だったし、どの便も満席で便の変更もできず、じっと我慢して、椅子に横になって寝ていました。
  
  　がいこくでは生ものは駄目と言うことのようです。やはりお腹が慣れていないのでしょう。

  ちょきさん からの返信 2011/01/08 11:32:36

  生牡蠣は危険です。

  与太郎さん、はじめまして。
  
  夏の生牡蠣は危険ですね。
  他にも大勢の人が食していましたが、地元の人は大丈夫なのでしょうか？
  実は性懲りも無く、翌年もボルドーでお腹を壊しました。
  この時は吐き気もあって、もっと悲惨でした。
  
  >私もアビニオンで適当に頼んだら生鮭が出てきましたがそれが猛烈に悪かったようで
  
  生鮭も危ないのですね。
  夏場のフランスでは、生牡蠣と生鮭は止めることにします。
  貴重な体験をありがとうございます。