ドナウの真珠ブダペスト（＋エステルゴム）の旅　３日目～最終日

2007/09/01 - 2007/09/04

４泊６日ブダペストの旅の後半です。
郊外の街エステルゴムへの日帰り観光も一緒にどうぞ。


※前半の旅行記はこちらです
http://4travel.jp/traveler/cerezo08/album/10360898/

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

●３日目●

クラシカルで素敵なホテル「ゲッレールト」。
付属のアールヌーヴォー様式の美しい温泉施設が
見どころだそうです。
残念ながら外観のみ。

ホテルの全体像です。
夜はライトアップされててきれいでしたよ。

この黄色いトラムがいちばん街に合いますね。

最近よく見る、全面に広告がプリントされた
トラムは街の美観という意味ではちょっと・・・。

ホテルゲッレールトはこの「ゲッレールトの丘」の
ふもとにあります。

写真は「しゅろの葉をかかげた女性」の像。
ブダペストの自由の象徴だとか。

今回時間がなくてこの丘に登れなかったのも残念。
やっぱりもう一度ブダペストに行かなくては！

トラムの窓越しに撮った、ドナウ川と国会議事堂。

今日のメインイベント、国会議事堂見学です。
自由見学はできないので、英語のガイドツアーに
参加します。（日本語ツアーなし）

１時間前に到着したら長蛇の列ができてました。
早めに来たつもりだったのになー。
結局２時間後の回の券をゲット。

国会議事堂の庭にある銅像と同じポーズを取る
観光客の皆さんです。
これ、私もよくやります。

銅像とグループの人数がピッタリだったようで、
わいわい楽しそうでした。かわいい！

１時になりました。
空港の手荷物検査の要領で荷物をＸ線にかけ、
金属探知ゲートもくぐって中へ入ります。

内部は豪華絢爛・・・お城みたいです。

ちょっと見えにくいですが、全体像の模型

天井の装飾が素敵で見入ってしまいます。

「シンデレラ城」が本当にあったら
中はこんな感じかなーと思いました。

王冠のてっぺんについている十字架が歪んでいる
理由についてガイドさんが話してくれていたんですが
早口の英語で全然わかりませんでした・・・。

こんな素敵なベンチもありました。

中世のまま保存されているように見えますが、
座席にはコンピュータ式の自動投票システムが
ついていたりします。

この窓がとても好きです。

４５分ほどのガイドツアーを終えて外へ出ました。

今日は３０度を超す暑さで、歩くのが辛いほどです。
スズメも水浴び中。

次は「聖イシュトヴァーン大聖堂」へ。

あいにく（？）結婚式で貸切状態になっていて、
一般客は聖堂のはしっこに用意された
狭い通路のみ入れました。
本当はドームにものぼりたかったんだけどなぁ。

●４日目●

朝いちばんで郊外へ日帰り観光に行く予定でしたが、
明日はシナゴーグが休みだと知り、先にこちらに
寄ってからにすることにしました。
入口で男性だけに平べったい黒い帽子が渡されます。

私は仮装大好きなので、一瞬だけ帽子かぶって
写真撮りたかったです。
不謹慎にあたりそうなのでぐっとガマンしましたが。

ここはヨーロッパ最大級のシナゴーグらしいですよ。
内部はとても広くて壮麗です。

天井もステキ！

右下の男性がかぶっているのが例の帽子です。

この、丸い窓と両側に配置されたライトが
すごく気に入りました。

シナゴーグを出て西駅へ向かいます。

これは何のビルでしょう？
こういう建物が今も現役で使われているのって
いいですよね〜。

西駅から電車で郊外の街エステルゴムへ向かいます。

１時間半以上かかるのに、切符は１人約600円でした。

窓の外はのどかな田舎の風景です。

ちょっと降りて散歩してみたくなりますね。

これは途中のどこかの駅舎です。

エステルゴム駅到着。

意外と小さい駅でした。お店などもありません。
ここからバスで大聖堂へ向かいます。

エステルゴムはハンガリー建国の地で、
ハンガリー・カトリックの総本山としても
国民の信仰を集めてるんだそうです。

とはいえ、そんな大仰なところとは思えないほど
街は小さくてのーんびりしてました。
クリーム色とかピンク色の明るい壁のかわいい建物が多くて
おもちゃみたい。

この大聖堂は高さ１００メートルもあります。
近くに行くと、どこをどうやってもカメラには
おさまらないほど巨大な建物でした。

小さくてかわいい街にちょっと浮いてるくらいの
存在感です。さすが総本山。

内部は薄暗く、なんだかありがたい雰囲気です。

パイプオルガンも立派！
ミサではさぞかしいい音が聴けるんでしょうね。

天井がステキ!!

ドーム部分にのぼって街を見下ろします。

この橋の左側がエステルゴム、右側がスロヴァキアの
街シュトロヴォです。
橋の両側にはちゃんとパスポートコントロールが
あって、入国スタンプも押してもらえるそうですよ。

島国日本人として「徒歩での国境越え」は魅力的
でしたが、足が疲れてくたくただったので
やめてしまいました。
（もちろん帰国後に後悔しました・・・）

お昼ごはんは大聖堂の近くにある「アノニム」へ。
ガイドブックには日本語メニューがあると
書いてましたが実際にはなかったです。

写真は「エステルゴム風・ポークのマッシュルーム
ソース添え」とグヤーシュ。
どっちもかなりおいしくて疲れがふっとびました。
コーラ２つつけてチップも払って2300円くらい。
観光地なのに安すぎです。

夕方までのんびりして、また電車でブダペストへ。

次はこういう小さい街で１泊したいなぁ。

ブダペストに戻り、ヴァーツィ通りで最後の買い物を
済ませます。

晩ごはんは「アンナカフェ」で。
豆のグヤーシュとパンのセットで軽めに食べました。
セット２つとお水２つで合計2700円くらい。

毎日グヤーシュばっかり食べてますが、お店によって
味が全然違って飽きないんですよ〜。

ここのグヤーシュはさらさらで「スープ」って感じ。

すごく奥行きの深い複雑な味でおいしかったですが、
私はどちらかと言うとどろっとして具が多い
「シチュー」タイプが好みかも。

●５日目●

いよいよ帰国日です。
朝１０時に送迎車が来るまで最後の朝ごはんを
堪能しました。

レストランの入り口にいろんな言葉で
「おはようございます」と書いてある黒板が
ありました。日本語もありましたよ。

ブダペスト→アムステルダム→関空

・・・と、往路と逆のルートで帰ります。
帰りはがらがらに空いていたので３人掛けの座席を
２人で使えてラクチンでした♪

最後に帰りの機内食を載せておきます。
こっちが晩ごはん。鶏の照り焼きです。

こっちは朝ごはん。

なぜかヨーグルトと飲むヨーグルトのダブルパンチでした(笑)