2009/08/01 - 2009/08/01
72位(同エリア110件中)
サボ10さん
チーズ菓子(Cheesecake)を名前に付けた工場(factory)。 ファクトリー?
普通ファクトリー(工場)は製品を造る場所(製造所)を意味しますが、ここはレストラン、食べ物を作っています。
場所は カリフォルニア州 ハンティングトン・ビーチ エディンジャー通り(7871 Edinger Avenue)。 自宅から約2キロにある ベラテラ(Bella Terra) ショッピングセンター内。
ザガット(Zagat) はこのレストランに Z(最優秀評価)を付けています。 評価の点数は 食19、装飾18、サービス18と余り高く無いのに何故でしょうか。 値段は中位となっていますが我々は高いと思いました。
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2009年8月1日、土曜日、Aと一緒に チーズ ケーキ ファクトリー(the Cheesecake Factory)に行きました。
オーバトン夫妻(Oscar & Evelyn Overton)が1940年代の末期にミシガン州デトロイトで チーズケーキを売ったのがこのレストランの始まり。 それが名前として残っています。 -
二人は50年代にロスアンゼルスに移住し、チーズケーキを主とする店を開業。
1978年に長男のデービッドがビバリーヒルスにレストランをオープン。 -
30年後の現在、全米に150店舗を構えるレストラン チェ〜ン。
オレンジ郡にも6軒あります。
www.thecheesecakefactory.com -
レストラン内
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工場にしては洒落た内装。
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アメリカのレストランで最初にサーブされるのが ワインとパン。
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ワインは Pinot Noir。
フランス語の pinot は 松(英語の pine)で noir が黒。 このワインに使われる葡萄が黒く、房が松かさに似ているので付けられた名前。
赤ワインは健康に良いとされています。 理由はワインに タンニン酸(tannin)が含まれているからです。 タンニン酸は葡萄の皮から取れる酸で、特に赤ワインは赤い色を残す為に皮を注入するので多く含まれていると言う事です。
又、赤ワインに含まれている レスベラトゥロール(Resveratrol) は カロリーを減らす効果があるとされています。
赤ワインを飲むことで長生きをすると云うのですから、こんな良いことはありませんね〜。 どんど晴れ(めでたし)。 -
最初にサーブされるのが パンとパンにつけるもの。
一般にバター、バターをアーブ(ハーブ)で工夫したもの、イタリア料理では オリーブ オイルと酢(バルサミック)などですね。
パンは英語で ブレッド(bread)。 「そうか、パンはロマンス語系の言葉なんだ」
そうですね、でも英語でも パン として使われている言葉もあります。 例えば、company, companion, pantry など。
カンパニー(company) は ラテン語の一緒に(com) と パン(panis)を合わせた言葉。
日本で 同じ釜の飯を食う と云う表現を使いますが、西洋だと パンを分かち合う(仲間)がカンパニーなのです。
「カンパニーは会社と云う意味ではなかったの?」
会社を意味します。 「会社には嫌な奴もいるのに。。。」 いやいや、語源の話。
カンパニーと同じ語源の カンパニオン。 日本では外国語が話せるどちらかと云うと若い女性のことです。 西洋では一般に金持ちのお世話をする人のことで余り若く無い人。 -
この店では 小さな皿(small plates)と呼ばれている料理。 小さなお皿は日本で云う「酒の肴」、今流行のスペインのタパスです。
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我々が注文した「小さな皿」の1つがこの Ahi Tartare。
アボカドとマグロのたたきに醤油を少し、上にお寿司屋さんの ガリ がのっています。 ニューメキシコ州の サンタフェで最初に食べたのがこの タパス(tapas)でした。 アボカドに醤油をつけて食べると マグロ を食べている感じになる。。。 アボカドとマグロはあいます。
Ahi は ハワイ語のマグロ(英語でtuna)。 アヒ、ワサビ、ミソ と アメリカのレストランでは外国語を使うのが流行っているようですね。 マグロは スペイン語では atun、 英語の最後の a を先頭に持ってきた言葉。 「冗談でしょう?」 本当です。
アボカドの名前の由来なのですが。。。ちょっと下品な話になってしまうかな。
スペインの探検家の一行が中南米のインディアンから紹介された果物が アボカド、別名ワニ梨(alligator pear) だったのです。
「この食べ物の名前は何と云うの?」 「アブカトル(abucatl)です」との返事。
後にその言葉の意味が分かったのですが、なんと 睾丸(testicle)を意味したのです。
その果物をスペインに持ち帰る際に「いくら健康に良くても睾丸では。。。」と云うことでそれに近いスペイン語を探し、付けられた名前が アボカド(avocado)、英語の advocate(主唱する)を意味する言葉。
「そうか、アボカドはスペイン語でこの果物を意味するんだ」 いやいや、アボカド(果物)は スペイン語で aguacate 水の味、即ち甘味の無い果物のことなのですね〜。 -
もう1つの「小さなお皿」が Shrimp scampi crostini
海老に白ワイン、トマト、ニンニク、とレモン バターのソースをかけたもの。
scampi (scampoの複数)はイタリア語の 緑色をした大海老 のことですね。 Shrimp は英語の海老、海老・海老では言葉が重複しているのではないでしょうか。。。
米語で Shrimp は 小さい を意味する形容詞にもなります。 そうすると、小さな大海老? 今度は矛盾形容法(Oxymoron)になってしまいますね。 -
アメリカでは アントレー(entree)は メイン コース。
昔は 魚料理と肉料理の間にサーブされた食事。 ですから、ヨーロッパでは今でも メイン コースの前の食べ物と云う意味でも使われています。
文化が違うと言葉もややこしくなりますね。 -
Miso Salmon
「Misoってイタリア語?」
いやいや、日本語の味噌のことなのです。 味噌で味付けされた鮭料理。 余り味噌味はしなかったですね。
鮭がご飯の上にのっている料理。 ご飯は ライス(rice)。 写真は日本で外米と呼ばれるパサパサした お米(long grain rice)。
日本食のお米は sticky rice(ねばねばしたご飯)と呼ばれています。 我々は美味しいと思うご飯も外国人はそれ程美味しいとは思わない、パサパサした方を好むようです。 要するにパサパサは acquired taste、「食べ慣れた食事」と云うことなのでしょう。 -
Shrimp and chicken gumbo
海老、鶏肉、ソーセージ、トマト、ピーマン、玉葱、ニンニクの入った辛いケージャン(Cajun)料理。
アメリカで ケージャン(Cajun) と云えば ニューオリンズの料理 を意味するようになっていますが、言葉は18世紀にカナダのアーケジア(Acadia)地方からルイジアナ州に移民してきた人たちのこと。
アーケージアンが変化して(略されて)ケージャンになったのですね〜。 フランス系の移民者の子孫になるのですが新大陸では差別された人たち。
貧しく、安い材料の ザリガニ、お米、野菜類を食していました。 その食事が今ではケージャン料理として高級レストランでサーブされています。
Gumbo は オクラ(okra) と呼ばれる野菜のこと。 「このガンボにはオクラが入っていないね〜」
一般にはオクラが入っている料理なのですが、地元ルイジアナでは sassfrass の葉から作られたパウダーをも意味し、gumbo file はパウダーをふりかけた料理でもあるようです -
Aの昼食(お子様ランチ)はメキシコ料理の ケサディア(Quesadilla)。
ケサディアを英訳すると チーズ ケーキ、チーズを包んだトティアだからです。
ケーキと云うと一般に甘いもの(菓子)を想像しますが、固めた食べ物にも使われる名称。 例えば、クラブ ケーキ(crab cake)は蟹コロッケ。 おにぎりを英訳すると ライス ケーキになるのですね〜。
Aがボケている写真。 なにしろじっとしていないのでカメラマンがちょっと焦ったようですね。 -
Tiramisu Cheesecake
Tiramisu (tira mi su)はイタリア語で「私を元気づけてちょうだい」と云う意味。 何故かと云うと コーヒーとリッカー(酒)に浸したケーキだからです。
「Aは幼児、コーヒーとリッカーを食べさせて良いの?」
この店のケーキは上がチーズケーキで下がティラミスの レイヤーになっているので上の方は子供が食べても大丈夫。 それにAは上のクリームだけを食べているようですね。
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