里海画報～第３回犬島の遺跡ガイド要請講座　09/7/18

2009/07/18 - 2009/07/18

犬島・犬島貝塚・翁島の遺跡を廻って30人がガイド養成講座に参加したでがんす。
環瀬戸内海会議海岸生物調査と外来植物除去作戦もやって、後半は8/1からある「犬島時間」の無人島ツアーの予行演習と、炎天下みっちりとやってきたでがんす。

エリア 岡山市(岡山)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船 徒歩 バイク

犬島の港にまず集合して説明を聞くでがんす。

点呼が終わったらとにかく犬島貝塚へと出発でがんす。

貝塚に全員降り立ったとこでがんす。

第一貝層の下で遠部代表から説明でがんす。

貝塚の上部にはワルナスビやヨウシュヤマゴボウなどの外来植物がまるで畑みたいに繁茂しとったけえ、それを30人で根こそぎ除去でがんす。

除去した外来植物は砂浜に埋めて満ち潮に漬かるようにして確実に枯死させるでがんす。

除去する際には在来種を間違って抜いたりせんように気を付けんといけんでがんす。
キキョウは今では少なくなった在来種の花でがんす。大事に見守っていくでがんす。

第２貝層は崩落が進んで危機的な状況でがんす。

土器が露出しとるんでがんす。

貝塚の上から降りて今度は環瀬戸内海会議の小西さんから海岸生物調査の説明でがんす。

オオヘビガイがようけ着いとったでがんす。

サンハチウロコムシでがんす。

ミズヒキゴカイもおったでがんす。

貝塚の上からサヌカイトの鏃が見つかったでがんす。

次は沖鼓島でがんす。
干潮でアマモ場が見えたでがんす。

ハマナデシコが満開でがんした。

ハマゴウも咲いとったでがんす。
沖鼓島は外来種のオオマツヨイグサ・コマツヨイグサが多く、除去は困難でがんした。

沖鼓島でも環瀬戸海岸生物調査をやったでがんす。

ケガキが多かったでがんす。

沖鼓島では高いとこに登ってみたでがんす。
対岸の犬島の「精錬所」プロジェクトが見渡せたでがんす。

沖鼓島でも遺跡から土器片が落ちとったんを考古学研究家の小野伸さんが見つけたでがんす。

崖の端に張り付いてとった土器片は、放っといたら風雨で飛んだりするけえ回収されたでがんす。

東の水平線には前島・黄島・黒島が見えたでがんす。

海岸にはゴミの漂着が多く、アナロ熊も悲しそうクマー！でがんした。

黍団子理科大の学生が透明な殻の稚貝をめっけたけど、名前不明でがんした。

同じく学生ちゃんがトリガイの稚貝もめっけたでがんす。
ちゃんと沖鼓島の干潟で寿司ネタサイズまで育って欲しいでがんす。

一旦解散した後、犬島時間の無人島ツアーの予行演習もやったでがんす。

乗客役とガイドと、それぞれの想定でコースを巡って演習でがんす。

トリガイを見つけた学生ちゃんが、今度は30mm以上ある立派な煙水晶を見つけてきたでがんす。
犬島諸島は良質な花崗岩の産地で、あんまり大きな水晶は無いんぢゃけど、大当たりでがんした。
ビーチコーミングは、丹念にやったら大きな収穫があるんでがんす。
終わった後に宝伝の海岸でももっと大きい水晶の欠片(10ｃｍ級！)を拾った人も居って、大当たりでがんした。
まあ、ロイヤルストレートフラッシュを目の前で見せられてその気になっても次はこんなことがある確率は数万分の一かもでがんす。

犬島少年の家付近の空き地にもハマナデシコは咲いて綺麗でがんした。
いつか発掘が終わった貝塚のフラットトップがハマナデシコで桃色になる日がきたらええんではないかと思ふでがんす。