2009年春-ネパール Vol.3～ポカラ

2009/05/02 - 2009/05/07

カトマンズ近郊をしばらく観光した後、
空路でポカラへと移動。

カトマンズ近郊からは残念ながらヒマラヤを臨むことはできなかったが、
ポカラや飛行機からは見えるだろうと淡い期待を胸にカトマンズから飛び立つ。
ポカラに1泊2日の滞在は、1日目は曇り時々雨、
2日目は晴天の天候であった。
日頃の行いが良いおかげか（？）、
雨季前にもかかわらずポカラ滞在中に念願のヒマラヤを臨むことができた。

エリア ネパール

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: タイ国際航空

カトマンズ〜ポカラ間のフライトでヒマラヤを臨むことができるかと期待していたのだが、結果は雲に覆われ惨敗。
飛行機からも見えないとなると、今回の滞在中に見られないのではないかと少々不安に思い始める・・・。

ポカラ到着後、街を散策。
ジャカランダ（？）の咲く街並み。
到着時は晴れていたものの、ヒマラヤは見えず。

牛に導かれ、フェワ湖へ。
牛のゆったりした歩みと同様、
ここポカラもゆったりとした時間が流れる。
次第に空は曇り始める・・・。

ジャカランダ（？）、牛、フェワ湖。
ボーっとしばらく景色を眺めていたが、
風の強まりと共に暗雲が広がり、
雷の音が響き始めたため、一旦ホテルへと急ぐ。

雨の中、セティ川、パタレ・チャンゴ、
オールドバザール等を廻り、
ホテルへと戻り始めた夕方、ようやくヒマラヤの裾野が覗き始めた。
ホテルの屋上に上がり、雨をしのげる場所を見つけてねばったが、
この日はヒマラヤの全貌を見ることができなかった。

ポカラ滞在2日目。
日の出前に起床し、サランコットの丘へ。
この旅では毎日早起きしていたが、苦痛だと感じることは不思議となかった。

頂上にむかう途中、雲の隙間からマチャプチャレが覗き始める。
山の頂上を初めて見ることができ、感動して立ち止まった瞬間。

風が弱く吹いていたため、この風が雲を流してくれることを期待して頂上を目指す。

サランコットの丘の頂上に到着。
雲に覆われているが、アンナプルナ・サウスとマチャプチャレ。
昨日まで全貌を見ることはできないのではと思っていただけに、この景色だけでも満足してしまう。

プチハイキングで流れた汗に、適度な風が心地よかった。

その風のおかげで次第に雲は流され・・・。

くっきりとは見えなくても念願のヒマラヤを見ることができた。

言葉を失って素晴らしい景色をただ眺め続ける。

ベストシーズンでなくてもこの景色。
空気の澄んだ冬だったらどのように見えるのだろうか？

この旅の目的のひとつを果たせたことに満足し、サランコットの丘を下り、ポカラからカトマンズへと戻る。