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私のライフワーク「フィリッピン・南の島」また再開します。<br /><br />日本人観光客には、あまり知られていない美術館を訪れてみました。<br /><br />ずーと以前から、この画家の描く絵に興味を抱いていまして、いろいろと調べて、見て来ました。<br /><br />自身の持つミュージアムが首都マニラからほど近いリサール州アンゴノ(Angono)という街にあると聞き、今回は仕事でご一緒した友人と見て歩いた。<br /><br />

フィリッピン見て歩る記(1)

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2009/04/23 - 2009/05/09

25位(同エリア467件中)

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たぬち庵

たぬち庵さん

私のライフワーク「フィリッピン・南の島」また再開します。

日本人観光客には、あまり知られていない美術館を訪れてみました。

ずーと以前から、この画家の描く絵に興味を抱いていまして、いろいろと調べて、見て来ました。

自身の持つミュージアムが首都マニラからほど近いリサール州アンゴノ(Angono)という街にあると聞き、今回は仕事でご一緒した友人と見て歩いた。

同行者
友人
交通手段
レンタカー
航空会社
タイ国際航空
  • マニラ首都圏からタクシーで約2時間ほど東へ。<br /><br />私たち一般の旅行者にはあまり知られていないラグナ湖畔にある街リサール州アンゴノ(Angono)の街角。<br /><br />やはり派手なデコレーションのジプニーは走っているがマニラ周辺の喧噪とは違い穏やかさを感じます。

    マニラ首都圏からタクシーで約2時間ほど東へ。

    私たち一般の旅行者にはあまり知られていないラグナ湖畔にある街リサール州アンゴノ(Angono)の街角。

    やはり派手なデコレーションのジプニーは走っているがマニラ周辺の喧噪とは違い穏やかさを感じます。

  • フィリッピンの田舎町では交通ルールなどはお構いなしでやっています。がしかしですねえ。<br /><br />よく見るとナンバープレートがありません。こぎれいなガソリンスタンドに堂々と陣取っています。200ペソ分位入れて、また公道を爆走するんでしょう。<br /><br />こういうのはあまり見かけないから、運ちゃんに親指を立てて「イエーイッ!」とやると、得意そうにクラクションを鳴らしてくれたね。<br /><br />「プスッ!、プスッ!」これもまともな音ではありません。すべて冗談でないところが面白くもあり反面怖さも感じますねえ。

    フィリッピンの田舎町では交通ルールなどはお構いなしでやっています。がしかしですねえ。

    よく見るとナンバープレートがありません。こぎれいなガソリンスタンドに堂々と陣取っています。200ペソ分位入れて、また公道を爆走するんでしょう。

    こういうのはあまり見かけないから、運ちゃんに親指を立てて「イエーイッ!」とやると、得意そうにクラクションを鳴らしてくれたね。

    「プスッ!、プスッ!」これもまともな音ではありません。すべて冗談でないところが面白くもあり反面怖さも感じますねえ。

  • フィリッピンの高名な画家ホセ.ブランコと彼の妻そして7人の子供たちの作品を収集した博物館は、ごく普通の街角でうっかりすると通り過ぎてしまうようなたたずまいで狭い道路沿いにありました。<br /><br />午後からの会館らしく扉は閉まっていてあたりは静かで、時折り通り過ぎる客を乗せたトライシクルの往来が、ここはフィリッピンのどこかだと自覚させてくれた。

    フィリッピンの高名な画家ホセ.ブランコと彼の妻そして7人の子供たちの作品を収集した博物館は、ごく普通の街角でうっかりすると通り過ぎてしまうようなたたずまいで狭い道路沿いにありました。

    午後からの会館らしく扉は閉まっていてあたりは静かで、時折り通り過ぎる客を乗せたトライシクルの往来が、ここはフィリッピンのどこかだと自覚させてくれた。

  • 博物館の向かい側にあるブランコ・ファミリィの住む大きな邸宅はどっしりとした旧家で高めの塀からは中の様子はうかがわれない。<br /><br />大きな梢の木が茂り、見上げると赤紫の花をつけた木が、南国の曇った空に一点涼やかさを感じさせる。

    博物館の向かい側にあるブランコ・ファミリィの住む大きな邸宅はどっしりとした旧家で高めの塀からは中の様子はうかがわれない。

    大きな梢の木が茂り、見上げると赤紫の花をつけた木が、南国の曇った空に一点涼やかさを感じさせる。

  • 少しくたびれた色合いの扉が開いて、娘さんが「ようこそいらっしゃいました。」と私たちを迎え入れてくれた。<br /><br />順路に沿って、作品ひとつづつを詳細に説明してくれました。途中質問してもいやな顔ひとつしないで丁寧に答えてくれましたねえ。いい娘さんだったですな。

    少しくたびれた色合いの扉が開いて、娘さんが「ようこそいらっしゃいました。」と私たちを迎え入れてくれた。

    順路に沿って、作品ひとつづつを詳細に説明してくれました。途中質問してもいやな顔ひとつしないで丁寧に答えてくれましたねえ。いい娘さんだったですな。

  • はい、再会しました。この絵です。いつか見たパンフレットに紹介されていた「若い母と子」の描かれたこの絵。<br /><br />なぜかこの絵が、私の脳裏に焼きついていましてねえ。<br /><br />この絵に魅かれ、あれからずいぶんな「とき」が過ぎてしまったねえ・・・。<br /><br />またこの絵とめぐり合うことができて、感慨深くしばし足をとめて魅入っていました。<br /><br /><br />

    はい、再会しました。この絵です。いつか見たパンフレットに紹介されていた「若い母と子」の描かれたこの絵。

    なぜかこの絵が、私の脳裏に焼きついていましてねえ。

    この絵に魅かれ、あれからずいぶんな「とき」が過ぎてしまったねえ・・・。

    またこの絵とめぐり合うことができて、感慨深くしばし足をとめて魅入っていました。


  • この絵は縦2m横3mにも及ぶ大作で実にたくさんの人物がさまざまの姿で描かれています。<br /><br />表情も細やかに表現されていて、その画風は中世ヨーロッパのドラクロアの画を思い浮かべるようだった。<br /><br />見事な画です。

    この絵は縦2m横3mにも及ぶ大作で実にたくさんの人物がさまざまの姿で描かれています。

    表情も細やかに表現されていて、その画風は中世ヨーロッパのドラクロアの画を思い浮かべるようだった。

    見事な画です。

  • これは100年以上も前のラタンで作られた、肩掛けの付いた篭です。農作業などに使われたものだそうです。<br /><br />古びた肩掛けには、汗の染みまでもが残っていそうで篭の中には、ウビ芋などが入っていたんでしょうな。<br /><br />昔の人々は身近な道具や器などは、自分で工夫してつくり生活をしていましたからねえ。<br /><br />日本の竹篭などもそうですが、こうしてみると芸術的にも優れたものがたくさんあったんですねえ。

    これは100年以上も前のラタンで作られた、肩掛けの付いた篭です。農作業などに使われたものだそうです。

    古びた肩掛けには、汗の染みまでもが残っていそうで篭の中には、ウビ芋などが入っていたんでしょうな。

    昔の人々は身近な道具や器などは、自分で工夫してつくり生活をしていましたからねえ。

    日本の竹篭などもそうですが、こうしてみると芸術的にも優れたものがたくさんあったんですねえ。

  • これもずいぶん古いものです。今でもこの肘掛の幅が広くて長い形の安楽椅子(ロッキングチェア)はよく見かけます。<br /><br />材質はオークですが、温暖な地方に分布するものは常緑樹で、ヨーロッパのものとは区別されています。<br /><br />で、なぜかフィリッピンでも「ナラ」といいます。日本でもこの木は「楢・ナラ」「ミズナラ」といい材質は堅くてフロアー材や家具などに使われていますね。<br /><br />新しく作っているものも町の家具屋で売っていますよ。お一ついかがかな。

    これもずいぶん古いものです。今でもこの肘掛の幅が広くて長い形の安楽椅子(ロッキングチェア)はよく見かけます。

    材質はオークですが、温暖な地方に分布するものは常緑樹で、ヨーロッパのものとは区別されています。

    で、なぜかフィリッピンでも「ナラ」といいます。日本でもこの木は「楢・ナラ」「ミズナラ」といい材質は堅くてフロアー材や家具などに使われていますね。

    新しく作っているものも町の家具屋で売っていますよ。お一ついかがかな。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • 三昧さん 2009/06/13 09:49:17
    久々の旅行記アップですね。
    たぬち庵さん、久々の旅行記アップですね。

    たぬち庵さんのフィリピン旅行記は、フィリピンに精通していらっしゃるので 観光旅行では見られない処をアップしてくれるので フィリピン本来の旅情が伝わってきます。

    たぬち庵

    たぬち庵さん からの返信 2009/06/18 21:22:02
    RE: 久々の旅行記アップですね。
    黒鯛釣師さん、こんばんは。

    いつも気に掛けて、見ていただいてありがとうございます。
    しばらくお休みをいただいておりましたが、又少しずつ始めていきたいと思っています。

    このところ、たて続けでセブへ出かける用事ができましてね。
    島巡りもしてきましたので、少しずつアップしていくことにしとります。

    又よろしくお願いします。 ありがとう、たぬち庵。



  • vivyさん 2009/05/26 22:55:47
    お帰りなさいませ〜
    たぬち庵さん こんばんは

    作成中に失礼しま〜す。

    以前、南の島へお出かけになると伺っておりましたが、ルソン島へ行かれたんですねっ!
    無事のご帰国、なによりです。

    相変わらずフィリピンのジプニーはド派手装飾ですね〜 
    初めて見た時は「うおっ、日本のトラック野郎よりスゴッ!!!」と思ったものです。

    完成した頃にまたお邪魔しますね〜
    ではでは
    vivy

    たぬち庵

    たぬち庵さん からの返信 2009/05/28 10:42:25
    お帰りなさいませ〜。またいってきま〜すっ。

    vivyさん、こんにちは。

    いつの間にか春になって、また鬱陶しい梅雨時期になるんでしょうねえ。
    フィリッピンはいつもこの時期は一年を通して一番天気もよくて暑さもかなりな時期なんですが、2週間の滞在中、晴れ間はほんの少しだけでしたよ。

    セブ島に2日いましたがこのときはよい天気だったので島巡りをしてきました。そのときの様子もおいおいアップしていくつもりです。

    そうこうしてうちに、また来週はセブに出かけなければなりません。
    作成中看板、はずすのはいつになるやら(笑!)まあ気長に見てやってくださいナ。

    いつもありがとう、たぬち庵。

    vivy

    vivyさん からの返信 2009/05/28 11:37:59
    RE: お帰りなさいませ〜。またいってきま〜すっ。→行ってらっしゃ〜い(^^)/~
    たぬち庵さん こんにちは

    なんとまたまた出国されるんですねっ!
    セブですか〜 いいですねぇ。
    週末を利用して、会社の仲間達と一度だけ行ったことがあります。
    シャングリラ・マクタンアイランドでの〜んびりだらだらしていた記憶が・・

    旅行記は気長に待っております(笑)

    どうぞお気を付けて行ってらして下さいね(^^)/~
    vivy

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