花咲くアテネ；３日目～ペロポネソス半島１日ツアー

2009/04/25 - 2009/04/25

ホテルで１日ツアーに申し込み。
コリントス運河、エピダウロス遺跡、ナフプリオン、ミケーネ遺跡～ペロポネソス半島東部の見所を１日で回るツアー。ガイドのお姉さんは英語・仏語両方で説明するので休みなしでした。

エリア ミケーネ(ギリシャ)

ペロポネソス半島の付け根。
ナイフで切り取ったかのような断面です。
「こちらがアージアンsea」アジア？？
と思ったら、エーゲ海のことでした。

エピダウロスの古代遺跡。
医療施設に劇場や音楽堂があって、気持ちから元気になる治療が行われていたそうです。
今も夏に、ここで舞台公演があるそうです。
地形を利用した音響効果で、舞台中央でコインを落としても
最上階の席でも音が聞こえました。不思議です。

ナフプリオン、リゾート都市。
海にうかぶ小さな要塞の島。
空と海の青がグラデーションのようで、きれいでした。

山の上の要塞

アルゴス平原。オレンジとレモンの産地。
オレンジ山積みのトラックをみかけました。

そのアルゴスを見下ろす山の上にあるのがミケーネ遺跡。

ここでアガメムノンが妻に暗殺されたのかもしれません。絵は、このツアーの５日後、ルーブルで見ました。

要塞の入り口、ライオンの門

雨がやみました。

アトレウスの宝庫。三角の丈夫な構造のおかげで、保存状態が良いそうです。

お土産売り場の前は犬だらけでした

オレンジ産地ということで、オレンジ生絞りのジュースを飲んでみました。２．５ユーロ。おいしい！！

このバスで１日走りました。いろいろな国の人が参加しているツアーでした。

朝に通ったコリントス運河。今度はイオニア海側。水が流れる方向は、どうやって決まるんでしょうか？

アテネに戻り、アテネ最高級ホテル；グランドブルターニュへ。ツアーで一緒だったアメリカ人女性が宿泊していて「最上階バーだけでも、来る価値がある」と薦められたので、来てみました。
チャーチルやアイゼンハワー、マリア・カラスも利用したホテルだそうです。

最上階（といっても８F）、重厚感ある豪華で落ち着いたレストラン。
テラス席からはライトアップされたパルテノン神殿と、
日没直後（２１時過ぎ）の空の色が、神々しく見えます。
この旅行で、数少ないリッチな雰囲気の時間でした。

街のどこにいてもパルテノンに見下ろされています。

アフリカ系の人たちが、偽ブランド品やサングラスを売っています。白バイが来ると、白い布を風呂敷のようにして商品を一瞬で包んで逃げていました。

アテネ市内最後の夕食、初日と同じレストランでガイドブックにあったタコのグリル。今回の旅行で一番おいしいお料理でした！おそらく、タコを焼いて、岩塩とハーブとオリーブオイルをかけただけ。なのに、外がカリカリ、中はモチモチ（なんたる陳腐な表現！！）
タコってこんなに美味しいかったんだ・・・と感動しました。
お店のおじちゃんが２日前に来たのを覚えてくれていて、「来てくれてありがとう！」とまたお花をくれました。アテネ３日目終了。明日から南のブーリャグメニに拠点を移します。