西国ひとり旅

2009/05/02 - 2009/05/02

琵琶湖八景の一つに挙げられる，古来より「神に棲む島」として
あがめられていた「竹生島」にあるお寺さん西国第三十番札所・巌金山宝厳寺にご縁がありお参りしました。
ゴールデンウィク−初日でもあり，道中は車・車・車。
事故・事故・事故。
５キロ渋滞・１０キロ渋滞・・・。
そこで苦肉の策とも言えるひたすら渋滞回避策。「鯖を読む」作戦にでました。
そうテレビでいちやく有名になった若狭を目指して北上し，鯖街道を通って近江入り。
運良く，最終フェリ−に間に合い一息。
「鯖を読む」とは
もともと漁師さんが京の都へ鯖を送るのにどの時期に塩をどれだけ振り掛ければ，一番いい塩梅になるかを考えて行ったことが語源であるそうです。
最近では，ある事象について予測とか予想して行動するときに使われています。
まさしく「鯖を読む」すなわち渋滞を予想して回避行動する。

神亀元年，天照大神が聖武天皇の枕元に立ち「江州湖中に小島あり。弁財天降臨の聖地なり・・・」と告げられたことに始まる。
寺の財弁天は，江の島，宮島と並ぶ日本三大財弁才天のひとつで最も古いとされている。翌年には第二宝殿の観音堂を建て先手観音をまつった。
それは，現在の西国巡礼第三十番札所である。西国札中，唯一の船で渡による巡礼旅である。
巌金山　宝厳寺
西国第三十番札所で創建724年。
弁財天・千手千眼観世音菩薩 。
開祖　行基
御開帳　秘仏　9年ぶり　5月1日〜5月31日。

ご詠歌

　月も日も　波間に浮かぶ　竹生島 船に宝を　積むここちして

　　　　　　　　　　　 　　　　　　　−こころが平安な観音−

エリア 今津(滋賀)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 船

西国第三十番札所 巌金山　宝厳寺

神と仏の境界線「船廊下」
豊臣秀頼が秀吉の御座舟「日本丸」の船櫓を移したものといわる。

貫木を縦横に通し楔で留める特殊な構造。

またのお運び竹生島。