【ブルガリア】マダラの騎士像

2009/02/26 - 2009/02/26

　シューメンから東へ１８km。マダラという小さな街に世界遺産「マダラの騎士像」があります。

　マダラの騎士像は８世紀頃に制作されたもの。猟犬を従えてライオンに槍を突き刺す騎士が、街の側に聳え立つ岩山に刻まれています。ブルガリアの英雄として、硬貨の裏側のデザインにもなっています。

　旅行７日目の早朝、シューメンに到着。シューメンのアウトガラ（バスターミナル）からミニバスでマダラへ。降りたところから崖が見える方向へ山道を2km歩くことで辿り着きます。

エリア その他の都市(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

シューメンからミニバスでマダラへ行くと、スーパーマーケット前のバス停で降ろされます。バス停には、時刻表も標識もないので、帰りのバスの時間をシューメンのアウトガラで忘れずに聞くことが必要です。

バス停から踏切の見える方向へ歩き、踏切を渡ります。

すると青い標識が見えてきます。「Madarski Konnik」と書かれた方向へ向かって歩きます。

道は途中から上り坂になります。目指すは奥に見える切り立った崖。

暫く歩くと番犬に遭遇（この旅行で２度目）。吠えながら近寄ってくるので、噛まれやしないかとヒヤヒヤしましたが、意外と人懐こいようで安心しました。

歩くこと2km、ようやく崖の麓に到着。

階段を登った先に騎士像があります。近年、傷みが激しいようで、修復用の足場が組まれていました。

騎士像のアップ。モデル候補はいくつかあるようですが、詳細は未だ不明のままらしいです。

崖の麓には騎士像以外にも、中世の住居跡や教会跡が残されています。写真は岩窟教会跡。

岩窟跡

岩窟跡

何かの跡らしいですが、詳細は不明です。

中世の穀倉跡

教会の跡地

崖の頂上からマダラの街を見降ろす。

来た道を戻り、バス停からミニバスに乗ってシューメンへ戻りました。次の目的地は、国境の町ルセです。