桜咲く青山・岡本太郎記念館

2009/04/04 - 2009/04/04

青山へ用事のかえり、かねてから行こうと思っていた岡本太郎記念館へ。岡本太郎が制作に打ち込んだアトリエや友人たちと過ごした居間や庭も当時のままに公開されている。

エリア 青山(東京)

• 交通手段: 自転車

この日の東京は丁度桜が満開。

神宮外苑はソメイヨシノではない種類が咲いていた。

ソメイヨシノはこの通り満開！先週行った高知よりは一週間遅れ。

このビルは最近OPENした「AO」そういえば、ここ紀伊国屋だったんだよね！

南青山、「岡本太郎記念館」。骨董通りから裏路地へ入った閑静な場所にあります。

入り口のドアノブのこんな感じ。「手」とか「眼」に着眼していた、太郎様らしい。。。

受付を済ませ階段を上がると、お馴染み「太陽の塔」。なぜか、この後姿がとてもお気に入り。

この日は丁度「明日への神話」４０年の軌跡展。メキシコに悲惨な状態で放置されていたものを修復した様子をビデオで放映していた。

修復に使われた筆は５００本以上。多くの思いを集めて当時の色を蘇らせた沢山の方の努力に感嘆いたしました。

とにかく、太郎の作品にはPowerが込められている。この邪悪な感じはとても大好き！

８４歳で亡くなるまで、五十年近くも彼が生活した空間。でも、この眼力に狂喜を感じる。げ〜じつたるものカクあるべし（爆）
それに比べ敏子さんの穏やかそうな対極感がなんともいえない。。。

1Fに降りるとオブジェと太郎様。

そういえばビートたけしが物まねしてたよね！

太郎様の息吹きが伺える空間。

トイレのマークもこんなにおしゃれ！

今度はお庭に出てみましょう〜

私的な感想としては、オブジェは癒し系。

ほら、これなんか「ホッ=3」てするでしょ（笑）

そうかと思うとこんなオブジェも。でもこの曲線がたまりません^^

そして、非対称な眼も太郎様らしい。。。

個人的には、これもお気に入り（笑）

あ゛〜なぜか癒される作品の数々でございます。

縄文リスペクトの太郎様らしい作品！

なんだか、これを見るだけで「ハぁ〜」とかいいたくなってしまう。

このアトリエから沢山の作品が作られた、と言う思いがヒシと伝わる空間。cafeも併設で太郎様好きにはいいかもしれません。

この旅行記へのコメント （2）

• 一歩人さん 2009/04/25 05:56:16

  神話のテーマを選んだ太郎画伯は偉大かな

  raicoさんへ
  汐留初披露、渋谷駅設置と見に行きました。
  そこで発見したのは、原爆と水爆の被害に会う
  日本人の姿でした。
  左側に原爆（広島、長崎）、右側に水爆（第五福龍丸）を
  テーマに原爆では３０００度（？）の灼熱地獄にさらされる
  人々、水爆では、マグロから浮遊する第五福龍丸の人々。
  これほど、構成のしっかりしている壁画は、なかなかです。
  なんて、夢の島公園ファンの一歩人でした。
  失礼しま〜す。

  raicoさん からの返信 2009/04/25 21:23:17

  RE: 神話のテーマを選んだ太郎画伯は偉大かな

  一歩人様
  はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
  描かれているのは原爆が炸裂する悲劇の瞬間のようですが
  単なる被害者の絵ではないようです
  ”人は残酷な惨劇さえも誇らかに乗り越えることができる、そしてその先にこそ「明日の神話」が生まれるのだ、という岡本太郎の強いメッセージが込められている”という記念館のコンセプトでした。
  青山の一邸宅的なアトリエでしたが、岡本太郎を愛する方にはオススメです。
  
  一歩人様の旅行記もこれから拝見させて頂きますね！
  
  raico