2009/04/03 - 2009/04/06
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プリンシェスさん
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セルビア・・ベオグラード。
その名を初めて聞いたのは、確か1999年の空爆時。
ザルツブルクで、デモに遭遇して。「何アレ?」「NATOの空爆のデモよ。小学校で習ってないの?」「NATO位知ってるわ!でも、どこで空爆してるの?」「ここからそんなに遠くない、ベオグラードって町。」
それから10年後、まさかその地へ行くなんてその頃は全く予想もしていなかったなぁ。
あの空爆から10年。未だにコソボ問題は未解決のまま、一体街や人々はどんな感じなのか、何か惹かれるものを感じて友人を訪れた。また、ウィーンにも流れているドナウ川がベオグラードではどんな姿で流れているのかも気になった。
今回は、ベオグラードと郊外の村を訪問した。経済状況は西欧に比べるとやはりよくなく、村でも屋根のない家や完成しきっていない家を見かけた。ベオグラードでも共産時代の建物が、19世紀のビルや現在のビルに混じって無愛想に立ち並んでいた。空爆のまま残されている痛々しいビルも見かけて、心が痛んだ。他の国(例えばポーランド)でも戦争碑などを見て来たけど、10年前は過去とは到底いいがたいもので、だからこそ訴えて来るもが更にあったんだと思う。
それでも人々の表情は明るく、特に村で日本人の女の子が来たのは初めてだったらしく、初の日本人という事で注目を浴びてしまいました!泊めて頂いたお母様達は英語なんて全然わからない。若者でも、ユーロに入っていないからか英語の普及率がドイツやオーストリアなんかに比べたら低くてコミュニケーションが大変だった時も(^^;)でも、彼らは地図帳や辞書を片手に一生懸命片言の英語を話してくれた。皆外の世界にすごく興味があって、外に外に出て行きたい、という熱意が伝わってきた。「いろんな国を見て、自分自身成長したいなぁ。でも、どこに行くのにも、ビザがいるんだよ。不便な国だろ?」3か月ならどんな所でも大体飛び回れる西ヨーロッパの人に比べて、この国の人々は西に行くだけでも面倒なビザを修得しないといけないなんて。。
そんな不自由な状況が少しでも改善される様に、学生は国や家族の事を考えて必死に仕事や勉学に励んでいて、それにも心をうたれた。余裕がある状況でなくても、皆ボランティア精神が強くて、街や村のあらゆる事を教えてくれて、セルビアのあらゆる食べ物を教えてくれた。帰る日にはステイ先のお母様に涙ぐまれて・・こっちまでもらい泣きしかけてしまった・・
あまりにも色んな事を感じてうまく文に出来ないけれど、この国で、短期間だったけど色んな新たな事を知れたと思う。バルカン半島の悲しい歴史に、早く完全にピリオドが打たれます様に・・。聖サヴァ教会で2つの蝋燭に火を灯し、祈って来ました。
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空港から、友人の住むウグリノウィチへ。
日本人の訪問は、どうやら初めての様!
皆が顔見知りで、家族の様だという。 -
いきなり、美味しいセルビア料理を頂きました!
いつも、家族で夕食を食べるのは当たり前らしく、西欧以上に家族の絆の強さを感じた。 -
家から10分散歩して、村のスーパーマーケットへ。いきなり注目を浴びてビビりました(笑)
日本人はもちろん、黄色人種なんて見た事もない人々もいるのです・・中華レストランは、かろうじてあったけど☆ -
夜、早速ベオグラードの街へ繰り出す。
共産時代の建物が目立つけれど、一階は西欧の服屋やカフェになっていて、この街も少しずつ変化してきていると、友人は言う。
薄暗い建物をよそに街はたくさんの人で溢れていて、活気づいていた。 -
カレメグダン公園まで続いている、グズネ・ミハイロ通りのカフェにて。
いただき〜☆ -
ベオグラードといえばここ、カレメグダン公園!
スタンボル門には、セルビアの紋章が。
4つのSがキーワードになっている。
この左側は軍事博物館になっていた。
時間がなくて、残念ながら訪問出来ず; -
公園内の丘の頂上で、皆で記念撮影!!
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ここからは、ドナウ川とサヴァ川の合流地点も見る事が出来る。
なかなか美しい夜景で、市民の中でも特に人気の場所なんだってw -
セルビアのファーストフード「プエスカヴィッツァ(ハンバーガー)」店で、みんなで夜食。
美味しかった〜 -
朝食はセルビアンコーヒーからスタート。
この国は長年オスマントルコの支配を受けていたからか、音楽にしても食べ物にしてもトルコの影響が結構強い。
このコーヒーも例外ではなく、濃いトルコのコーヒーとほぼ同じなのだそう。
また、彼らはセルビア正教なので、復活祭まではお肉、卵、チーズ、などは食べる事が出来ず、お母様は彼らの為にツナピッツァも料理していた。
これ、頂いたらかなり美味しくて毎朝はまってました◎ -
若者も信仰心が強いこの国。彼の愛車にも、たくさんのセルビア正教の十字架が。
クロアチアやボスニアの話をすると、「この車でボスニアのクロアチア地方やクロアチアには、危険すぎて行けないよ」「へ??」「セルビアのマークがあると、攻撃される恐れがあるからね。。残念だけど」西ヨーロッパに来ている留学生同士では、今では普通に仲良しなセルビア人とクロアチア人。なのにバルカン半島では今でも敵対心が消えてない事にショックを受けてしまった。特にボスニアは、3つの民族が入り乱れて安心できないんだとか。
モスタル、行く予定なんだけどなぁ・・。 -
学生広場にある、民族博物館へ。
セルビアの伝統的な民族衣装や住居など、いろんな物を見る事が出来た。
昔の村の住居は少し日本に似てる気がして、なんだか面白かったw -
またまたカレメグダン公園へ。
夜とはまた全く違う雰囲気です。
スタンボル門が、私達を待ち構えている。 -
丘の頂上では、セルビアの英雄が市民を見守っている。
その割に、市民すらこの英雄の名前を知らないという(苦笑) -
たくさんの軍機に驚く。
戦争・空爆が10年前まであったセルビア。
今でも、コソボ問題は完全には解決していない。
市民達も、コソボ問題の話題にはどうしても表情が暗くなる。
民族問題って、本当に複雑なんだなぁ。。日本人日本人の中で育った私にはなかなか理解出来ない。
ただ、この日の様な平和一日を祈る事しか出来ない。。 -
キリル文字・・全くわからん〜;
セルビアの名料理が揃っているらしいけど・・う〜ん残念、いつか勉強してみたいなぁ -
今日のハイライト、聖サヴァ教会へ。
ここは東方正教会としては世界最大の大きさらしく、セルビア正教会の中心になっている。
聖サヴァ、聖サヴァ父は、セルビア人にとってマストな存在。
そういえば、川の名前の「サヴァ川」だった! -
祈り方も教会のつくりも、カトリックはまた異なる。
スペイン人の友人(カトリック)とセルビアの友人に同時に祈ってもらって、その違いに驚いた。
カトリックは一本の指、セルビア正教は3本の指で十字架をきる。 -
2本の蝋燭で、一本は下段の死者に、もう一本は家族に祈りを捧げる。
私は家族はもちろん、戦争の犠牲者になったセルビアの人々、またセルビアの今の友人達を思って祈った。
この国に早く、本当の平和が訪れます様に・・ -
No Sleep!
セルビア人はナイトライフも大好きw
この栄養ドリンクは欠かせないんだとか。 -
夕食は、大型ショッピングセンターでギリシャ料理!
ショッピングセンターは先週できたばかりらしく、MANGOやZARAなどいろんな店があった。
あまりセルビアンなお店は見つけられなかったなぁ。
でも、食後はセルビアンアイスクリームを。
なんとケンタッキーフライドチキンのだったけど、なかなか美味しかったw -
夜は、村のウイリノヴィチで友人達とワイワイ♪
小さな村でもちゃんとナイトスポットは存在するもので、昼間のカフェはバーに変身。
セルビアンPOPSが鳴り響く中、みんなで乾杯w -
スペイン人はともかく日本人はよっぽどめずらしかったらしく、友人の友人がどんどん増えて来て、質問攻めに合いました(笑)英語が片言な人もいたけど、彼らの外国、特に西欧やアジアへの好奇心はすごいもので、エネルギーが伝わってきた。ビザやコソボ問題・・、EURO加入。。学生は前向きに考えてるみたい。最後はピザをいただいちゃいました!美味しかった〜◎真夜中のパン屋さんにて(笑)
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朝、2階から友人の家の庭をw
ボランティア精神満載の、素晴らしい家族。
村の人々は本当に陽気で、フレンドリー★ -
サヴァの端にある、サヴァ湖に連れて来てもらいました。
どこまでも「サヴァ」必須の、セルビア人です◎ -
セルビアのストーンヘンジ!!!
いつか、本物のストーンヘンジも見に行きたいなぁ☆ -
湖にある公園は、市民の憩いの場所。
特にこの日は快晴で、春の訪れにすごい人でした!!
桜に似た木も見つけて、思わず撮影。 -
湖の次は、ドナウ川のほとりへ☆
ウィーンのドナウ川と比べると、幅が広くて壮大な感じ。人工化されていなくて、湖よりも断然のんびりした雰囲気が漂ってた。 -
このドナウ川ほとりは、Zumonという街で(ベオグラードの中だけど)’90年代空爆にあまり合わなかったとか。だから、昔と変わらない光景を楽しむ事ができるらしい。こういう飾らない街も、好きw
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坂を登って、美しい建物に到着!
ドナウの眺めを見るために、19世紀に建築されたらしい・・なんとも素敵☆ -
確かに、美しい眺め!!
今まで行った、カレメグダン公園の頂上像や、聖サヴァ教会も発見する事が出来ました。
しばらく、ず〜っと眺めてました・・ -
朝は、ここでマーケットが行われているらしい。
友人にお土産をあげたら、「せっかくだからマーケットで食べたいな!」という事で、やって来たのですw -
すっかりこの街が気に入っちゃった私達。
別れ際に、もう一度街をバックにw -
Novi ベオグラード(べオグラードは川を挟んで旧ベオグラードと新ベオグラードに別れていて、いつも互いに競い合っているらしい。ちなみにNOVIは「新」という意味)にあるセルビア正教会。帰る前に、もう一度祈ってきました。
短期間で、いろんな事を学んで感じる事が出来て、有意義な旅だったなぁ。
そして、私達と助けてくれた数多くのセルビア人に大感謝です!
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この旅行記へのコメント (2)
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- えるさん 2009/04/25 21:52:07
- セルビアの旅行記を見て
- はじめまして!
僕は東欧方面の旅行を考えているところです。
プリンシェスさんの旅行記を見て、セルビアとセルビアで出会った人々に対してとても魅力を感じました。
コソボ紛争やユーゴスラビアの分裂は日本では対岸の火事のように扱われていますが、
「実際はどうだったのだろう」と気にすることはとても大事だと思います!
そういった感性は大事にしたいですよね。
- プリンシェスさん からの返信 2009/05/06 02:56:41
- RE: セルビアの旅行記を見て
こうへいさん>
旅行記を見て下さって、どうもありがとうございます!
セルビアに持っているマイナスなイメージが少しでもなくなったら・・という思いもこめて作成したので、こうへいさんにそんな印象を与えられたらとても嬉しいです。きっとこれから、若者を中心に観光地へと進化して行ってくれると思うので、近くまで来られたらぜひ立ち寄ってみて下さいね。
またクロアチアにも旅行する予定なので、その際は旅行記を作成できたらと思っています!
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