アドリア海をたずねて　～クロアチア～?

2008/10/15 - 2008/10/15

トロギールを出発、途中ボスニア・ヘルツェゴビナのネウム
に立ち寄り、ドブロヴニクへ。

もともとはドブロヴニクへ行きたくてこの旅行を決めたので、
ついに来たーーー！とテンションあがりました。

ドブロヴニクの街は、1991年のユーゴスラビアによる攻撃により一時は壊滅状態にあったものの、その後精力的に修復がなされ、
今では「アドリア海の真珠」と言われクロアチア観光のメインになるまでに修復がなされました。

悲劇的な歴史があったことを感じさせない、とても綺麗な町並みでした。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

昨晩泊まったホテルは海の近くだったので朝食後
海を見に外へ出てみました。

朝のアドリア海は霧がかかっていて幻想的でした。

ドブロヴニクへ行く途中、ボスニア・ヘルツェゴビナに一瞬立ち寄りました。

複雑な国境の関係で、どうしてもボスニア・ヘルツェゴビナを通らないとドブロヴニクへは行けません。スーパーに立ち寄って休憩しました。

車窓から。

ドブロヴニクへ到着。

旧市街は高い城壁に囲まれています。
メインゲートのピレ門より旧市街の中に入っていきます。

旧市街の目抜き通り・プラツァ通り。

両脇にお店があるこのプラツァ通りは
観光客で賑わっています。

水道も、蛇口の部分が彫刻になっていて凝っています。

ピレ門からプラツァ通りに出てすぐ左手にある、
サンフランシスコ会修道院からドブロヴニク旧市街観光スタート。

繊細な雰囲気の回廊。
修道院であることを忘れてしまいそうです。

修道院内にはヨーロッパで３番目に古い薬局があります。
薬類はもちろん、他に化粧水やリップなども売っています。私はここでハンドクリームを購入。

プラツァ通りを港の方へ向かってずっと歩くと
ルジャ広場にあたり、その広場に面して建っている
聖ヴラホ教会。

奥の建物がスポンザ宮殿。

昔は税関として使用され、現在は貴重な資料を保管する古文書館として使用されています。

通りの様子。

大聖堂内部。

大聖堂内部。

旧港。

昔は世界各地と結ぶ交易船が行きかい、ドブロブニクの繁栄を支えていた港。
今は観光船の発着の場として利用されています。

ドブロヴニクの旧市街を囲む城壁。

とても高さがあり、守られている感じがしました。

一通り主要な場所を見学した後、フリータイムの
時間に。

城壁めぐりをしました。
目安はだいたい半周約30分、1週約1時間。
せっかくなので私達は1週することに。

城壁の遊歩道に登り、城壁めぐりスタート。
中国の万里の長城もこんな感じなのかなぁ（まだ行ったことないケド）。

旧市街を一望出来るスルジ山の頂上をズームで
撮影。

昔はこの頂上までケーブルカーで行けたのですが
1991年の独立戦争でユーゴスラビアに破壊され、
現在は徒歩か車でしか頂上へ行けません。
写真だとわかりづらいですが、ほぼ真ん中に写っているのがその破壊されたロープウェイの駅。（現在もそのまま残っている。）
以前ＴＶ番組でこの駅の様子を映していて、戦争の悲惨さを感じました。

城壁より見た街の小路。

ドブロヴニクにはこういった小路がたくさんあります。

城壁より見た街。

オレンジ屋根の建物がたくさん並んでいて綺麗です。

奥に写っているロクルム島は無人島ですが、
植物園やベネディクト会修道院跡があったり、
ビーチもあるそうです。

城壁より見た街の様子。
左側の真っ直ぐ延びている通りが、プラツァ通り。

敵を撃退する為（？）に使ったのでしょうか・・？

旧市街の中の住人の方たちは、色々工夫しながら
暮しているのですね。

左手には旧市街、右手には海、を眺めながら
城壁をめぐっています。

海を眺めながらお茶をしている人、日光浴をしている人たちの姿が上から見えました。

ここでも、うまいこと洗濯物を干している光景が
見られました。

遺跡らしきものも見られます。

城壁を１週して、再び旧港へ。

城壁めぐりでは結構歩いて（全長1940ｍ）
いい運動になりました。

次はこの旧港よりアドリア海遊覧→夕食の場所へ
向かいます。

海から見たドブロヴニク。

城壁が高いので、旧市街の様子は全然見えません。

夕日の沈んでいく様子も、とても綺麗です。

遊覧後、そのまま夕食のレストランへ。

このレストランへは海からしか行けないようで、
天気が悪かったり波の状況で船が出なかったら
違うレストランに変更の旨予め説明を受けていました。
心配したものの無事行くことが出来、波の音を聞きながらシーフード料理を食しました♪

この日は「ドブロヴニク・プレジデント」に宿泊。
半島の先端に立つ、このホテルはなんとシービュー！！

というわけで波の音を聞きながら眠りについたのでした・・


モンテネグロ編に続く--->