1978/07/11 - 1978/07/22
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アンタライさん
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1978年6月26日にロンドンをスタートした、中古のスーパーカブ50ccの旅も、16日目。
このイギリス特有で、相変わらずのBloody weatherの雨の中、イギリス・ドーバーのフェリー乗り場へ向かう。 ジャスト・丸1年居たイギリスとも、やっとお別れ。 ホバークラフトは、感傷に浸っている暇もない程の、あっと言う間の30分で、フランス・カレーへ到着する。 早くも、2日目の夜からノルマンジーで5時間のパンク修理のトラブルで肉体的にも、精神的にも、ヘ~ト ヘトだヨ!!
たまたま本屋で写真を見て知ったモンサンミッシェル、ベルサイユからパリへ、ドイツのケルン、ベルギー、オランダ・アムステルダムへ。
デンマークのオスロ行きのフェリー乗り場Frederikshavnまで、50ccでは、今までの最長走行記録となる2日間で920kmも走り、マフラーは割れるわ、スピードは出なくなるわ、走り過ぎで、早くもバイクはボロボロ状態となる。
フェリーで9時間掛かって、オスロに渡る。このバイク旅行の最初の目標地・ヨーロッパ最北端地ノールカップまでの、約3000kmを、1日320km(200マイル)をノルマにして走る計画をたてる。
真夏なんだけど、ま~っ! 寒~い事!!
白夜の明るさで夜中でもランプは不要だし、夜遅くまで走れる。
水は綺麗でもちろん飲めるし、テントはどこでも勝手に張れるキャンプ天国!!
今まで見た事のない、壮大な迫力満点の大自然の景色を満喫しながら、爽快に走るはずだったが・・・・・。
ありゃ~ りゃっ!!
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- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
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デンマークのFrederikshavn 10時30分発フェリーで9時間の船旅。
中部ノルウェイで教会の仕事をしているノルウェー人女性に、食事までご馳走になり、もう一人のスイス・ジャーマンの若い女性旅行者とで、楽しい時間を過ごせた。
別れぎわのお礼に、着物姿の紙人形のシオリをあげる。 この和紙のシオリは海外で抜群の人気で、渡した後は、確実に喜ばれる。
この日もシオリを渡した後に、警戒心が解けたのか、近くに来たら、寄るように、自宅アドレスをくれる。
坂道の多いオスロ市内を、マフラーから爆発音を立てながら、高台にあるキャンプ場へ行く。
ノルウェーの道路地図を買い、ノールカップまでのルート決めながらを距離を計算してみて、 あんりゃ〜 まぁ〜!、こりゃ〜! ビックリ! オスロから2500Km以上ありそう。 こりゃ〜! 驚いちゃうほど 遠いわ!!
走るだけで、往復、最低2週間はかかるな!
調子の悪いバイクに、気を使いながら、物価の高い事で有名な北欧だし、節約もしていかねば!!
しかし、このオスロのキャンプ場での、昨夜のイギリス人団体の奴らは、夜中まで酔っ払って、騒ぎやがって、うるさかったな〜!!
コンチキ号とムンクの叫びも見たし、さてと、西のフィヨルドに向けて出発するか! -
テレマーク地帯
天気は良いが、夕方は寒くなる。夜8時にキャンプ。
テントを張っていると、バイク好きの麻薬中毒療養中
の若者に、翌日の家族と共の朝食に誘われる。
オスロを出発したのが午後2時半と遅かったので、
本日(7/11)の 走行距離 200km。
翌朝、迷惑そうな顔の両親と4人で、彼のテントで朝食をご馳走になる。
北欧の夏の白夜は1日が長くて良いけど、冬の天候の暗さと寒さは堪らんだろうね〜。 それに豊かでフリーセックスの国と言われてる程、何事にも自由過ぎるって、若者にとっては酒、薬に溺れ易い条件が揃っているのかな〜。
いつもの紙人形のシオリを母親にあげると、思いっきりのニコニコ顔になって、喜んでくれた。
この中古のホンダのスーパーカブは、バイク屋の多いロンドンのActonと言う地域で、バイク雑誌に載っていた売値特価£99の広告品を、エンジン音のノイズにイチャモンつけて£75(£1 約460円)に値切って購入した。
それにしても、安かったわ!!
4月にロンドンで交通事故に遭い、使い物にならなくなったフレンチ・モペットを廃棄し、移動はバスを使っていた。 意外と毎日のバス代も掛かるし、時間は取られるし、確実に行動範囲は狭くなっていた。
自分で課した丸1年のイギリス滞在後は、ヨーロッパを旅をしながら日本に帰る予定であった。
いずれにしても、50ccでヨーロッパを、自由、気ままに走るのが夢でもあった。
バイク雑誌や新聞広告で、日本製の、それも一番頑丈だと自分では信じていて、イギリスでも多く生産していた中古のホンダのスーパーカブを捜していた。 -
Oddaの先のハルダンゲン・フィヨルド
湖と森林のテレマーク地帯をE134を走る。
映画「テレマークの要塞」のような、山々が続くんだと思っていたが・・・ 単なる森林地帯だな。
13号を北上して行く。
Oddaの手前の4km位あったトンネルを抜けると、
あちゃ〜!! すげ〜!!
なだらかな森林風景から男性的な荒々しい風景へとガラッと変わる。
スコットランドより遥かにスケールのでっかい、壮大なフィヨルドの景色となる。 -
Odda近辺のハルダンゲン・フィヨルド
出た〜! 残雪地帯。
今日は天気が良い。
オランダの水車以来、あまり撮っていなかった写真をこの3日間撮る。 -
ハルダンゲン・フィヨルド
さくらんぼを盗み食いしながら13号を走っていると、道が途切れて、強制的にフェリーに乗らざるをえない様になっている。
このハルダゲンフィヨルド、BrumnesからBruravik行きのバイクのフェリー代金は8クローネだった。(1クローネ 約40円) -
Oddaの先のハルダンゲル・フィヨルドの景色
食料品を買った店の人が、Ulvicのフィヨルドは 綺麗だヨ!!との事。
ちょっと、寄り道すると、「言われた通り、絶景であった。」と日記に書いてある。 夕方だったのか、写真がないのが残念であるが・・・
物価は高いが、パンとオイルサーディンは安くて、これが、また美味い!!
オスロ行きフェリーの免税店で、安くねぇ! と思っていたタバコを、買っておいて良かった。
倍の約12クローネもする。 -
とにかく景色は最高。
山、残雪、渓谷、滝、水の透き通ったフィヨルドの景色!!
感動の景色も、慣れると当たり前になり、贅沢だが、もっと、凄い景色を求めるもんなんよネ!! -
ソグネフィヨルドの45km手前の場所にてキャンプ。
ここから、お金を払ってのキャンプはストックホルムに到着する16日間でたったの2回(Altaとノールカップのあるマーゲロイ島)だけ。
水は綺麗だし、他にキャンピングカーなどのツーリストが泊まっていたら、まず、安全である。
キャンプしたのは夜8時。
本日(7/12) の走行距離 326km。 -
ソグネフィヨルド
船から見る方が、綺麗な景色ポイントが多い、ソグネフィヨルド。
このソグネフィヨルドのVangsnsからDragsvik行きの、観光客の少ないフェリー乗り場で、日本人が布を敷いて、針金細工の店をだしていた。
フェリーがなかなか来ないし、車も人も少なく、無視するのも、不自然だと思い・・・
話しかけたら・・・ あ〜あ! 話しかけなければ良かった!!
話をしてて、お互いにまるっきり合わないし、気分が悪いったら、ありゃしない!!
こんなのが多いと、旅先で同国人を避けちゃうんよね〜!!
どんな社会でも、いっしょ!
気の会う人も居れば、合わない奴もいる。 -
ソグネ・フィヨルド
馴れなれしいヤギ。
観光ズレ してんのかな?
今日は峠越えが、なんと5回!! -
ソグネフィヨルド
慎ましい昼飯
天気が晴れたり、曇ったりで、曇ると寒い。 -
ゾグネ・フィヨルド
とにかく、ズーとこれでもか!!のスケールのでかい景色が続く。
最後は慣れちゃって、あまり感動せん様になっちゃうモンネ!! -
13号をどんどん、北上し8時にStrynを越え、道の悪い15号を進むと残雪あるの寒い地帯を通る。
なかなか良さそうなキャンプ場所がない。
もう、夜10時位じゃない! -
やっと見つけたGeirangerまで20km程手前のキャンプ場所。
バイクは少し離れた道路脇だけど、車はもう通らない、夜の11時半だもんね!!
テント張って、飯食って、日記をつけたら、もう夜中の1時だもんね。
本日(7/13)、5回も山越えして、走行距離326km。 -
ガイランゲルフィヨルド
陽が長すぎて、暗くならないので、夜遅くまで走ってしまうのと、真夏だと言うのに、この寒さで、どうしても、出発が遅くなる。
毎日、面倒くさく時間が掛かるルーティーンの荷物を整理して、テントをたたんで、バイクに積んでの、出発の支度をしたら、もう、10時半だよ。
ノルウェーのフィヨルドの中で一番綺麗だと言われているGeirangerの展望台より。 確かに景観が良い。 -
ガイランゲルフィヨルド
綺麗で、見事な景色だ事!!
日本だったら、土産物屋だらけの大観光地になっちまうヨ!! -
ガイランゲルフィヨルド
ここのツーリストインフォメーションで、ナルビック辺りまでのフェリーの値段を聞いてみる。
ガソリン代、1日に掛かる生活費×日数 ete. を計算して、フェリー代が安ければ、フェリーに乗ろうと考えていた。
なんと! 500クローネ(1クローネ 40円)
やっぱり走って行くっかないか!! -
63号のトロルスティーゲン
凄い景色だねぇ〜!!
滝も長いけど、この道路を走って行くのも、凄い!!
車が、あんなに、小っちゃいんダヨ!!
沢山あるフェリー乗り場では、バイクはどんなに車が並んでいようとも、全部追い越して一番先頭になり、待つ事なく常に一番で乗れるのが、唯一の優越感を感じる時だね。
63号でAndalsnesへ、E69号で高原のような、今まで走ってきた中で、一番寒い場所を通り、Dombasから北への一本道 メインロードのE6号へ入る。
40km程走った小さな湖のあるReinhemの道路沿いで夜8時にキャンプ。
しかし、ここは(?)、天気悪い今日は(?) 本当〜に! 寒〜い!!
本日(7/14) 走行250km。 -
オスロ出発して、4日間のフィヨルド大満喫紀行。
自然の景色なら、ヨーロッパで一番綺麗じゃなかろうか。
Trondheimを越え、E6をひた走る。
ナルヴィックまで、あと630kmのFiskunでキャンプ。
本日、7月15日(土) 走行420km。
ちと走り過ぎで疲れる。
それでもノールカップは、まだまだ、遠〜いヨ!! -
E6道路沿いの風景
E6をナルヴィックまての距離を縮める為だけに、北へ、北へ、走る。
高原のような寒い地域を通ったり、綺麗な湖のある森林地帯だったり、家も少なく、E6のノールカップへの一本道があるだけ。
バイクツーリストも多い。
日本でも同じだが、すれ違うバイク同士は、ピースサインだったり、手を挙げたりして挨拶を交わす。
唯一の声を出さない会話でもある。 -
北極圏
1日中 曇り空の 日曜日。
夕方に単調なと言っても、綺麗な渓流沿いを走る。
高原と言うか山に入って走ると、
まあ〜! 寒いのなんのって!!
あるもの全部着て、靴下も2枚履いて、カッパまで着ても、震えが止まらんほど寒い。
何故か、パーキングがあり、記念碑があり、皆が写真を撮っている。
日本の恐山の様に、あちこち小石を積み上げている。
この時はこの場所が何なのか? さっぱり分らなかった。
まあ、何か有名な場所だろうと思い、取り合えず、写真を撮って貰った。
何とかサークルと書いてある場所と言う認識だけで、ここが北極圏だとを知ったのは、かなり後になってからだった。
ナルヴィックまで、後280km位。
夜9時に 湖の畔でキャンプ。
本日(7/16) 走行323km -
E6のナルビック近辺の景色
1日中明るいので、完全に、時間に不規則になってしまっている。
朝は寒いので11時頃出発で、キャンプ場所を見つけるのが夜の10時、11時だもんネ!!
夜型になっちゃったヨ!!
景色は変わらず、半端ないほど綺麗で、水の透き通った湖でも、沢山ありすぎて、誰にも見向きもされない。
そう言えば、イギリスなんて、つまんない、大した事ない滝とか、見るだけで、5ペンスとか金を取るんだもんね!! 参ちゃうよ!!
昼過ぎに、オランダ以来のパンク!!
オランダでパンクしたの時の、タイヤの小さなキズがこの悪路の影響で少し裂けた。
慎重に修理、ちょい裂けたタイヤにもパッチを張る。
タイヤの山が大分減っているのも心配。
修理に1時間半も掛かりフェリーを乗り次ぎ、悪路を慎重に走り、ナルヴィックを16kmばかり 通り過ぎた場所に10時半にキャンプ。
後から、何回もフェリー乗り場で会った、1952年製の英国クラシックバイクにサイドカーを付けたイギリス人夫婦も、同じ場所にテントを張りに来る。
本日、パンク修理、フェリーの長い待ち時間で、時間を取られた1日。
毎日200マイル(320km)のノルマをクリアするのは、もう、疲れて 大〜変ヨ!!
本日(7/17) 走行323km -
E6Maiselv辺りの景色
明るくて良く眠られない。
明るさでの時間感覚が無くなっている。 それが毎日だと結構キツイもんだね!!
電燈とか要らないのは便利なんだけど・・・。
毎日、真夏だと言うのに寒いったらありゃしない!!
おまけに雨なんか降ったりして、綺麗な景色どころじゃない。
2時頃にまたパンク。
このバイクは、もともとタイヤのサイズが合っていないので、タイヤをはめ込む時にチューブを挟み込み、キズを付け易い。
この旅最初のパンクは、旅行に出て2日目。
ノルマンディの夜中に、持っていたパッチを全部使い切り5時間も掛かった。
2度目がモンサンミッシェル。
3度目がオランダのスキポル空港から戻る途中、この時はバイク屋で直してもらう。
しかし、タイヤ仕舞いこみに、プロが同じ様に1回失敗した。
ここで予備のチューブを買っておいた。
1回失敗しながら、2時間近く掛かり、手も真っ黒!
写真は「ほら! 手が真っ黒になっちゃったヨ!!」って言っている。
この予定ならば、明後日、ノールカップに行けそう、
しかし、バイクが心配。
最後の北の町 アルタまで 後220km手前のNordrisaに 10時にキャンプ。
本日(7/18) 走行 331km -
北ノルウェー ラップの部落
いざ11時に出発して、65kmばかり走ったラップの部落の真ん前でパンク。
最初は、日本人が珍しいのか?、バイクのパンク修理が興味があるのか?
ラップの子供たちも沢山集まってきて、楽しかった。
修理に2時間以上3回も掛かるとさすがに、飽きられた。
この兄貴のガキは商売上手なのか、英語が上手い。
鹿の角が、大が50クローネ、小は30クローネと安いんだな〜!!(1クローネー約40円)
ほんの少し走っただけで、またもパンク。
もう、修理のパッチがなく、困っていると、止まってくれたバイクの人が1枚分けてくれ、1回で直る。
入り江を大きく廻るジャリ道で、空気が抜け始める。
空気の抜けが遅いので、携帯ポンプで、空気を入れながら、アルタまで110km手前の、もう 閉まっているスタンドの近くでキャンプ。
もうパッチが無い。 気分はうんざり。
本日(7/19) パンク修理の1日 走行123km -
ラップの部落
もう、こんな生活イヤ!!と言う日が続く。
朝9時にスタンドでパッチを買い1回失敗して、チューブを交換して、やっと直し荷物を積んだら、もう、午後2時。
スタンドで空気をたっぷり入れたら、な、なんとタイヤが歪になって、走ると後輪が、グワ〜ン!グワ〜ン! とケツを振る!!
もう こりゃ〜、タイヤを交換せざるを得ない!!
もし、アルタにタイヤが無かったら、どうしよう?
あちゃ〜! 旅の予定が大きく変わっちゃうヨ!!
スピードを落として、ジャリ道を 恐るおそる走るが、またして、パンク!!
もう、 イヤっ!!
車が通る度に、ジャリ石が飛んで来る路肩で、1時間半掛けて修理。
川で真っ黒になった手を洗っていると、サイドカー付バイクのイギリス人夫婦に再会する。
昨日ノールカップに行って来たとの事。
ノールカップの手前は30kmも、穴だらけの道悪のオフロードが続くそうで、いずれにしても、タイヤ交換しないと 無理だと言われる。
アルタまで、後8kmの所で、またまたパンク!!
もう手も腰も痛いし、
もう! こんなの!わしゃ〜、いやじゃ〜!!
バイクのケツを振り振りアルタに入り、16クローネも取りやがる石ころだらけのクソキャンプ場に泊まる。
しかし、長い間入ってなかったシャワーを浴びる。
どの位入ってないか、、恥ずかしくて言えない位、本当に 久々なんだよね〜!
本日(7/20) 走行 112km
ノールカップの道は果てしなく遠い -
Honninngsvagのキャンプ場が見える
銀行で日本円を両替して、2軒目のタイヤ販売店で、サイズはちょっと違うが太めのタイヤに、この際なんでも良いから、取り替える。
タイヤを仕舞う時に、1回失敗したので工賃と、20%も掛かる消費税を、サービスしてくれた。
合計200クローネ(1クローネー40円)で 思ったより、安くて助かった。
その後は、スペインでバイクが壊れる9月1日まで、パンクは2度としなかった。
キャンプ場に戻り、1時半にAitaを出発し、ノールカップへ向けて久々に軽快に走る。 やっぱり、こうじゃなくっちゃ、楽しくないよ!!
E6からE69へと入り30kmのオフロードでも、タイヤは、もう、大丈夫そう!! いいよ〜OK,OK!!
途中の灯なしの真っ暗で、穴だらけの3kmもあるトンネルでは、カブのライトじゃ弱くて、穴ボコが良く見えず、スピードなんか、まったく出せず、気を使って走って、えれぇ〜 疲れちゃったヨ。
ノールカップのあるマーゲロイ島行きのフェリーが揺れて、バイクが倒れる。(今はトンネルが出来ちゃってるんだね)
Honningsvagに渡ったのが9時前、しかし、ガソリンがもう、ない。
ミッドナイト・サンは見に行けないが、写真後方のユースでキャンプ。(ユースホステルは 何時もいっぱい)
本日(7/20) 走行217km
いよいよ明日、遠〜かったノ-ルカップに到達!! -
ノールカップの断崖
朝、ガソリンを入れる。
昨日、スタンドの近くで、ウイスキーがあったら売ってくれって、チョロチョロしてたガキが、スタンドでバイトしていやがって、
時給20クローネ(1クローネー40円)であんまり良いバイトじゃないとかほざいていた。
良いバイトは時給50クローネくらい貰えるらしい。
「ストックホルムでバイトしたいなぁ〜」って考えちゃうヨ!!
しかし、17歳なんだけど子供子供しているんだよな!!
寒いのと陽に当らないので、成長が遅いんかな?
フェリーの港Honninngsvag から40km北のノールカップにやっ〜と到着!!!!
オスロを出て12日目。
走行距離がオスロから
な・なんと! 3025km であった。 -
ノールカップ
何もないノールカップで、この頃、唯一の記念碑。
現在は、随分、オシャレなモニュメントがあるらしいが・・・。
カフェ兼、土産物屋兼、郵便局がある。
あちこち友達に絵葉書を、書いて、この郵便局から出す。
ヘルメットに張るステッカー
(その後の旅で、知り合った人が、このステッカーを見ると必ず、「このバイクで行ったのか?!」と驚かれる)
とノールカップに来たと言うアホみたいな証明書を買う。 -
何もないノールカップ。
景色は草木も無い単なる荒地の断崖なんだけど、ここまで来る途中の、素晴らしい景色でノルウェーは大満足。 -
ノールカップ到達証明書
1978年7月22日
ミッドナイト・サンは見れなかったが、バイクでヨーロッパ最北端地まで、走って来たと言う実績だけで大満足なのである。
サティフィケイトを土産で発行している位、来るのが大変で、訪れる人も少なかったんでしょうね。 -
北フィンランドの景色
第1目標地ノールカップに到達したので、次の目的地は東欧である。
ノールカップからキャンプ場に戻り、支度をして、3時に出発。
蚊だらけフィンランド、スウェーデンを今度はどんどん南下。
どちらかと言うと、森林が続き、平坦で50ccの負担も少ない。
ノルウェーの絶景に比べたら、特に写真に残すような景色も無く、毎日走るだけ。
フィンランドE75からソ連の国境まで40km位なので、狭いジャリ道を、ソ連国境見たさに結構入って行くが、道に迷ってしまう。
人に聞いたら往復、ずっーとジャリ道で、ソ連兵は見えないとの事。
諦めて、E75に戻る。
今から、考えると、国境らしい国境に憧れて、バカみたいな、危なっかしい事をしてるんだよね〜!!
E75からスウェーデンのE4を走る。
ストックホルムまでの2100kmを6日間で走る。
スペインのバルセローナの近くでバイクが壊れるまで
50ccスーパーカブのバイク旅行は
まだまだ続く・・・・・!!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kioさん 2009/04/01 23:28:39
- 驚愕の50cc
- アンタライさん こんばんわ!
1978年 私が欧州行脚した時と、まったく同じ時期に
原付バイクを駆ってアンタライさんは欧州を疾走していたんですね!
いや〜〜 何処かですれ違うということも無かったんですけど、
若さゆえの冒険活劇の日々でしたね。 実にすんばらしい〜〜〜
ハンブルグのユースホステルで日本から愛車のバイクを船便で
送って貰うためにずっと待機していた日本人と遭遇しましたが、
750ccのバイクの日本からハンブルグまでの輸送価格が1978年当時、
日通を利用して20万円だという話を聞きました。
しかし 50CCで欧州行脚、、愕きましたよん
- アンタライさん からの返信 2009/04/02 09:26:17
- RE: 驚愕の50cc
- こんにちは Kioさん
やっと、悪戦苦闘して、旅行・作文ができましたよ。
才能の無い者が、文章を作るって、あらためて、難しいと感じましたね!!
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