ミャンマーへ行こう ２　バガン

2009/01/22 - 2009/01/22

第３日目１月２２日（木）　晴れ　朝晩涼しい　ヤンゴン→パガン
０６：２０　ヤンゴン航空９１７便にてバガンへ
０７：４０　バガン着　０８：００　バスで空港発

エリア バガン(ミャンマー)

・パガン王朝
モン族のタトォン王国を１０５７年にアノーヤター王が征服、ビルマ最初の統一王朝を作る。

この時に文字と小乗仏教がビルマに伝わる（それまでは大乗仏教とヒンドゥー教が混在）＊経典をモン族の地から持ってくる

０８：１０〜０８：５５　ニャウンウーのマーケット見学
・

日よけ化粧品　タナカの原木　すり込んで作ります

干し納豆の加工品　かなり強い塩味でした。

・野菜は、シャン州から持ってきているものが多い

かみたばこの原料となる葉

・パガン王朝、コンパウンド王朝どちらも１１代続きました

０９：０５〜０９：４５　シュエズィーゴンパゴダの見学
・パガンを代表するパゴダ（位の高いパゴダ）観光はサンダルで

釈迦の物語由来の彫像。前回のインドで聞いた話と同じながら部分的にその国独特の彩りがあり、比較しながら聞けて面白かった。

・帝釈天＋３７人の精霊も祀られる。現世のことは精霊に、来世のことはお釈迦様にお願いする

金色のパゴダ。　　アノーヤター王が建築に着手、チャンシッタ王が完成させた。３０年かかる

・９がラッキーナンバー（９の倍数４５や９０も　線香９本など）

まばゆいばかりの黄金色です

さすがに観光地だけあってお土産売りの子供が着いてくるけど、それほどしつこくないです

・最近はパガンではなくバガンと呼ぶそうだ

スイカが凄く美味しそう！

１０：００〜１０：４５　ティーローミィンロー寺院の見学

バガン王朝　11〜13世紀が最盛期でこの頃からバゴダが作られるようになった。

１００年に１度地震があり、仏像のお腹が壊れ、そのときに宝石を探すことが多かった

バガン王朝　１２８７年モンゴルに征服されるまで続く、その後再生するが長くは続かなかった。その後、
インワやパゴーへ中心が移ります。

東西南北に仏像があり東のものが一番大きい

このティーローミィンロー寺院　王が王宮を譲る方法として、傘が倒れた方にいた子供に譲ることに決めた場所として知られています

こういった壁画を写し取り、砂絵にして売ったり（５０００チャット）　

その場で描いて販売している露天商

露天商　ここでは境内での販売禁止のためそばまでこないので見学しやすかった。

この可愛い子、絵はがき２セット１０００チャット販売、学校は５年生までで辞めて商売をしているそうで、「売ったお金はどうするの？」「お母さんにあげる」
別に欲しいものではなかったけど買い「誰か欲しい人いますか？」といっていた人が一人・・

・１２８７年マルコポーロがフビライの軍隊と共にバガンを訪れ、「金と銀の塔で被われた街」と称す

観光が終わる頃には沢山の人々がごった返していました。

１０：４５〜１１：０５　ケーミンガー寺院に登り、周りの景色を撮影

・パガン王朝のバゴダ　　　モン族から技術を導入したため、アンコールワットと似ている

地震が８回もおきる→最近は１９７５年に震度６の地震が。２０〜３０％が被害を受ける（主に上部が落ち、金箔や漆喰が剥落→現在では修復）

昔４４４６基→今２８００（僧院と仏塔）が４２㎢に広がる

農民と畑仕事
東西南北に大きなパゴダがあり、これを通るとパガンの町に　・仏像には、中国系とインド系がある

・仏教の４つのシンボル　ハス、初転法輪のマーク、仏塔、菩提樹

１１：２５〜１１：５５　アーナンダー寺院の見学

・パガンを代表するパゴダ→最大かつ一番きれいなパゴダ
壁面のレンガは丈夫にするため部分的にこのような形に埋め込んだ

１０９１年にチャンシッタ王が完成させる

４体の大きな仏像があり、東西の仏像は再建

回廊にはお釈迦様の一生の物語を描いた彫刻がある→１３００体程度（１１世紀）

・１６世紀　ポルトガルが銅を大砲の弾に使う

・１９７５年地震の被害に遭う

美しいアーナンダーバゴダでした

１２：００〜１２：０５　　アーナンダー寺院の外観の写真ストップ

１２：１０　タビィニュ寺院の外観写真ストップ
・パガンを代表するパゴダ→高さ６５ｍで、パガンで最も高い　１２世紀の建造

１２：１２　ミンガラーゼディの写真ストップ・１２６０年に建立されたパガン王朝時代最後のパゴダ・近くに重要建造物があるため現在は登頂禁止

１２：２０〜１３：１５　サンセットガーデンにて昼食

天ぷら、カシューナッツと鶏肉炒め　魚の唐揚げ　ハヤトウリと卵の炒め物　ジャガイモ入りの野菜炒め、スープ　　一般的なもので撮影はしませんでした

１５：１５〜１５：５０　漆工場の見学・Uba Nyein工場

漆の製造は１４行程→４ヶ月〜半年

素材は、竹・木・馬のしっぽの三種類

漆の技術は、モン族がカンボジアからもたらす

・露天にて２ドルで売っている漆の器は、素材がプラスチックで偽物だそうだ。しかも陰干しをせず、炎天下で乾かすためすぐにひび割れする

全て手作りですが、日本の技巧とは随分違うようです

安いのでいくつか買い求めました

１６：１０〜１６：３５　マヌーハ寺院の見学
・マヌーハは、タトォン国のモン族の王　１０５９年建造

捕虜として幽閉された王が作った寺院で３体の仏像と１体の涅槃仏がある。わざと狭い空間に作られ、幽閉された王の気持ちを表している

モン族の王だったため、今でも多くのモン族がお参りに来るそうです。・６〜８世紀　モン族が最初に仏教を信仰　　10mmレンズで何とか撮りました。

１６：５０〜１７：０５　ダマヤヂジー寺院の見学　　・パガンを代表するパゴダ→壁が厚く、頑丈

現在の技術よりも精巧なのは作る人が命がけだったから。レンガの隙間に針が入るようだったら指を詰められたうえ殺されたそうだ。

１１６７年アルンズィトゥ王が即位、父と兄を殺害して、王位についたため、罪の意識にさいなまれ、この寺院を建設

しかし、この王も暗殺され、工事は中断（未完成の寺院、傘がつけられていない）

呪われた寺院（幽霊寺院）とも呼ばれる→内部は、本尊以外は、ほとんど塞がれている

一般に仏像は１，３など奇数だが、この寺院では父と兄のための2体の仏像だけが並んでいます。

やっとパゴダの見学が終わりました。各の説明を記すのに頭の中がぐしゃぐしゃ・・・つらいです。

ちょっぴり疲れたかなぁ

今日の最後はエヤワーディ河のクルーズ

１７：２０〜１８：３５・貸し切りボートにてお酒を飲みながら夕日の鑑賞

・エヤワーディ河（イラワジ河）長さ約２０００ｋｍ　ミャンマー国内のみを流れる　イラワジイルカが棲んでいるそうです

洗濯を兼ねたお風呂。　どこへ行っても見られる風景です。

あとはのんびりとサンセットを楽しみます

日本から持参したお酒や地元のビールなど。マンダレービール　台湾の高砂ビールの技術を受け継いでいるそうです。

１８：４５〜２０：００　ナンダーレストランにて夕食

ヨーロッパ系の観光客が沢山来ていました

・人形劇を見ながら、ミャンマーのセット料理

お釈迦様のご挨拶から始まります

操り人形はマンダレーが本場でここは動きをみせるだけですが・・

コミカルで楽しい人形劇でした

楽屋には沢山の人形たち

２０：１０ホテル着　ティリピセヤ・サクラ・ホテル　　　イラワジ河沿いのすばらしいホテル　コテージ　バスタブ付き→お湯豊富

この旅行記へのコメント （14）

• バートンさん 2009/02/26 22:49:52

  寺院巡り

  obaqさん、こんにちは。
  
  かなりの寺院巡りされましたね。
  どれも個性的で綺麗ですね。
  でもこれだけ一気に行ってしまうと
  説明がごっちゃになってしまいますよね。
  私もローマの教会を相当いったので
  未だにどれがどれだか収集がついていません^^
  
  女性の顔に塗ったものが何か気になっていました。
  なるほど、日焼け止めとは！
  どの女性も色白に見えるので効果がありそうですね。
  私も欲しいです。
  
  obaqさんも砂漠熱ですか？
  私もすっかりハマってしまい次回も行ってしまいそうです(^^ゞ
  
  ばーとん

  obaqさん からの返信 2009/02/27 05:55:44

  RE: 寺院巡り

  ばーとんさん　　おはようございます
  
  これでも目一杯制限してバゴダ巡りをしたんですよ。
  どこの国へ行っても教会、モスク、寺院、仏塔などを回っていると、頭がぐしゃぐしゃになってしまいますよね〜。
  
  そういえばリビアの時にローマへ寄ってきているんですよね。
  サプラタの遺跡とともに楽しみにしています。
  
  > 女性の顔に塗ったものが何か気になっていました。
  > なるほど、日焼け止めとは！
  > どの女性も色白に見えるので効果がありそうですね。
  > 私も欲しいです。
  
  タナカの日よけをつけた顔、最初は折角の美人が台無しだなんて思っていたのですが、段々当たり前のように・・
  最後にはミャンマーでは立派な化粧品だと認識。
  慣れって不思議なものですね。
  
  砂漠はいつか絶対に再訪します！！
  それまでは皆さんの旅行記で満足します！！
  
  obaq
  

• sunnyさん 2009/02/26 12:18:02

  ほんとに、ピーカン！

  obaqさん
  
  こんにちは。ミャンマー編へようやくお邪魔してます。
  まずはパガンから。
  お話されてたように、雲ひとつない晴天！ピーカンですね。
  一日でかなりパゴダを回られてますね。
  私、チャリンコだし、地元少年まいてたりしてて対して回れなかったんです。
  
  いやあ、ミャンマーはもう一度行きたいなあ。なんかもうアフリカから帰ってまだ1か月ちょっとしかたってないというのに、旅（とくに砂漠）欠乏症でどうにかなっちゃいそうです（笑）
  
  とりあえず4月の週末アジア旅行をえさに勤労します。
  
  sunny

  obaqさん からの返信 2009/02/26 16:55:53

  RE: ほんとに、ピーカン！

  sunnyさん　　なにかすごく忙しかったようですね。
  毎年この時期はそうなのですか。
  
  確かにあれだけ猛烈に旅行が出来ると言うことは、その分仕事をしているからともいえるわけですよね〜
  
  え？　　砂漠から帰ってきたばかりで又砂漠ですか？
  く〜〜！そんな・・うらやましいことをもう考えているのですか。
  う〜ん、私は今度はいつ頃にいけるのかな。
  このところ、sunnyさん、ばーとんさん、それにkodeyanさんのところでも前に行った砂漠のアルバムを見せられて涎が出すぎて口がからから状態なんです。
  
  いけるとしたらやっぱり来年以降かー
  みんなの砂漠を見て逆に潤うしかなさそうです。
  
  > とりあえず4月の週末アジア旅行をえさに勤労します。
  
  どの辺を予定してるのでしょう。
  わたしはそろそろ仏教の縁からしばらく外れようかなと思っています。
  
  　　　obaq

• Rockyさん 2009/02/25 14:15:07

  アーナンダーバゴダ

  obaqさん、こんにちは
  
  ＞美しいアーナンダーバゴダでした
  世界は広い...素晴らしい建築
  
  美しい写真の数々！
  Rockyも旅そのものが、写真撮りになってます。まだ、腕イマイチですが。
  

  obaqさん からの返信 2009/02/25 15:10:45

  RE: アーナンダーバゴダ

  Rockyさん　どうもです。
  
  いつも見て頂き有り難うございます。
  
  最近のRockyさんの旅行記、写真の範囲が増えたことで一緒に旅をしているように感じながら楽しく拝見させてもらっています。
  大変だとは思いますが、良いカメラをもっともっと活用されてゴルフへ行かれたときも、それ以外の画像を是非見せてもらいたいです。
  
  なんと言っても私はゴルフをしたことがないもので・・・　(^_^;
  

• Sakura_Kobeさん 2009/02/25 11:05:57

  バガン

  メールの新着情報を見て訪問させて頂きました。バガンは世界三大仏教遺跡のひとつですよね。ぜひ一度行って見たいです。ミャンマーの治安は如何でしたか？　沢山のステキな写真を有難うございました。

  obaqさん からの返信 2009/02/25 14:56:20

  RE: バガン

  Sakura_Kobeさん
  バガンの旅行記を見ていただき有り難うございました。
  ポドブドゥールへはまだ行っていませんが、見応えのある仏教遺跡で沢山の感動をもらえました。
  
  治安については、見ると聞くとでは大違いで一般の観光をする分には全く問題はないようでした。
  知人である現地の旅行社の社長が、日本では情報が遅く偏っているので今はほとんどがヨーロッパの人ばかりと嘆いていました。
  そこで日本の方達にも是非知って頂こうと思い、アルバム名を「ミャンマーへ行こう」という題名にしました。
  チャンスがあったら是非行かれてくださいね。
  
  　obaq

• ishicameraさん 2009/02/24 23:11:08

  仏塔　仏像　曼荼羅　市場　　そして　人

  
  
  obaqさん　こんばんは。
  
  素敵ですね、ミャンマー第二弾も♪
  
  
  流石、バガン 仏塔の美しさも格別ですが、
  やはり市場の人々の表情が本当にすばらしいですね。
  
  
  ミャンマーに流れている時の流れ、
  とても穏やかなのでしょうね。
  
  
  なだか、やさしい気持ちになれたような・・・気がする。
  
  ishi

  obaqさん からの返信 2009/02/25 22:20:17

  RE: 仏塔　仏像　曼荼羅　市場　　そして　人

  ishiさん　　有り難うございます
  
  確かにミャンマーの魅力ということになると、人々の優しさと緩やかなときの流れに浸れることが一番かも知れません。
  
  
  ラオス、ブータンと少し違った感じ・・・どうも言葉では表現できないのですが。
  
  　　　obaq

  densonshugenさん からの返信 2009/02/25 22:28:10

  RE: 仏塔　仏像　曼荼羅　市場　　そして　人

  バガン・オレンジ――。
  
  水面に映るあたたかい、オレンジ。
  そっとかき消すやさしい、波――。
  思い出したように顔を出す、ミャンマー・オレンジ。
  http://4travel.jp/traveler/obaqtrip/pict/15475873/
  
  　――激ふるえでっす……
  
  ishi姫の感動を引継ぎ、タコスケこと――僕、デンも撃沈――感激でっす。
  
  次はどんな“2次元”を観せていただけるのでしょうか。
  
  楽しみでっす♪
  
  デン

  obaqさん からの返信 2009/02/26 16:43:42

  RE: RE: 仏塔　仏像　曼荼羅　市場　　そして　人

  デンさん・・・
  私にデンさんのような表現力があったらどんなにいいだろう。
  いつもそう思いながらコメントを見ています。
  現地でせっかく胸一杯の感動を感じていながら、思うように表現できないのが悔しいんですよね。
  
  画像にしてもやはり感じたうちの全てを出すなんて至難のことです。
  
  でも少しでも同様に感動して頂けるのは本当にうれしいです。
  有り難うございます
  
  　　　obaq
  

• シンバさん 2009/02/24 12:20:42

  これでもか！！！

  obaqさん　こんにちは♪
  
  雪降るミャンマーのショット。
  風景画像でも拝見しましたが・・・やっぱり凄いですね〜♪
  気を取り直して・・・
  
  仏舎利塔が、“これでもか！！！”って作られているんですね〜♪
  
  ――圧倒されました。
  
  シンバ

  obaqさん からの返信 2009/02/24 21:02:56

  RE: これでもか！！！

  シンバさん　有り難うございます
  このバガンの街だけで昔４４４６基作られ今は２８００基だそうです。
  ミャンマー全体では壊れかかったものまであり数え切れないって聞きました。
  信心が深いと言われればそれまでだけど、自分たちの生活も大事だと思うのですけどねぇ。
  とにかく「寄進」が凄いです