球春　プロ野球沖縄キャンプめぐり

2009/02/07 - 2009/02/08

駆け足で、沖縄本島のヤクルト、日本ハム、阪神、広島のキャンプを見てきました。各球団約２億円のお金をキャンプで落とします。観光客の少ないこの時期の沖縄にとっても、暖かな沖縄で身体つくりをする選手とっても、一石二鳥です。写真は阪神の新井選手です。昨年のオリンピック後に腰の故障が判明し、不本意なシーズンを送りましたが、体調はよさそうです。特打ちでの場外弾は、圧巻でした。

エリア 沖縄

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ

浦添市民球場のヤクルトスワローズ。那覇空港から一番近いキャンプ地です。アットホームな感じはいつも通り。今年も期待薄？高田監督。しかし、青地選手をはじめ早稲田出身の選手が多いですね。

沖縄のきれいな海。いつまでも守りたいですね。

名護市営球場の北海道日本ハムファイターズ。レギュラー選手を見るのも楽しみですが、伸び盛り、期待の掘り出し物の選手を探すのもキャンプの１つの楽しみです。一押しは、背番号５０の市川選手です。

大宜味村、国道５８号線沿いにある『前田食堂』地元のお客さんにも人気。

『前田食堂』名物・牛肉そばです。もやしと牛肉をバターで炒め、麺になかなかたどり着けません。

日本ハム２軍のキャンプ地・くにがみ球場。明日のスターの卵が汗を流しています。時間があればじっくり観たかったです。ベテランの坪井選手が調整していました。

沖縄本島最北端の辺戸岬。海の色が違い、荒々しさを感じます。休日の米軍兵も多く見かけました。途中、米軍ポリスのパトカーに出会いました。米兵同士のいざこざが会ったのでしょうか。しかし、米軍基地といい、米兵といい治外法権であることを改めて実感しました。複雑な気持ちです。

宜野座村営球場の阪神タイガース。球場のすぐお隣は、以前甲子園にも出場した宜野座高校です。真弓新監督、外野手出身だけに、攻撃重視が伺えます。

阪神５９番の２年目の黒田投手。なぜか野球部のないシャンソン化粧品出身。インコースのシュートボール威力あります。あとは低めのコントロールを磨けば大化け間違いなし。

新外国人選手、美味しそうな名前・メンチ選手。日本のストライクゾーンに慣れれば、この選手も大化けします。

やんばるの森の中で１枚。沖縄のもう１つの顔です。残念ながらヤンバルクイナには出会えませんでした。

沖縄市野球場の広島カープ。貧乏球団（失礼）ゆえ、なかなか大型補強もできず、限られた戦力で鍛え上げています。日本球界を代表する、阪神の金本、新井両選手も広島出身。今回のＷＢＣ４番候補の栗原選手といい選手を育てます。ブラウン監督もグラウンドに出ずっぱりで選手を見ています。次回はカープの練習を１日観たいと思いました。一押しの５９番山本芳彦選手。ホームランバッターの予感がします。

南東部・知念半島にある「斎場御嶽（せーふぁうたぎ）」沖縄随一の聖域です。沖縄のカーナビは、高速道路を走らせたくないようで、思いのほか時間がかかり、ゆっくりできませんでした。入った瞬間、神秘さと言うか、気持ちが引き締まる思いでした。次回はゆっくり観たいと思います。

「斎場御嶽」の奥の拝所から海を臨む。この先には、神の島・久高島が見えます。厳かな感じです。

南部に残る、太平洋戦争・沖縄戦の時の米軍の砲弾の跡。太平洋戦争での唯一の戦場である沖縄。日本の米軍基地の７５％が集中する沖縄。失業率が全国平均の２倍の沖縄。このところの急激な不況で、沖縄でもホームレスの人が増えているようです。いつも心のどこかに沖縄のこと気にかけていたいと思っています。