～クリミア半島～

2009/01/21 - 2009/01/23

黒海に突き出たクリミア半島の旅！

ヤルタって聞いたらヤルタ会談！
歴史で習った！
そんな歴史にも触れ、素晴らしい景色にも出会い、
クリミア半島を楽しんできました。
まだまだ行かなければいけない場所がたくさんある！！

エリア ヤルタ(ウクライナ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー

ヤルタのメインストリート「レーニン通り」

レーニンの像もたつこのあたりは、
温暖でのんびりとして、とても気持ちいい場所でした♪

ヤルタの紹介でよく使われる「つばめの巣」
ここに行ってみたくて、ヤルタ行きを決断しました。

地震の多い日本では、こんな断崖絶壁に
建物を造ろうという気にはなかなかならないかも・・・

「アループカ」という宮殿は、元高官の住まいだったらしいのですが、イスラム様式がところどころに伺えて、ちょっとエキゾチックな感じでした。

「アループカ」を黒海側から見ました。
後ろに見える山は、「Ay-Petri」というヤルタの象徴ともなっている山だそうです。
夏ならロープウェーで登れるようなんですが、
冬季閉鎖中とのこと。残念（*。*）

レーニン通りにあったセルフタイプのレストランで
食事しました。
ビールとボルシチ、ピーマンの肉詰め、キャベツのサラダで５００円くらいでした。
チンしてたから失敗した〜と思ったのですが、
かなり美味しかったです♪

クリミアはワインの産地で有名だそうで、
確かに郊外に行くと見渡す限りのブドウ畑でした。
ここで一番有名なマサンドラワインを３本ＧＥＴ！
クリミアでは赤しか飲まないそうなんですが、
あいにく赤が得意でない私はマスカットを２本と
最近ちょっとハマっている貴腐ワインを１本。
赤は夕飯の時に１杯だけいただきました。
普通かな。好きな人だったら良かったのでしょうけど・・

Forosというところの教会に行きました。
ヤルタからセヴァストポリに行く途中です。

恐ろしいことに、この教会もこの風景のような
断崖絶壁に建っているんです・・・。
風も強く、吹き飛ばされそうでした・・・

今回、絶対行きたかった「バフチサライ」

この辺りがクリミアハン国だったときの首都です。
イスラムの雰囲気が漂っています・・・

ハーンの墓も、ミナレットもあります。
ここ自体が博物館になっています

館内は博物館になっていて、見学できます。
写真撮影も全然OK！
ここは「Summer House」といわれている場所です。

イスラムの細工って本当にきれいです。
こういうのが普通に展示されています

ちょっと驚きました！

バブチサライの先、「ウスペンスキー修道院」に
向かう途中、山の中に横穴をいくつも見つけました。
キリストが禁止されていた時、ここで信仰を続けて
いたとか・・・

駐車場からツルツルに凍った山道を歩くこと
１５分。
ついに「ウスペンスキー修道院」到着！

この洞窟の中で信仰は今も続けられています。
もちろん写真撮影禁止！

遠くの山の上に見えるのが、「Chufut-kale」という
洞窟都市らしいですが、ウスペンスキー修道院から
２０分ほど歩きましたが、１．５キロあるらしく、
この雪道で断念しました。
ここがハイライトらしいのに（>

セヴァストポリからヤルタに向かう道の絶景ポイントをドライバーさんが案内してくれました。

クリミア半島の最南端にも近いところです。
黒海を渡り、２５０キロくらい先はトルコだとか。

でもバフチサライにいた私は、ちょっとここがどこの
国だかわからない不思議な感じに陥りました。

「リヴァーティア宮殿」
ロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世の別荘で、
スターリン、チャーチル、ルーズベルトが集まり、
ヤルタ会談を行った場所。

「リヴァーティア宮殿」の中
ここでヤルタ会談が・・・

当時の新聞なども展示されてます

当時の写真

もちろんニコライ二世にまつわるものも
たくさん展示されています

黒海に面していて、もちろん立地は最高です。
ドライバーさんの話では、ゴルバチョフ書記長の
別荘もこの辺りにあったそうです。

ヤルタの街の中心からリフトに乗って山の上に
あがれました。
片道１２分です。

ちょうど夕方なので、リフトに乗っている時は
夕日や夜景やきれいでしたが、山の上は木が多く、
あまり景色は楽しめなかったかも・・・

金額としては結構高く、セルフタイプのレストランなら、食事一回くらいできます

朝６時半頃のレーニン通りから見た黒海に昇る朝日！

ヤルタの長距離路線のバスターミナル
町中からトロリーバスかマルシュルートカで簡単に行けます。時間にして５分ほどです。
トロリーバスなら０．５ＵＡＨ、マルシュルートカなら２ＵＡＨでした。

これはヤルタからシンフェロポリに向かった
マルシュルートカです。
私はヤルタについた時に切符を買っていたので
大丈夫でしたが、長距離路線は満席だと断られる
こともあります。
２０UAHでした。
ガイドブックには、トロリーバスは２時間半、
マルシュルートカは２時間とありますが、時間によっても変わるみたいです。
私はシンフェロポリ→ヤルタの時は朝９時５分発に乗りましたが、シンフェロポリ市内が混雑していて、１１時ころつきました。だいたい２時間です。
ヤルタ→シンフェロポリは、朝７時半発に乗りましたが、９時にはつきました。
途中下車の人などもいて、何回か停まってます。
冬でもこの時間で運行されているので、夏はもっと早いかな？と思ってはみましたが、ひょっとしたら観光シーズンのほうが道が混んでいるのかも・・・

この旅行記へのコメント （2）

• まみさん 2009/03/05 21:01:05

  私もバフチサライに行きたい！

  あころさん、はじめまして。
  
  冬なのに青々としてきれいな写真がたくさんですね。
  クリミア半島めぐりは、ドライバーさんを雇われたのでしょうか。それとも知人かな。
  ２日間で結構回れるんものなのだと驚いていたところでした。
  LPを読んでシミュレーションしようとするととてもこんなに色々回れる自信はありませんでした。
  
  今年の夏はウクライナに行きたいなとうっすら思っていましたが、あころさんの写真で後押しされました@

  あころさん からの返信 2009/03/06 23:09:18

  RE: 私もバフチサライに行きたい！

  まみさんはじめまして。
  
  コメント、ありがとうございます。
  
  
  > 冬なのに青々としてきれいな写真がたくさんですね。
  
  おかげさまで天気には恵まれました♪
  昼間は歩いていると汗をかいてしまうくらいクリミアは
  暖かかったです。
  
  
  > クリミア半島めぐりは、ドライバーさんを雇われたのでしょうか。それとも知人かな。
  > ２日間で結構回れるんものなのだと驚いていたところでした。
  > LPを読んでシミュレーションしようとするととてもこんなに色々回れる自信はありませんでした。
  
  
  クリミアの観光はまわりきれないと思い、ドライバーを雇いました。
  当初ホテルのエクスカージョンを利用しようと思ったのですが、
  １，２カ所に限られしまうので、ホテルの予約担当の人に
  メールで相談しましたところ、ドライバー１時間１００グリブナとの
  ことで、効率よくまわりたかったので、ちょっと高かったけど
  払いました。
  ７時間半くらいでバフチサライとリヴァーディア宮殿に行けましたよ。
  向こうの金額にしては破格なんでしょうけど、自分のペースでまわって
  これたし、良かったです。
  
  
  > 今年の夏はウクライナに行きたいなとうっすら思っていましたが、あころさんの写真で後押しされました@
  
  どこに行っても「夏にまた来てね」と言われました。
  とてもオススメの場所です。
  でも、夏のクリミアは少し混み合っているかもしれませんね。
  
  ４日あったら、他のみどころも見れると思いますよ。