2009/02/01 - 2009/02/01
279位(同エリア325件中)
ひらりんさん
熊野古道伊勢路の中でも少々整備が遅れているところである。
まあ、それも良しとするのである。
鎌倉時代の石畳の残る「波田須の道」
西国三十三所の観音様が巡礼者を見守る「観音道」
奇岩の連なる「鬼ヶ城」
個性的な面々なのである。
海山ともいい雰囲気を残している所である。
弁当でも持ってのんびり歩かれる事をお勧めしたい。
JR新鹿駅~JR熊野市駅 10Km
世界遺産登録地域
・伊勢路(波田須の道)
・伊勢路(観音道)
・鬼ヶ城
・七里御浜
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
-
スタートはJR紀勢線「新鹿」駅
のんびりとした空気の流れる駅だったのである。 -
列車の中では熊野地区特産「めは寿司」を喰ったのである。
めはり寿司を喰うと「熊野」に来た実感が湧くのである。 -
新鹿海水浴場である。
どこまでも澄んだ水であった。
夏場には人気の海水浴場となるのは理解出来る気がした。 -
いよいよ、波田須の道に入るのである。
-
一般道合流である。
昔は熊野古道を保護しようなどと考えも及ばなかったのだろう。
チト、無念ではあるが、止む得ぬのである.... -
しばらく歩くと、熊野灘が眼下に広がるのである。
古人達も熊野灘を眺めながら巡礼道を歩いたのであろう... -
一般道から分岐すると、結構渋い石段が待て受けているのである。
えっちらおっちら行くこことするのである。 -
西行松付近である。
江戸時代には立派な松とともに茶屋があったそうだ。 -
家が日向ぼっこをしていたのである。
-
波田須の道のメインイベントの「鎌倉時代の石畳」である。
伊勢路の中でもっとも古い石畳とのこと。
でかい石が荒っぽく敷いてあるのである。
荒削りではあるが、年月越え優しささえ感ずるのである。 -
石畳を抜けきると、やはり熊野灘が出迎えてくれるのである。
-
徐福茶屋である。
チト、休憩なのである。
中では、地元のおばちゃん達が暖かく出迎えてくれたのである。
立ち寄られる事をお勧めしたいのである。 -
チト、腹ごしらえなのである。
-
チト、徐福茶屋を振り返ってみたのである。
どこまでも青い空ではあった。 -
徐福神社である。
徐福は、秦の始皇帝に「不老不死の薬を探せ」との命を受け、日本に来たのである。
この波田須に漂着したという伝説があるのである。
波田須の波田=秦とのこと。
また、この地域は秦という姓を持つ者も多いとの事。 -
子宝の神である。
徐福神社の裏にあるのである。
女性が逆立ちしているイメージなのか.... -
大吹峠との分岐である。
観音道に向かうのである。 -
観音道の波田須側入口である。
こりゃ、見落とししそうな道しるべであり、奥を覗いても道があるようには見えなかったのである。 -
なんか、とんでもないところに紛れ込んだような気がしたのである。
-
石畳の登場である。
やっと、熊野古道らしくなってきたのである。
えっちらおっちらなのである。 -
おいおい....
堪忍して欲しいのである。
実際歩かれる方は、道の在処だけは十分確認しながら歩かれる事をお勧めしたいのである。 -
まもなく峠。
結構、しんどかったのである。 -
峠である。
ここからはなだらかな女性的な道になるのである。
なお、ここから大吹峠に抜ける道もあるのである。
興味のある方は歩かれるのも一興であろう。 -
観音道のメインイベントの泊観音(清水寺)である。
昔は参拝者で賑わったとの事。
現在は危険なため、立ち入り禁止である。
手前に江戸時代の地蔵があり、当時の面影を残していたのである。
早めの再建を望むのである。
寄付金なら出しても良いと思うのである。 -
大泊に向かう下り道である。
こちらはきちんと整備されていたのである。
気持ちの良い道ではあった。 -
観音道には「西国三十三所」の観音様が祀られているのである。
ありがたや。ありがたや。
なのである。 -
観音道の出口である。
ここから、松本峠を越えて熊野市駅へ行くのが本筋ではあるが、世界遺産登録の鬼ヶ城も歩いてみたい。 -
なぜか、鬼ヶ城の入口には「鬼」がいるのである。
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なぜか、鬼ヶ城に行くのにはお土産屋街を通らなくてはならぬのである。
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奇岩群の鬼ヶ城である。
しばしば、パンフレットなどに使われる構図である。
結構、遊歩道はアップダウンがきついのでハイヒールで歩かれる事は避けた方が良いであろう。 -
断崖の岸壁なのである。
「鬼」も住みたくはないと思われるのである。 -
で、弁天様にお参りして...
-
港まできたら、猫が日向ぼっこしていたのである。
どいつもこいつもメタボではあった。 -
七里御浜である。
駅までは海岸を歩いてみたい。
ただ、砂利浜であるので体力は相当消耗するのである。 -
ということで、ゴールの熊野市駅である。
-
無事(小難はあったが)、ゴール出来たので駅前の「喜楽」で祝杯なのである。
-
もちろん、つまみは
「さんま寿司」である。
う〜ん...熊野である。
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