2008/12/19 - 2008/12/25
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TOMIKENさん
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世は100年に一度とも言われている大不況時代!
年末の挨拶をした際もどの会社の人の顔もさえない・・
どうやってこの数年を乗り切ろう・・
そんな悲壮な表情も見えてくる。
そんな暗い日本にウンザリして、今年は早めに年内の仕事を切り上げ海外逃亡へ!
年末だけでも嫌なことを忘れてセレブな気分に浸ろうじゃないの!
と2年続けての海南島に出かけた。
まあ、来年のことを心配してもしょうがないさ!
みんな、あまりくよくよ将来を憂れずに楽しく今日を生きようよ!
- 航空会社
- 中国東方航空
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-
12月19日(金)。
福岡発のMU532便は定刻の午前10時30分に上海浦東空港(第1ターミナル)に到着した。
到着後すぐに第2ターミナルに空港バスで移動。
13時05分発のCZ6752便で三亜に向かう。
深セン経由で18時に三亜鳳凰国際空港に到着だ。
実に暖かい!
やっと寒い冬から脱出できた!
なんだか、浜田省吾の歌を口ずさみたくなる。
冬のコートはバックに詰め込んで半袖に着替える。
タクシーに乗り込んで最初の宿泊先である「銀泰度假酒店」に向かった。 -
「銀泰度假酒店(yin tai du jia jiu dian)」には2泊する予定だ。
三亜でも人気の大東海エリアにある。 -
12月20日(土)。
まずはホテルの広い庭園の散歩からスタートだ。
白を基調とした明るい客室もこのホテルの魅力だが
なんといっても整備された綺麗な庭園が最大の売りだろう! -
青い空と南国の花。
これぞリゾート地だ!
但し、今回の旅行で青空に出会えたのはこの日だけだった。
この後は連日の曇天続きなんだよな・・・ -
ホテルの敷地内には緑と花に溢れている。
-
海南島自体が「ロシア人のリゾート地」的な傾向があるが、銀泰度假酒店も宿泊客の大半がロシア人であるように思う。
ホテルの玄関では大型バスからロシア人の集団が続々と降りてくる。 -
ホテルの敷地は大東海ビーチに直結している。
-
大東海ビーチの最大の魅力はビーチに沿って延々と続くウッド・デッキの遊歩道だ。
流石に冬は海で泳ぐには寒いが、のんびりと過ごすには最高の空間だね。 -
ビーチ沿いのレストランにて休憩。
私の注文は勿論、海南ビール♪
午前中から飲むビールは特に美味しい! -
今は世界的大不況の時代。
巷には職を失って絶望している人々が溢れている中でこんな贅沢をしていてよいのだろうか?とちと反省・・ -
澄み切った空に揚がる凧。
そう、ここは中国最高のリゾート地だ。
暗い世情は忘れる癒しの空間。 -
光溢れるビーチのロシア娘。
ロシア娘はスタイル抜群でどの子もとてもキレイだ。
でも一緒にいるお母さんの姿を見てしまうと萎えるんだよな・・
カロリー満点のロシア料理の故なのか?
難しい国で大人になるという事は色々なことを溜め込まないと活きていけないのか? -
ホテル隣のロシアレストラン。
暇そうな服務員が一言。
「この店はロシア料理しかないから、あなたの口には合わないと思うわよ」。
いやいや、そんなことはない。
とっても美味しかったよ!
「CHOBbiM rogom?」なんだろう?
メリー・クリスマスかな? -
ロシアレストランでのお気に入りの「フルーツサラダ」。
ヨーグルト風味のありふれたデザートだが、中国で食べると新鮮だ。
むろん、果物は最高に美味しい♪
三亜に来たらマンゴーを食べないとだね! -
この日向かったのは空港近くの「小魚温泉」。
回族の居住区域にあり、交通の便は悪い。
ホテルからは30分程度の距離なのでタクシーで移動し、運転手には帰りまで待ってもらうこととした。
ちなみに、三亜空港で客待ちしているタクシーは政府の少数民族支援策とかで全て少数民族が運転手である。
そのためかどうか知らないが、ボッタクリ頻発でトラブルが絶えないらしい。
空港でタクシーに乗る際には注意が必要だ。 -
海南島の温泉では「南田温泉」が有名だが、こちらの温泉のほうがはるかに魚の食いつきがよい。
ぬるめの温泉に浸かってじっとしているとすぐに魚が群がってくる。
「痒死了(yang si le)!、痒死了!(yang si le)」= くすぐったくって死にそう!
と初心者は叫んでいるが、こいつは慣れると病みつきになる!
「小魚温泉」では免費のドリンク、軽食(パン、フルーツ)コーナーがあるので、小腹が空いたら利用するとよいだろう(但しお世辞にも清潔とは言えないが・・・)。 -
12月21日(日)。
大東海ビーチを後にして「保亭君潤熱帯雨林酒店(5☆)」に向かう。
このホテルは保亭七仙嶺温泉国家森林公園という辺鄙な場所にあるため14時三亜出発の送迎バスを利用した。
バスの出発前には近くで果物とワイン、つまみを調達。
乗客は金持ちそうな中国人家族とロシア人観光客で一杯だ。 -
山道を揺られること2時間程度。
「保亭君潤熱帯雨林酒店」に到着。
2年続けての宿泊だ。
去年はこのホテルに着いた日から中国全土を大寒波が襲ったわけだが、今年もこの日を境に天候が悪化した・・
最近はすっかり曇り男になってしまった気がするなあ・・ -
「保亭君潤熱帯雨林酒店」では、広大な敷地内に点在するコテージ部屋が基本となる。
部屋の前には大きなプールが青々とした水をたたえているが、ちょっとプールに入ってみてびっくり。
この季節では冷たくてとても泳げない。 -
今回の宿泊は七仙霊という素敵な山への登山が目的であったのだけど・・
深く垂れ込めた雲から冷たい雨も降り出す始末で早々に登山を断念。
残念無念であった。 -
そんなわけで、部屋のすぐ前にある温泉に浸かってのんびりと過ごすことにした。
外は寒いが温泉に浸かれば快適だ! -
なんだか、三亜に来てから毎日温泉に浸かっているだけのような気もするが、まあこれもよしだね。
-
とはいえ、悔しいので七仙嶺を一目見ようと暫しのどかな道を歩く。
右前方の雲間に微かに見える七仙嶺。
リベンジは次の機会だな・・
しかし、この道は気持ちが良い!
この道を行けば、どうなるものか?
危ぶむなかれ!
危ぶむなかれ!
危ぶめば道はなし。
歩めば、その一歩が道となり
その一歩が道となる。
迷わず進もう、どうにかなるさ! -
このホテルの最大の特徴は各部屋に設置されているプライベート露天風呂。
ここに温泉のお湯を溜めてゆっくりと温泉満喫ができる。
カーテンを降ろせば、すっぽんぽんでもOK!
三亜で購入したワインをグラスに注いで温泉浸かって、満天の星が輝く夜空を見ながら飲む♪
そうそう、これがセレブだよな!
つまみが「酒鬼花生」なのが庶民ぽくってあれだけどね・・ -
「保亭君潤熱帯雨林酒店」にある中華レストランでのお勧めはこの「竹筒ご飯」だ。
この店では魚の燻製がアクセントになっている。 -
12月23日(火)。
ホテルの送迎バスに再び乗り込んで亜龍湾経由で三亜に戻る。
海南島で一番美しいビーチは亜龍湾と言われている。
確かにその通りだと思うが、今回は亜龍湾はパス。
亜龍湾エリアはホテルの値段が高いのとホテル以外の施設が少ないのがマイナス材料だ。
今回は三亜市のメイン通りである榆亚大道沿いにある「三亜鴻洲埃徳瑞度假ホテル」を予約した。 -
このホテルは全室がスイート・ルーム仕様となっている。
明るく広い室内は清潔で快適だ。 -
何よりこのバスルームのセンスのよさ!
バスルームにも広い窓があり三亜湾の夜景を眺めながら入浴することができる。 -
「三亜鴻洲埃徳瑞度假ホテル」の全景。
この辺りでは最も大きな建物なので一目でわかる。 -
但し、このホテルの前の海はご覧のように漁船の停泊港となっているのでリゾート感はない。
どちらかと言えば三亜リピーター向けのホテルだろう。 -
ホテルの周囲はなぜかKTVとロシア娘キャバクラで囲まれている・・
鴻洲グループよ、一体何を考えているのか?
唯一のまともなレストランがこの店。
昼飯時には現地のビジネス客で満席になる人気店のようだ。
確かに清潔で値段も安く味も良い!
写真は羊肉の冷製。
さっぱりとしていて、ビールのつまには最適だ。 -
小エビと韮の炒め。
ちょっと塩味が濃いが、これもビールの友だね! -
ホテルから大東海と反対側の橋を渡り暫し歩く。
さしたる目的もなくぶらぶらと人の流れに沿って10分程度歩くと三亜の市場に行き着いた。 -
三亜最大(おそらく)の果物市場であった。
色とりどりの南国の果物が並ぶ。
勿論、値段もそこらで買うよりずっと安い! -
タロ芋も海南島で良く食べられている食材だ。
素朴な味はおやつには最適だね。 -
果物は量り売りが基本ルール。
マンゴが一番のお勧めだが、小ぶりなみかんも甘くて美味しい。 -
市場で買い物した後はタクシーに乗り三亜湾ビーチに向かう。
後でわかったのだが、ホテル前の公共バスに乗れば1元で行くことができる。 -
セレブ度数でいえば
●亜龍湾>>大東海>三亜湾
となるだろう。
三亜湾ビーチは外国人観光客がぐっと少なくなる様子だが海と砂浜は充分に美しいと思う。
ビーチ沿いには多くのマンションが並んでいる。
マンションの部屋を借りて滞在すれば安く済みそうだね。 -
ビーチでいちゃつくカップル・・
今日はクリスマスだからね! -
12月25日(木)。
海南島滞在も今日で最後となる。
最後のリゾート思い出を!と西島へ向かった。 -
この日もあいにくの曇り空であったが、西島は天気に恵まれれば最高のリゾート地だ。
とはいえ、マリンスポーツには目もくれずレストランで一息・・ -
海南島から小型船で30分程度の西島。
さすがに透明度が高く綺麗な海だ。 -
最高のビーチの目の前で海鮮料理をつまみにビールを飲む。
ちょっと塩味が強い簡単な料理だが、ビールがあればこれもよしだ! -
亜龍湾の高級ホテルに滞在するよりは西島で一日ゆっくり過ごすことをお勧めしたい。
アクティブ派にはダイビングもある。 -
今回の三亜旅行の唯一の汚点は夜のクルージング。
三亜湾ビーチにいた際に誘われて参加した。
「きらめく三亜湾の夜景を満喫しよう〜」
みたいな宣伝文句だったのだが・・・ -
さしたる夜景もなく夜の三亜湾は寒くて暗かった・・・
-
他の乗客は何をしているかといえば客室内でビール(飲み放題)を飲んでどんちゃん騒ぎ・・
あげくは大カラオケ大会&ディスコタイム(とほほ)。
どうやら夜景などどうでもよく100元/2時間飲み放題のビアホールが正体であった!
外国人観光客は間違っても乗ってはいけない!
おそらく中国人のこのノリにはついていけないだろう。
降りたくても2時間は我慢するしかないからね! -
さてさて「三亜鴻洲埃徳瑞度假ホテル」は設備は大満足なのだが、フロントのサービスレベルは駄目駄目だった。
●チェックイン時
「貴方の名前はありません!」
「いやいや、予約あるだろ!もう一度調べてくれよ!」
ここであからさまな面倒な顔・・・
予約番号で検索させてなんとか解決・・名前の登録時のミスであったようだ。
●25日の夕食時
「今日はホテルのサービスディナーがあるはずだ!」
「・・・」
「いやいや、これを見てくれよ!」と予約確認書を渡す。
「サービスディナーは24日ならあったけど、今日はないです!」
「25日って書いてあるやろ!何とかしろよ!」
「・・・」
その後の粘り強い交渉でなんとか25日の中華レストランでの食事サービスをゲット!
ところがこのホテルの中華レストランのサービス海鮮メニューはとんでもなく豪華であった。
まずは高級食材なまこ料理! -
こちらは初体験の蠍のスープ。
まあ、決して旨いわけではないが精力はつきそうだ・・ -
そして上海蟹♪
この他にも蒸しアワビ、野菜炒め、炒飯、フルーツまでの豪華な晩餐であった。
あとで値段聞いたら700元だとか・・
サービスどころか宿泊代より高いじゃないか?!
おそらく担当者の伝達ミスであろう。
嫌な思いもしたのだが結果としては得した気分♪
中国では諦めずに交渉することが何よりだね! -
12月26日(金)。
午前7時30分に空港へ向かう。
三亜滞在はあっという間に終わってしまった。
三亜を去るときにはいつも寂しさがこみあげる。
魔法が解けてしまったような気分だ・・
非日常の時が終わり、慌しい日常の時が戻ってくる。
おまけに冬の寒さが戻ってくる・・ -
12月26日(金)
正午過ぎにCZ6753便で上海浦東空港へ戻る。
しまっていたコートを取り出し着込む。
寒い・・・寒いよ〜!
空気が悪い・・・
渋滞・・うざい!
この後は上海駅近くの新梅華東ホテルにチェックインするわけだが、この後の話は別の旅行記で!
旅はまだまだ続く・・・
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この旅行記へのコメント (2)
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- げっぴーさん 2009/02/03 09:11:26
- 初めまして!
- あしあとから訪問させていただきました。
すると・・・
私も行ったことのある海南島。
でも撮った写真が素晴らしくて違う場所なんではないか?と目を疑いました。
本当にキレイな写真です☆
お答えしたくなければ答えなくて結構です。
カメラって何をお使いですか?
撮るときのコツなんかはありますか?
心癒されて帰ります。
また遊びに来ますね〜
- TOMIKENさん からの返信 2009/02/03 09:31:46
- RE: 初めまして!
- げっぴーさん はじめまして。
書込みありがとうございます!
ご家族での楽しい海南島旅行記は何度か拝見させていただきましたよ。
私は三亜好きで3年連続で旅行しています。
とりたてて、たいした観光スポットがあるわけではないんですが
なぜか惹かれるんですよね〜
写真はほとんどペンタックスのk-mで撮影しています。
軽くて小さいし中級機にも負けないお値打ちカメラですよ♪
ニコンのD300も持参したのですが出番がほとんどなくなりました(かな〜り重いので・・)。
まだまだ「カメラ好きの写真下手」の私です。
おまけに最近は曇り男で青空にもめぐまれず・・・
事後に画像ソフトでいじくりまわしてなんとか皆さんにお見せできるレベルにしているだけですよ(笑
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