紅葉に色づく氷川神社

2008/11/29 - 2008/11/29

家から近くて紅葉の見所といったら大宮氷川神社です。
天気が良いと家でじっとしていられず、とりあえず車を走らせ大宮方面へ。そういえば夏に訪れた時に紅葉していたら綺麗だろうな、と思っていた氷川神社があったので、そのまま中へ。

神社の中はいつも大勢の参拝客で賑わっています。ここ大宮氷川神社は初詣に訪れる人の数も全国トップ１０に入るほどの場所です。
私は初詣はいつも川越の喜多院ですが、今年はどこに行こうかな。
そんな大勢の初詣客が来る前は紅葉を見に来ている人も沢山いました。

中はもみじ、銀杏などの木々が美しく紅葉しており、隣に併設されている公園内の紅葉も見事でした。

エリア 大宮(埼玉)

大宮の氷川神社は初詣に来る人の数が全国でもトップ１０に入るほどで、この近くに住む人の憩いの場所ともなっています。

今年２００８年はパワースポットなるものが流行して、若い方でもこうした寺社を訪れる事が多くなったと思います。

私も（若くは無いですが）その1人、こうした場所に来ると力をもらえるような気がする1人です。

今日は良く晴れ渡った空に、境内の真っ赤に色づいた木々をカメラに収めようと、三脚片手に歩いている人と良くすれ違います。

氷川神社内はいたるところで修復作業のようなものが行われていて来る初詣に備えているかのようです。

この日は空は青く澄み渡っていて、振袖姿のような人も良くすれ違います。真っ赤な建物の色が青空によく映えています。

特にもみじと門を一緒に写すことが出来るこの場所にはカメラを持った人が沢山いました。

枯れて落ちたもみじの葉が静かに眠っています。

空は木々の葉に覆われている場所、一筋の太陽の光が差し込んできていて、そこだけスポットライトを浴びたように風景に浮かんでいます。

そこから併設されている大宮公園側に移動しました。大宮公園はもともとは元神社の領地だった場所だそうです。

大宮氷川神社といえば、通常は武蔵一宮氷川神社と呼ばれていて、その歴史は２４００年以上も前にさかのぼるそうです。

祀られているのは、
　須佐之男命（すさのおのみこと）
　稲田姫命（いなだひめのみこと）
　大己貴命（おおなむちのみこと）
だそうです。

特にスサノオノミコトはその名前を一度は聞いた事があるかもしれません。

そんな氷川神社は一年中色々な祭事が執り行われており、訪れる人の数も絶える事がありません。

ちなみに大宮（今はさいたま市ですが）という名称はもともと「大いなる宮居」というところからきているものです。

大宮公園側の日本庭園にはとても素晴らしいもみじの紅葉がありました。

ここは凄いです。三脚がずらっと並んでいて、中央の池の周りにはカメラを持った人だらけでした。

巨大なもみじの木から落ちてくる力を失ってひらひらと落ちてくる葉が中央の池に落ちる瞬間なんかを狙ってじっとしています。

大宮公園を覆っている巨木の隙間から下りてくる陽の光が美しいもみじを照らしています。

今日は三脚を持ってくるのをわすれてしまいましたので、なかなか手持ちで、暗い場所では難しいです。

もみじが多いのですが、それ以外にも銀杏などもあって、地面は落ち葉で覆い尽くされています。

こんな風に降り積もる雪のように落ちた銀杏の葉が、時おり強く吹く風にバーっと舞っています。

ここ氷川神社では５月に薪能も行われており、大宮に住んでいながらまだ見たことありませんが、一度見てみたいです。

真っ赤に燃える紅葉の時期もそろそろ終わりに近づいてきました。まもなく寒い寒い冬がやってきます。

今年の冬は厳しい寒さか、それとも暖冬か、いずれにしても寒いことには変わりないです。花が咲く春を待つ日々が続きます。